朝日新聞で「清水ただし」さんのことが…!
第25回日本共産党大会が今日終わりました。赤旗新聞には連日その模様が報じられていますが、今日は朝日新聞(5面)にも記事が出ていました。
「共産、党大会も柔軟路線」「米国と真の友好を」「業界団体出席」といった見出しの一つに「元漫才師『報告』」とありました。
そうです。夏の参院大阪選挙区でお世話になる「清水ただし」さんのことが書かれていました。
「党員たちの報告も多彩だ。参院大阪選挙区に立つ清水忠史・大阪市議は青い法被、濃紺の前掛け、短髪に鉢巻姿で登壇。松竹芸能の元漫才師で、阪神大震災のボランティアをしている時に勧められ、党員になった。『この格好でスーパー前で毎日演説し、人気者になってます。ホンマのスーパースターですわぁ』。プロの『しゃべくり』で会場は爆笑に包まれた。」と紹介されています。
会場で全国デビュー・マスコミデビューですね。
記事には来賓が目新しくなったとも書かれています。経済同友会の品川正治氏、全国農業協同組合中央会の富士重夫専務理事など、どちらも団体として共産党を支持したわけではないが、ともに長年自民党を支えた有力団体だ…と。
共産党が柔軟路線に変わったかのように書かれていますが、共産党の政策が変わったのではなく、景気の悪化を促進し、農業も中小業者も切り捨ててきた自民党政治に危機を感じ、見回してみたら共産党の政策が自分たちのめざす方向と同じだったことに気がついたということではないでしょうか。
昨年の総選挙では、まずは自民・公明政治を変えたいと民主党を選んだ方が多かったわけですが、支持率の低下に表れているように、期待はずれの部分も見えて来ています。
今度は、品川氏のように「もはや反共の時代ではない」、富士氏のように「めざす方向は同じ」と、共産党の方針を知っていただき、この党を大きくしていただくことが政治を庶民のものに取り戻す次の一歩となります。
そういう意味では、マスコミも自民か民主ではなく一つひとつの政策を平等に伝えて欲しいものです。