クレヨンしんちゃん 作者か?
11日に「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人さん(51)が11日、家族に「荒船山(標高1423メートル)に登る」と言って出かけたまま行方が分からなくなっていましたが、臼井さんの可能性のある男性の遺体が荒船山の艫岩(ともいわ)の下で確認されたとのニュース。
男性が倒れていたのは群馬県側にある艫岩の絶壁の真下約100メートルの地点。遺体は損傷が激しく、衣服も脱げており、身元を特定するような所持品は見当たらなかったとのこと。絶壁で足場が悪いため、遺体を収容できず、20日午前に収容作業を再開するそうです。
明日にならなければ臼井さんかどうかは確認できませんが、事故だったのか自殺だったのかまた色々な憶測が飛びそうですね。
書きダメをしていたらしいとの話は聞いていますが、「しんちゃん」ファンにとっては残念な結果となったようです。
さて、話は変わりますが、経済協力開発機構(OECD)は、日本の労働者の貧困が先進国の中でも深刻な水準にあると警告しました。
日本では以前からワーキングプア(働く貧困層)が貧困層の80%以上を占めていたと指摘しています。また、日本は職についている人が最低1人はいるという家計のなかで11%が貧困と指摘されています。これはトルコ、メキシコ、ポーランド、米国に次いで5番目の高さ。そして、日本の税と所得再分配制度は、「労働者の貧困緩和にはほとんど成果をあげていない」と述べています。
OECDの分析は、日本の労働者の貧困が「非正規労働者の割合の高さ」にあるとしています。
その要因となっている労働者派遣法抜本改正や最低賃金の引き上げは待ったなしです。一日も早い改正が求められます。