さようなら 堀辺さん
池田の日本共産党市会議員団の礎を築いたお一人、堀辺邦夫さんが昨日亡くなられました。吹田市桃山台の千里会館でお通夜がありました。明日は12時より告別式です。
民主商工会の事務局長を経て市会議員になられたところは私と同じですが、堀辺さんは30歳から9期36年間、人生の半分近く議員生活を続けてこられました。
垣田議員が「お別れの言葉」を述べました。「市会議員は市民から選ばれて議会に出ているのだから、議会活動は何があっても最優先、親の死に目に合えない事もある」といっておられた言葉は堀辺語録となっていること。1小学校区、1公立保育所、1公立幼稚園や、いち早く下水道の完備をしたことなど、市民運動との共同で実現してきたこと、五月山の緑と猪名川の清流を守って闘ってきたこと等紹介され、今はそれらが一つひとつ破壊されつつある厳しい時代、私たちはそれらを守るために頑張っていきたい、と堀辺さんに語り掛けました。
いのこの里の職員の方達からは、晩年の様子が紹介されました。
息子さんからは、共産党一色だった父親は、初めての海水浴も後援会の行事だったと、「大嫌いで、大好きだった父親」について語ってくださいました。
堀辺さんが好きだったという、「インターナショナル」「ラ、マルセイエーズ」が会場に流れるなど堀辺さんらしいお通夜でした。
折りしも、10月30日同じ日に上田耕一郎元副委員長・元参議院議員が亡くなられました。
今頃は2人で、「今の世の中は…」と語り合っておられるかもしれませんね。お二人とも安らかにお眠り下さい。