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藤原みち子の活動日記

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孤軍奮闘

 20103月5日(金)晴れ

 数日前のNHKスペシャルはあの「年越し派遣村」村長の湯浅誠さんの、「権力の懐に飛び込んだ男、100日間の戦い」でした。

 湯浅さんは、自立生活サポートセンター・もやいの事務局長であり反貧困ネットワーク事務局長ですが、新政権が困窮者対策にと内閣府参与・緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長として迎え入れたことは記憶に新しいところです。

 2月に辞意を表明しておられましたが、3月5日に菅直人副総理が受理したとのことです。

 NHKがその100日間を追いました。派遣切りなど職場を追われた人たちをどう救い自立にむけた支援をしていくか…。

 ワンストップサービスや公設派遣村を立ち上げようとしますが、担当者同士でやり取りしてもちっともうまくいかない。ワンストップサービスに手を挙げる自治体が無い…手を挙げれば自分の自治体に集中してくるのではないかと思って、みんなが様子を見ていました。となりの自治体が手を挙げると聞いてやっとそれならと協力する。そんな様子を見ていてもどかしさを感じる湯浅さん。

 公設派遣村を実施しようと思っても、場所を決めるだけでも縦割りの難しさがあります。施設側は色々理由をつけて貨したくない様子がみえみえです。直接交渉し、一つずつ困難を解決してやっと場所を確保しますが、宣伝をして路頭に迷う人が殺到したら定員をオーバーしてしまうからと出来るだけ知らさないようにする担当者。

 入村して相談体制をとっても調査どまりで支援策を出さず、働く場所が欲しいのにちっとも具体的に前に進まない。このままでは派遣村の期限が来てしまったらまた路上に放り出されると不安で一杯の村民。

 湯浅さんは、具体的な相談の仕方まで見本を見せて職員を指導しなければならない。「(職員は)当事者の立場に立てない」とのつぶやきに、お役所体質を見た思いです。

 「政府の中にいても出来ないことがある」 「(提案しても)先に、出来ないだろうと思っている」…など政府の姿にいらだっている様子が伺え、孤軍奮闘という感じでした。

 しかし湯浅さんを政府内に迎え入れなければならないほど、雇用情勢の悪化は止まらない、しかし根本的には企業にものを言えないため目先の手当てに終わってしまう政府の限界も見えてきました。

 政府も官僚も、国民の目線には立ち切れないようです。
by michiko_fujiwara | 2010-03-06 00:59

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara