仮算定通知が届いたけれど…。
新年度がはじまり、年金納付額の案内や後期高齢者医療保険料や介護保険料の仮算定通知が届いています。
昨年、事業を廃業し保険料の減免を受けておられた方が、また高い保険料になって通知が来たと相談に来られました。 本算定は7月に行われ、今年申告をした平成20年度の所得で21年度の保険料が計算されますが、4月から8月までの年金天引きを行うため、前年度(19年)の所得で仮の保険料計算をし、7月の本算定で清算される事になります。
このかたの今年の年金通知を見ると4月の年金額約14万円(2か月分)から、後期高齢者の保険料約21000円、介護保険料約27000円を天引きし、手元に入金されるのは約9万円と書かれていました。
保険料はしっかり天引きして、生活費は2ヶ月で9万円と3分の2しか残らない中でやりくりしなさいということです。 年金天引きとは本当に情け容赦のない制度です。
たとえ7月に清算されても、今の生活が大変なので年金天引きをとめて欲しいと窓口へ相談にいきましたが、特別徴収をストップさせるには2ヵ月半かかるとのこと、今手続きしても8月分しか止められないということが分かりました。
この方の場合は息子さん、娘さんの援助を受けて何とか辛抱しますと言っておられましたが、身寄りの無い方だととても大変です。もっと柔軟な減免制度など救済策が求められます。
昨日は、年金者組合池田支部に女性の会が発足し「つどい」が開かれました。
女性の集会らしく、壇上には会員さんの生け花が会場に花を添えていました。「なぜ女性の会か」、女性の年金が少なすぎること、女性のほうが長生きすること、女性は好奇心旺盛で食べたり楽しいことが大好き、仲間づくりもいっぱい出来ると、女性らしい活動が求められており、「楽しみ7分、活動3分」と気負わず楽しく活動をしていこうと発足されました。
老後一人暮らしの女性が多く、高齢期の女性の豊かな暮らしと生きがいを守るために自立できる年金制度が急がれます。女性の年金の底上げを目指す活動、孤独死をなくしお互い交流を深めることなど方針も決められました。
後半は、詩吟あり語り聞かせ「天満のトラやん」ありフラダンス、うたごえ、ゲームなど結構盛り上がっていましたよ。 元気な女性の会のスタートでした。