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藤原みち子の活動日記

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高齢者は4年も待てません!

 2010年2月5日(金)晴れ
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 大阪市内で、「いますぐやめて!後期高齢者医療制度即時廃止へ再スタート集会」(やめてんか!後期高齢者医療おおさか総行動実行委員会主催)が開かれました。

 社保協の寺内事務局長が、後期高齢者医療制度をめぐる情勢報告を行い、広域連合議員である北山大阪市議が広域連合議会の報告を行いました。

 2009年12月末現在、大阪の後期高齢者人口は772,925人で毎月2000人ベースで後期高齢者医療制度に追い込まれる人が増えています。2年単位の事業ですから、今年4月に2010年度、2011年度分の保険料が新たに決まります。大阪の保険料は最終案で見ると、現行の均等割額47,415円が49,036円に1621円上がります。さらに所得割は現行8、68%から9、34%へ0、66%上がります。

 結果、一人当たり平均保険料は、現行の76,833円から80,728円へと3,895円(5、07%)上がることになりそうです。

 国民の大きな反対運動の下、低所得者に対する軽減策をとりましたが、当面、9割、8、5割、5割、2割の軽減は2010年度も継続される予定です。サラリーマンの扶養家族で保険料がかからなかった人たちへの5割軽減も継続。しかし、所得割のかからない高齢者が多く57、3%が軽減を受けており、その分、中・高額所得者は大きな値上げになることが予測されます。

 1月12日の日経新聞によると、「高齢者医療、65歳以上は国保に加入 厚労省が新制度素案」と報道し、その内容は、65歳以上は原則として、自営業者や無職の人が加入する国民健康保険に加入するが、現役世代とは別勘定とし、医療の実態に合わせ、応分の負担を求める。保険料率は都道府県単位で決める。2013年度の創設をめざすというものでした。

 これで見ると、高齢者のくくりを75歳から65歳に引き下げ、別勘定で計算する、都道府県単位でとなると後期高齢者と全く同じ考え方で年齢を65歳に引き下げるだけのように見えます。(被害はさらに拡がる?)

 年齢で差別することも、医療費のかかる高齢者だけを別枠にすることも、自治体から切り離した広域連合にするということも大きな問題があるからこそ後期高齢者医療制度をいますぐ廃止せよと決議をあげたはずなのに、形だけ国保に加入させても根本問題は何一つ解決されないままという気がします。

 やはり即時廃止しかないと、国民的大運動を起こすため、あらゆる地域・団体で学習会を行い、署名宣伝行動を行うこと、各政党への働きかけ、自治体、老人会への働きかけを行おうと申し合わせを確認しました。
by michiko_fujiwara | 2010-02-05 23:59 | 医療・検診

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara