カナダの話ですが…。
カナダの財務相は、経費節減策の一環として、年間2,600万カナダドル(約20億円)にのぼる政党助成金の廃止を提案しました。11月27日の下院で演説の中での話です。
財務相は「カナダ国民は、自分で自らの経費を支払っている。政党も自らの経費を自分で支払うべきであり、納税者の金を使うべきではない」と述べたそうです。
ただし、与党・保守党が単独過半数には達していないため、野党の一部が賛成しなければ議会を通過しないのですが、しかし、国民のくらしを預かる政府としては当然の提案です。
南米のボリビアに続き、カナダの話…でした。
日本は、国民がどんなに困難に陥ろうと、自分の取り分は減らさないという情けない政治家が多いようです。日本共産党以外はどの政党も受け取っており、受け取り拒否をしている共産党の分まで分け取っているんです。そして、それが政治の中枢にいることが悲劇です。
契約中の派遣社員や期間社員の首まで切って、この寒空に放り出しても、自分たちの利益を守る大企業と同じですね。最もその大企業から献金も貰っていたんでした。政党助成金と引きかえに企業献金は受け取らないはずでしたが…。