島が燃えた日
人口2万6千人の島で、1万5千人の住民が大決起集会。すごいですね~。徳之島では6割の島民が米軍基地はいらないと集まりました。さしずめ池田でいうなら6万人の総決起集会ということになります。
経済振興策という名のアメはいらない平和で豊かな自然を守りたい…が島民の願いです。
徳之島集会の決議文の中にも、「『地域振興に米軍基地が有効』という声がありますが、この10年間、振興策として600億円も投入されてきた名護市では、逆に市債残高が増加し、失業率の増加、法人税の減収など市の経済は困難をきたしています」との下りがあります。
さらに、「島の自然も文化も、太古の昔から、先祖からの預かり物、傷つけず未来の子どもたちに届けなくてはなりません」~「長寿、子宝、癒しの島に米軍基地はいらない!」「私たちは徳之島への移設を断固として反対します」と。
ところが、鳩山首相は「それも一つの民意だ」としてあきらめていません。アメリカの顔色を伺っても日本人の願いを取り上げないなんてどこの国の総理でしょう。フィリピンのように基地はいらないとキッパリアメリカに伝えるべきなのに…。徳之島の人たちは「政府が断念するまで闘うと強く決意を固め合いました。
アメリカ人将校の話でも、米軍は日本を守りに沖縄(基地)に行っているのではないとはっきり言っています。それどころか安保条約の名の下に、毎年アメリカの赤字国債を買わされているそうです。すでに700兆円を超えているとのこと。このお金を使えば環境破壊ではなく、島の自然を生かした真の振興策が出来るのではないでしょうか。