<   2014年 04月 ( 23 )   > この月の画像一覧

 2014年4月29日(火)

 国はいよいよ介護保険制度の改悪のため、来年4月からの介護報酬改定に向けて議論を始めました。

 社会保障審議会介護給付費分科会の議論のテーマは、定期巡回・随時型サービス…つまり24時間対応の居宅介護をすることによって施設入所者を締め出す方向です。すでに要介護3以上でなければ特養などの施設には入れない方針を明らかにしていますが、その受け皿として考えているのが自宅で24時間訪問介護を出来るようにすることです。

 しかし真夜中まで働いてくれるヘルパーさんを毎日確保できる事業所はほとんどなく、施設のようにいつでも介護士さんがそばにいて対応するようなわけにはいきません。受け皿もないうえに短時間の細切れ訪問で十分な介護サービスができなくなる恐れもあります。

 また、介護サービスの支給限度基準額や特養入所者に対する補足給付の基準費用額の検討もテーマとして掲げており、より一層自己負担を強いる方向です。さらに、介護療養型医療施設の廃止方針、在宅復帰率などさまざまな角度から「施設から在宅へ」を進めようとしています。

 政府の認知症政策のモデル事業が今年度から任意事業となることで、国からのバックアップが受けられるのかどうか自治体としても不安材料の一つです。

 今年は、各自治体ともに来年度から向こう3年間の事業計画を策定する年ですが、要支援1~2へのサービスを保険制度から切り離し自治体任せにしようとするなど、これまで同様のサービスを実施することができるかどうか気になるところです。国が介護報酬・医療報酬を見直し、圧力をかけてくる中で、どれだけ初期対応で悪化を防げるかという重要な部分をキープできるかが問われます。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-30 01:07 | 福祉・社会保障

 2014年4月27日(日)
                          c0133422_152377.jpg
 今日は喫茶店をお借りし、ミニ市政報告会。

 議会の後はいつもお借りし、ご近所の方と政治談議。今の政治状況は日々のニュースでみなさんのほうがよく知っているくらい。「海上自衛隊のいじめ裁判で隠ぺい体質が内部告発で明らかになりましたが、秘密保護法がなくてもこれだから法案が施行されたら堂々と隠すだろう、内部告発など許されないだろう」「戦争に行かないやつこそ戦争したがる」「認c0133422_161675.jpg知症の夫が電車にはねられた件も、家族への補償を求めた裁判はひどい」「豊中の社協の人の話がTVに出ている(サイレントプア)」などなど。

 身近な問題では「阪急バスの減便で困っているが八王寺は1日2便しか来なくて大変らしい」「ダイハツのほうへ回るようになったが1人か2人しか乗っていない」「福祉バスで病院に行こうと思ったがあちこち回るのでとても時間がかかる」など交通の便が悪いとの意見もたくさん出されました。

 「近くの介護施設がつぶされて住宅が3軒建つらしい、あの施設はどこへ行ったのだろう」「特養などの待機者はどのくらいいるのか」「最近は病院も長いことおいてもらえずすぐ退院の話をされる」「喫茶店の前の道がつぎはぎで転びそうになる、年を取るとあかんな~議員さんなんとか道路を整備してもらいたい」などなど話は尽きずあっという間の2時間でした。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-28 01:08 | 議会報告

 2014年4月25日(金)

 JR宝塚線(福知山線)の脱線事故から早くも9年。追悼慰霊式が行われたとのニュースをみて時の流れの速さに驚いています。でもかけがえのない命を奪われたご家族にとっては止まったままかもしれませんね。
 
 数分の遅れを取り戻すために、スピードを上げたままカーブを曲がり切れずマンションに激突したあの衝撃的なシーンは今でも思い出されます。乗客106人と運転士が亡くなり563人が負傷する大事故の背景には、わずかな時間の遅れも許さないJRの体質も明らかとなりました。

 飛行機のパイロットなら少しの体調の変化があっても乗務できないと聞いていますが、多くの乗客の命を預かる乗り物ですから当然のことでしょう。JRの運転士にはそういったチェックがなく、厳しい「教育」という形でのパワハラが、遅れてはいけないという強迫観念に追い込まれ、「安全」を二の次にしてしまったといえます。

 日本ほど時間に正確な乗り物はないとよく言われますが、分刻みのダイヤをこなすなんて考えてみたらすごいことですね。それだけ緊張感もストレスもたまることは十分考えられること。乗務員の体調管理をしつつカバーできるだけの人材確保が求められます。

 今のJR西日本はどのような改善がされたのでしょう。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-26 00:57

2014年4月25日(金)

 2007年に認知症で徘徊中の男性が列車にはねられた事故に対し、JR東海が遺族(妻と息子)に損害賠償を求めていた訴訟の控訴判決が24日名古屋高裁でありました。

 一審の地裁判決では、JRの請求どおり約720万円の支払いを命じていましたが、今回は、遠くに住む長男には監督義務はないこと、JR東海が駅構内にある線路に下りる扉に施錠していなかったことなどを考慮し減額しています。しかし妻の監督責任を認めて約359万円の支払いを命じました。

 私の知人にも老老介護をされていた方がありますが、奥さんも圧迫骨折などで介護認定を受け、身体的には元気な認知症の夫と暮らしておられました。夫婦そろって入所できる施設も見つからず、ヘルパーさんの協力を得て生活をしておられましたが、何度も徘徊をし警察にお世話になる生活に疲れ切っておられました。たとえ元気な妻であっても、24時間夫を見守ることなどできません。認知症の父親を持つ方は、あらゆる扉には鍵をかけ仕事に出ておられましたが、窓の鍵を開け塀を乗り越えて遠くまで徘徊されていました。一人閉じ込められて不安を感じられたのでしょう。

 認知症を患っていても高齢者にも人権があります。閉じ込めざるを得ないような今度の判決は、高齢者の尊厳も人間らしい生活も失われそうなことへの配慮がありません。そうならないように介護の社会化がうたわれ介護保険制度ができたのではないか、家族だけが苦労するのではなく、社会的に支えましょうと…。ところが特養などの施設は足りず待機者は増えるばかり、民間の介護施設は料金が高くて年金では入れない、介護保険料だけでなく利用料負担が重く、家族が面倒見るしかない…そのために職場を去る人もおり、生活に疲れきっているのが介護をする家族の現状です。

 しかも政府は、社会保障制度の改悪で、施設から在宅へ・入院から在宅へと医療・介護ともに自宅で診よとの方向です。施設入所は要介護3以上に制限するといっていますが、今回の方のように認知症で身体的に元気な方は介護度が低くなるような傾向があり、ますます家族の負担は重くなります。そんな中で起こった今回のような悲劇。

 判決は家族の負担への追い討ちとなり高齢者はますます生きづらくなります。これは介護事業所にとっても同様で、介護施設でも高齢者を閉じ込めたり縛りつけたりせぜるを得ないようなことになりはしないか心配です。
 
 介護とは何か、あるべき介護保険制度とは…?
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-25 12:21

 2014年4月24日(木)

 海上自衛隊護衛艦「たちかぜ」の隊員が先輩隊員のいじめ(エアガンで撃たれるなどの暴行や恐喝)によって自殺した事件の判決が出ました。2004年の事件ですが、両親が国といじめた上司に対し、約1億3000万円の損害賠償を求めて高裁に控訴していたものです。

 1審の横浜地裁判決では、いじめと自殺の因果関係を認めたものの、自殺については予見できなかったとして暴行・恐喝の損害賠償分440万円の判決だったようですが、今回は、乗員からの事情聴取などで先輩隊員の行状を調査していれば予見できたと断じています。

 さらに、国が「艦内生活実態アンケート」と聞き取りの文書などいじめの実態を示す資料を「廃棄済み」としていたことも内部告発により調査書があることが明らかとなりました。国や海上自衛隊がこれらの事実を隠蔽しようとしていたことも断罪され、賠償額は1進から大幅に増額され7,330万円の支払いを命じました。

 今でもこのような隠蔽体質を持っている国や自衛隊が、秘密保護法のもとで内部告発を許さず公然と秘密にしてしまうことが予測されます。

 時あたかも、アメリカからオバマ大統領が来日し、集団的自衛権の問題やTPPの問題が会談の議題に上っているようですが、どのような内容でサインしようとしているのか…?首相たる者、国民の自由を奪うような結論は決して許せません。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-24 11:44

一件落着

 2014年4月22日(火)

 先日の市政報告会でごみに関する要望がいくつか出されました。

 「他人の家の前にごみを置くのは気を使う。隣の方も高齢でごみを持っていくのも大変」との声を届けて担当部署と相談しました。これまでは、家の前の道が狭くパッカー車も入れませんでしたから車の入れるぎりぎりの家の前が集積場となっていました。でも最近向かいの家がマンションに建替えられ、道幅が広がったため車が入れるのではないかと調べてもらうと、一ヶ所狭い箇所があり通り抜けることは出来ないけれど、市道になっているし、Uターンできる場所があるので各戸収集出来ると連絡がありました。すばやい対応に感謝です。

 池田市は、集合住宅以外は原則各戸収集をしています。ただし、私道や車の通れない狭い道、行き止りの道は収集車が入れないため、入り口の道路にまとめて置くことになり、カラスによる散乱もありごみ置き場となるお家に気を使うことになります。特にお勤めをされている方は帰宅が遅いため気を使われることになり、行き止りの住宅の方から各戸収集への要望がよく出されます。

 今回は車のターンが可能だったため実現しましたが、高齢世帯にとっては「ごみ出し」も大変です。介護保険制度の改悪で要支援の家事援助が使えなくなったりするともっと困る方が出てくるかもしれませんね。

 また、「ゴミ袋が小さくなったのではないか」との疑問についても、ゴミ袋を比べてみましたが大きさは変わらずどちらかというとカットのスタイルが変わったためにほんの少し大きめでした。ただし取っ手の部分が短くなったためペール缶などには掛かりにくくなったかも知れません。材質は以前より強化されているそうですが、弾力性はなくなったようですから、ぎゅうぎゅう詰めで伸びることは無さそうです。ただ前の袋は伸びる限界点が来ると縦に裂けることがあったようですから、使う人によってどちらが良いのか難しいところですね。

 ともあれ、収集については一件落着です。
 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-23 00:27 | 生活相談

 2014年4月21日(月)
                                    c0133422_1262872.jpg
 自治会の回覧板に「防犯おおさか」が綴じられており、平成25年度の犯罪発生状況が出ていました。

 大阪府内の刑法犯認知件数は、157,951件(対前年比10,985件・約7.5%増)で東京の162,557件に次ぐ全国2番目の多さです。当然人口の多い大都市の件数が多いのはわかりますが、個別に見ると、街頭犯罪7手口のうち、引ったくり・1473件、路上強盗・201件、オートバイ盗・6,660件、車上狙い・13,442件、部品狙い・8,356件の5手口と、強制わいせつ・1367件が全国1位の件数です。

 街頭犯罪のうち圧倒的に多いのは自転車盗ですが、大阪・41,191件に対し東京が50,859件と多かったために東京1位、大阪2位、愛知3位という結果になっています。自転車盗と自動車盗以外はすべて大阪が1位であることを考えれば、いかに大阪の治安が悪いかということになります。その背景には大阪の経済情勢が全国の中でも非常に悪いことが関係しているのではないかと思われます。

 自主防犯活動を強めることはもちろんのことですが、犯罪に陥らないようにする対策が求められます。働いても働いても貧困から抜け出せないような不安定雇用、ワーキングプア、疾病、人を競争に追いやる教育や働かせ方を見直し、誰もが安定した暮らしが出来るようにすることで犯罪件数は大幅に減らせるのではないでしょうか
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-22 01:32

 2014年4月20日(日)
                                   c0133422_1204695.jpg                          
 3月議会の市政報告会を開きました。

 予算の総額、代表質問の内容、平成25年度の補正予算の使い道、予算の主な内容を報告。

 参加者からは、自分の場合国保料は幾らぐらいになるのか、後期高齢者の保険証が届いたが保険料はどうなるのかといった質問やゴミの指定袋が小さくなったのではないか30リットル入の袋が以前はペール缶の淵にかかっていたのに今は一回り小さくてかからなくなったし、破れやすくなったとか袋の代金は何に使われているのか、他人の前にゴミ袋を置くのは気を使うので各戸収集にできないのかといったゴミに関する意見も多く出されました。

 また、共同利用施設の机が重くて出し入れが大変、なんとかならないのかといった声、児童遊園などはあちこちあるが、夏場の厚さから避難できるような涼しくて高齢者の憩える公園が欲しい、高架下の公園は日除けはできるがタバコの吸殻など放置され汚い・・・どこが管理しているのか?といった要望。池田市のホームページは他の自治体より分かりにくい、必要なものが出てこない、改善すべきではないかとの意見も…。

 さらには財産区の予算は墓地や会館の修繕に使われているが、もっとみんなのために使い道を考えてはどうか。池田市には応神天皇のころ、大陸からくれはとり(呉織)・あやはとり(漢織)の2人の織り姫がこの地に渡り、織物や染色の技術を伝えたという伝承があるが、それを活用したものは考えられないか、大学を誘致してはどうかなどなど多種多様な意見・要望が出されました。

 消費税増税、社会保障の改悪、労働者派遣法の改悪、教育への政治の介入、加えて集団的自衛権の行使、TPP問題など国民の命や暮らし破壊の国の悪政からどのように住民を守るのか、防波堤になりうるのか安心して暮らせるまちづくりが自治体に問われています。

 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-21 01:19 | 議員活動

 2014年4月17日(木)

 つい先日、安倍政権は原発を重要なベースロード電源とすると発表したばかりですが、昨日の朝日新聞によると、関西電力が、今夏の電力の供給余力について、最低限必要な3%を確保する計画を固めたとの記事。関電としては、初めて「原発ゼロ」の見込みで夏を迎えることになります。

 結局関電は、この夏のために最新鋭火力の姫路第二発電所の稼働を進めるとのこと。運転中の1~4号機(夏場の出力計172万Kw)に加え、5月に試運転を始める5号機(同43万Kw)も夏の計画に織り込む予定です。古くなって廃止した火力を差し引いても、昨夏より計約170万Kwの供給力を積み増せるとして、昨夏のような節電を求めなくとも夏を過ごせると判断したようです。

 昨年9月に大飯原発3、4号機(出力計236万Kw)が定期点検で止まり、今夏の再稼働は厳しいため対応をとったようですが、この間国民の節電意識も手伝って原発なしでやってこれたのだから、さっさと再稼働は諦めて自然エネルギーにシフトを変えればいいのに…。ひとたび事故が起きれば収拾できないことが明らかになっているにも関わらず再稼働を諦めない関電と政府。福島の事故は何の教訓にもなっていないのか((`Δ´)!

c0133422_17504220.jpg

[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-17 17:53 | 原発・平和問題

傷害年金と傷病年金

 2014年4月14日(火)

 通勤途上の交通事故で、労災の休業保障を受けながら入院治療中のかたが1年半を過ぎたため、医師の診断書を求められています。

 一度は労災打ちきりで傷害年金の手続きをするよう言ってきましたが、まだ治療が必要と判断され継続されてきました。ところが、今度は治療が必要な人には傷害年金ではなく、傷病年金の対象になるかも知れないし、今後打ちきり後のアフターケアではすまない重い傷病で治療を続けるばあい毎年診断書が必要になるそうです。

 一定期間治療が終われば労災打ちきりとされ傷害認定に向かうのだと思っていましたが、治療を続けながら受けられる傷病認定というのがあるんですね…勉強になりました。

 しかも、受けられるならば通常の傷害厚生年金を申請せよとのこと。ただし二重に年金をうけることは駄目のようで、その場合負担割合に応じて労災の減額が行われるそうです。これも他方活用の原則か?
[PR]
by michiko_fujiwara | 2014-04-15 23:51 | 生活相談