<   2012年 03月 ( 29 )   > この月の画像一覧

 2012年3月30日(金)

 昨日の本会議で3月議会が終わりました。

 冒頭、「北朝鮮の「ロケット」発射計画の中止を求める決議」を全会一致で採択。

 日本共産党はその他6本の意見書を提出しましたが、すべての議案終了後に「こころの健康基本法の法制化を求める意見書(案)」を全会一致で採択しました。

 提出した意見書は他に「社会保障・税一体改革」の中止を求める意見書(案)、衆議院比例定数80削減に反対する意見書(案)、TPP(環太平洋連携協定)に参加しないことを求める意見書(案)、障害者総合福祉法(仮称)の早期制定を求める意見書(案)、働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)の実現を求める意見書(案)の5本。

 「こころの健康基本法の法制化を求める意見書(案)」とTPP(環太平洋連携協定)に参加しないことを求める意見書(案)、働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)の実現を求める意見書(案)については、議会に意見書採択の要望が出され、それを受けて、日本共産党が成文化したものです。

 午後3時過ぎには、「学校施設再編整備計画の白紙撤回を求める請願」(12件の請願・陳情と推進を求める陳情2件)の採択を求める市民が詰め掛ける中で討論が行われました。

 賛成討論は我が党の難波進議員。施設一体型小中一貫校を実施している東京の品川区では、5年生が落ち着かず、中学にあがるときには他の学校に転出し、そのまま残る生徒が2割にも満たない学校も出ているといった具体例をあげ、請願を採択すべきと討論をしました。

 自民同友会と見張り番が反対討論。市民クラブと公明党は討論せず、民主党は委員会で賛成したにもかかわらず、意見表明だけして退場してしまいました。そして同じ会派の2人は反対。結局請願に賛成したのは日本共産党の3人だけで、他の会派は1万5千を超える請願に反対をしてしまいました。

 傍聴していた人は、自民同友会の議員の討論で、1万5千名の署名のうち4千名が他市であり、あたかも無効のような言い方をした発言に、「池田に勤務している人や卒業生もいる。池田の結果は自分の市にも影響すると署名をしてくれた人に何と失礼な発言か」と怒りをあらわにしておられました。

 見張り番の、6・3制が古いかのような発言には、文科省まで批判するのかと野次が飛びました。

 教育委員会がフォーラムで招いた京都東山開晴館でも、フォーラムではいい話ばかりでしたがその実態は、中学生がバスに乗り遅れるし、小学生の面倒を見ない、6年生は中学生がいるため責任感を持たない、運動会は中学生ばかり目だって小学生は面白くないといった実態があるそうです。4・3・2制が6・3制より本当に良いのかまだ検証されていません。
 
 全国的には成功例が見られず、小中一貫校をやろうと言う自治体が無くなりつつあるときに、具体的理由も述べず、あたかも6・3制が古いかのような言い方は、それこそ6・3制を実施している文科省をも批判していることになります。 批判するなら、それなりに調査をしてから発言すべきです。

 池田保育運動連絡会から出された「幼稚園・保育所等、保育の新システム導入に関する陳情」に対する討論も行われ、私が賛成討論に立ちました。子ども子育て新システムの先取り実施は問題が多く慎重にすべきとの内容についての反対はありませんでしたが、「子ども子育て会議」に保育連も保護者代表としてメンバーに入れて欲しいというもので、現在の構成員を見ると公立保育所の保護者が全く入っていないため、構成メンバーに加えることに賛成しました。

 討論内容を聞いて、「会議の構成員に入れてくれと言うてんのか」と初めて陳情の内容を知ったのかと思うような議員の声が聞こえてきました。市民の請願や陳情をきちんと受け止めていないのかとちょっと情けなく思いました。また、これにたいする反対討論は公明党で、あらゆる階層の代表を入れるべきと言いながら、現状のままでよいと反対しました。…だから保育所の保護者も入れれば良いと言ってるんだけど…。

 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-31 00:57 | 議会報告

 2012年3月28日(水)

 明日最終本会議となりますので、討論原稿の仕上げを行いました。

 私は、介護保険の値上げを示す「介護保険条例の一部改正」と「国民健康保険特別会計予算」、「介護保険事業特別会計予算」、「後期高齢者医療事業特別会計予算」の3会計予算の反対討論と、池田保育運動連絡会から出された陳情に対する賛成討論を行います。

 一般会計の反対討論は山元議員が、学校施設再編整備計画に関する請願の賛成討論は難波議員が行います。

 反対討論といえば、昨年8月に行われた池田市議会の議員研修会で、全国市議会議長会法制参事の廣瀬和彦氏が議会の権限について90分間講義されたことを思い出します。

 先生は、監視権・チェック機能をきちんと果たせば、予算を原案通り可決するなどありえない。一つも反対するものがないなんてありえない。議員には眼に見える形で議会の役割、立場を表明する権限があるのだとの話をされましたが、予算・決算の審議をするたび思い出します。

 また、別の研修会では、地方自治体は国会とは違い、首長も議員もともに住民から選出される2元代表制だから、与党・野党という考え方はないのだとの講義もありました。

 同じ話をみんな聞いているはずなのに、池田では、自分たちは与党だと思っておられる議員が多く、どんな議案にも賛成されます。逆に市民が必死であつめた請願署名には、市長でさえ見直しが必要かといったニュアンスで発言しておられてもあっさり反対。

 一体あの研修会はなんだったんだろうと思います。私たち議員は市民の代表ですから、市民の立場に立つと保険料値上げに「はいそうですか」とは言えません。しかし、私たちも全部反対しているのではありません。22議案と8会計に対し、1議案4会計には反対しましたが、その他は賛成しています。もちろん市民代表と言ってもいろんな考えがありますから多様な意見があって当然ですが、なんでも賛成でチェック機能が果たせるのかと疑問を感じます。

 他の自治体では一つひとつ賛否の数が違うようですが、それが当然だと思いますね。…な~んてことを考える今日この頃です。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-28 23:16 | 議会報告

 2012年3月27日(火)

 少し前に、市営住宅に夫婦で入居しておられた方が奥さんを病気でなくされ、「2人で入居の契約だったから出て行かなければならないのではと心配している」と相談がありました。
 担当者に問い合わせますと、「1人になったからと出て行けとは言いません」とのことでした。

 実は、今議会の議案に「池田市営住宅条例の一部改正」があります。

 単身世帯層の入居要件を廃止するという内容です。現在は同居する親族があることが入居の条件になっていますが、公営住宅法の改正により同居親族要件が廃止になったため、池田市の市営住宅も同居親族がいなくても入居申し込みが出来るようにしたようです。

 公営住宅法の改正には、地域内の住宅状況を考慮し入居資格に一定の要件を定めても良いとか、同居親族のあるものを優先しても良いといった弾力的な運用を認めていますが、池田市の場合は「単身世帯層の入居要件を廃止」するということですから、普通に申し込みが出来るということでしょう。単身の方には朗報です。

 冒頭の方のように、入居者の親族に変更があった場合は現行の条例でも、市長が必要と認めれば入居できるとありますから、出て行かなくてはならないという心配はなかったようです。ましてや今回の条例改正が決まれば単身でもOKということですから、収入オーバーなど他の要件に問題がなければ住み続けられそうですね。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-28 01:12 | 議会報告

 2012年3月26日(月)

 先日の文教病院委員会では、「池田市立幼稚園預かり保育条例の一部改正」が審議されました。

 幼稚園の教育時間は通常お昼まで、給食のある日でもだいたい2時頃には終わります。そのあと4時まで預かり保育(延長保育)を利用することが出来ます。それぞれの幼稚園で違いはありますが、常時預かり登録で1ヶ月5,000円、臨時預かりは1回500円で利用できます。

 今回の改正は、この預かり時間を夕方6時まで2時間延長するというものです。利用料はこれまでの倍。常時預かりは月額1万円、臨時預かり1回1,000円になります。この延長時間は臨時職員とアルバイトで保育するそうです。4歳児はお布団を持ち込みお昼寝をし、5歳児は就学前ということで外で遊ばせるのだとか。平成25年度からは夏休みも利用できるようにしたいとのこと。

 市長は、保護者からの要望で教育委員会に延長を申し入れたと言っていましたが、「子ども・子育て会議」での説明などを聞くと、紛れもなく「幼保一体化」の下準備だと思います。保育所の待機児童解消の対策としても考えている様ですから。もちろん幼稚園の保護者からも延長希望は出ていたでしょう。

 倉敷の子ども園を視察した時、幼稚園の子ども(短時間保育児)の保護者の方から夏休みも預かってほしいとの声があがっているとの話を聞きました。いっそどの子も同じように夕方まで預かるほうが、子どもたちも差別感なく安定するかも…。

 しかしこうした話は、現場との相談もなく、トップダウンで決まってから下りてくるといった話を聞いています。いくら臨時職員が保育をすると言っても、同じ園内には担任の先生もいますし、知らぬふりは出来ません。先生方との連携も必要でしょうし、そういった意味でも一定の負担がかかるのですから、もっと現場の意見を聞いてその対策をともに相談しながら具体化に向かうべきだと思いますが…。幼稚園の統廃合然り、小中学校の施設再編整備計画然りです。

 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-26 23:59 | 議会報告

 2012年3月25日(日)

 神田にある教育研究所が、いま引越しの準備で段ボール箱が山積み状態です。

 4月からは城山町の勤労者センターをリニューアルして、研究所と青少年センター機能を兼ね備えた教育センターとして生まれ変わります。

 教育相談、先生方の研修などの拠点となりますが、センターは坂道の途中にありこれまでの平地と比べ徒歩や自転車で行かれる方はちょっと運動量が増えそうです。

 池田は図書館も五月丘にあり坂道を登ります。誰もが通いやすい駅周辺や南部地域に教育・文化施設が少なく残念です。駅前図書館に要望は結構あるのですが…。

 実は公民館の建替え構想があり、図書館機能を備えたいとの話があります。期待するところですが、代表質問のやり取りでは、デリバリー機能のような考えのようでした。本はいろいろ手にしてこそ読む意欲も出てきます。史書の方の援助で視野を広げることもできます。読みたい本を注文し配達するだけではせっかくの図書に親しむ機会が半減するのではないでしょうか。スペースの問題もありますが、本を手にとれる図書室を作って欲しいですね。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-26 00:48 | 議会報告

運命の人

 2012年3月24日(土)
                                  c0133422_1335634.jpg
 昨日からの雨が残る1日、時折あられまでぱらつきました。
 久しぶりに事務所に顔を出すと、裏のお家のさくらんぼの木が一足早く満開になっていました。数ヵ月後には、たわわに実がなるんです。ちょっと楽しみ。

 今年のさくら祭は、4月7~8日(土日)五月山公園で行われるようです。ライトアップで夜桜も楽しめます。まだ街の桜はつぼみが固いようですが、このころには満開になるでしょうか。

 議会準備で見ることが出来ず、取り溜めしていたTVドラマの中の「運命の人」最終回を見ました。原作は沖縄返還にまつわる密約問題を扱った山崎豊子さんの作品、ドキュメンタリーに近い小説です。

 アメリカとの密約を暴こうとして政府権力に逆に犯罪者にされてしまう主人公(新聞記者)が、失意の末にたどり着いた沖縄で命を助けられ、沖縄の苦悩を知ります。権力の力はウソやでっち上げを平気で行い人の人生を狂わせるということを見せつけました。

 沖縄では日常に基地があるが故の理不尽な事件が次々に起きます。
 少女が米兵に暴行されても裁けない、軍用機が小学校に墜落する。米兵の強盗事件。ついに県民が立ち上がります。8万人の決起集会で高校生が発言するシーンをみて、思い出しました。あの時は本土にいる私たちも怒りを共有し、大決起集会に感激したものだと。

 沖縄返還後の今でも、沖縄はアメリカに占領されているも同然で苦しみ続けています。生き恥をさらしてでも沖縄の現実を本土に伝えたいと再びペンを持つ主人公。主人公に係った人たちの人生も大きく変わりました。一方密約の渦中にあった総理大臣は沖縄返還を理由にノーベル平和賞を受賞することになります。

 最後に、アメリカで密約の事実を示す書類が公開され、日本がひた隠しにしていた事実が国民の知るところになりますが、政府はそれでも知らぬ存ぜぬ。

 今も全く同じ状況にある沖縄。政府は沖縄の痛みを取り除くことよりアメリカの顔色が大事。1年ほど前にNHKで「沖縄の密約」と題したドキュメンタリーがありましたが、それを思い出しこのドラマがオーバーラップしました。
 
 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-25 01:33 | ドラマあれこれ

 2012年3月23日(金)

 厚生委員会では、池田保育運動連絡会からの「幼稚園・保育所等、保育の新システム導入に関する陳情書」も審査付託されました。

 陳情の内容は、「子ども・子育て新システム」を池田市で先行的に導入することは、子育て環境が大きく変わり、子どもや保護者を始め多くの市民生活に影響を及ぼすことになる。従って導入には慎重かつ充分な検証と審議をするようにということと、新システムの検討の場となる「子ども子育て会議」のメンバーとして参加させて欲しいというものでした。

 一つ目の、新システムの先行実施は慎重に充分な検証と審議を求める内容については、市長もそのつもりであるとの答弁があり、各委員ともそうすべきとの意見で一致しました。

 しかし、もうひとつの要望である「子ども子育て会議」への構成員としての参加は、私以外現状のままでよいとの意見で、陳情は不採択となりました。

 「子ども子育て会議」の委員は、大学の教授など幼児教育の専門家、公立幼稚園の園長先生、私立幼稚園の経営者、学校園のPTA代表、私立幼稚園の保護者代表、私立保育園の保護者代表、労組代表、なぜかダイハツからも参加があり、一般公募で2名のお母さんの参加といった顔ぶれです。

 私も、2回目の会議を傍聴しましたが、活発な会議内容でそれはそれで良かったのですが、2名の一般公募の方も幼稚園の保護者のようで、肝心の公立保育所の保護者がいないなあと思っていました。

 子育ては、家庭で子育てをする人、幼稚園に行かせる家庭、働きながら子育てをする家庭といろいろです。特に、働きながら保育所に預けている保護者は、長時間子どもを預けることになる保育所が安心できる場所かどうか、保育内容がどうかは気になるところです。

 政府が進めようとしている「新システム」は、認定制度で直接契約、民間会社の参入を認めるなど働き続けることさえ保障されなくなるという、保護者にとっては不安要素が多いものです。だからこそ、そうした話も議論することになる「子ども子育て会議」に参加したいと思うのは当然です。

 幼稚園の保護者は公立私立とも入っているのに、保育所のほうは私立だけで公立を入れないのは偏った構成に思えます。学童保育の保護者がいても良いのではないでしょうか。私は構成員の中に公立保護者会の代表を入れるべきでこの陳情を採択すべきだと述べました。

 市側は、陳情者が公募に落ちたから入れろというのは無茶な論理だと言いますが、公募に落ちたから入れてくれといっているのではなく、公立保護者会の代表として構成員の枠を作って欲しいというもので真意を汲み取ってもらえなかったことが残念です。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-24 00:26 | 議会報告

 2012年3月22日(木)

 今日は委員会の最後、総務委員会でした。

 3つの条例関係と市役所庁舎の耐震補強工事請負契約の締結、コミュニティセンターと共同利用施設の指定管理者の指定。財産区特別会計予算、一般会計予算の審議が行われ、午後8時に終わりました。

 池田府・市合同庁舎の耐震補強工事は㈱大林組大阪本店が6億4050万円(消費税込み)で落札し、その契約のための議決を求める議案の審議が行われました。当初、応札のため7社が申請用紙を購入に来たそうですが、実際に入札参加したのは㈱熊谷組関西支店と2社だけ。しかし、熊谷組が事前辞退をし、最終的に大林組1社のみとなったとの説明。

 気になるのは、市が提示した予定価格が6億1280万1090円。大林組の税抜き落札価格は6億1千万円。実に99.54%の落札率です。これまでの入札状況でも、競争相手がいないときはほとんど予定価格に近い金額で落札。複数の入札の時は予定価格の7割程度の価格で落札しています。

 1社になってしまったのだったら、改めて入札のやり直しをすべきではないかといった質問をしましたが、Aランク(経審1500点以上)の会社は東北の復興事業で忙しく、府下の48社に広告してきたためやり直しはしなかったとのこと。

もちろん、大きな災害が起きた時の拠点となるべき市役所の耐震化は急がなければなりません。日本共産党は入札のあり方について意見を述べ賛成をしました。

 工事は、震度6強~7まで耐えられるものに、建物の内側から補強していくそうです。エレベーターホールを中心に駐車場に伸びる建物部分の工事が多かったようです。

 議会で決定後、本契約が行われ2014年3月末まで、休日を中心に約2年間の工事期間となっています。ちなみに合同庁舎そのものの建設を請け負ったのも大林組だったとか。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-22 23:54 | 議会報告

 2012年3月21日(水)・・・その2

 今日は文教病院常任委員会。

 午前中、病院関係の議案と予算審議、午後、その他の議案3件と一般会計の文教関係部分、夜に継続審議となっていた「学校施設再編整備計画の白紙撤回を求める請願」、石橋南小学校、緑丘小学校、神田小学校、北豊島小学校、伏尾台小学校のそれぞれ存続を求める請願、逆に細河小学校後援会、子ども会から小中一貫校を早く進めてほしいとの陳情、この3月議会中にだされた、細河小学校、石橋南小学校は残すべきとの地元有力者からの陳情について採択すべきか否かの審議が行われました。終わったのは午後8時半過ぎ。

 我が党の難波議員の質問の中で、教育委員会としては基本的には再編整備計画をすすめたいと思っているが、住民説明会で出された意見などを取り入れ、修正して新たな設計図を造る予定。細河小中一貫校については住民の理解が得られているし教職員も一丸となってとして計画通り進めたいとの意向。

 石橋中校区については、1000名までの人数でなければ適性規模とは言いがたいとして、石橋南は一旦はずし、石橋中学校と石橋小学校だけを一体化したい口ぶりでした。住民からの要望を受けて体育館や特別教室の問題などを改善して設計図を作り直したいとのこと。その他の学校は計画はまだ先の話でそのときの児童数を見て判断したいというのが教育長の答弁でした。

 市長としては、財政問題もあり、本来計画通りすすめるべきであるのだろうが、市議会議員の意向等も聞きながら柔軟に修正することもやむをえないようなニュアンスでした。

 こうした質疑の後、各委員から意見表明があり、請願の採択に入りました。もちろん日本共産党はまずは白紙撤回をして教育問題を考えるべきと賛成。ただし細河から出された一体型を進めるほうの陳情2件には反対。

 民主党もニュアンスの違いはあっても採択については日本共産党と同じ態度でした。自民同友会、市民連合、見張り番は請願に反対し、一体型小中一貫校をつくる陳情に賛成しました。2対3で、1万5千人の皆さんの切実な願いは否決されてしまいました。

 面白半分にハガキを送ってきたといった失礼な意見もあり唖然としました。
 また、委員長説明では1万5千名を超えた署名に対し、すべての署名に同じ人が書いていると避難っぽく紹介していましたが、それは当然あることでしょう。

 白紙撤回に賛成し、各学校を守ってという別の団体の署名にも賛成することは当たり前の行動です。同じ人が2人書いているということもそりゃああるでしょう。いろんな人がそれぞれの思いで集めているのですからたまたま同じ署名に別の人から頼まれることなんてよくあることです。何種類か頼まれたら書いたかどうかわからないこともあります。

 要はそれだけ学校を守りたいとの思いが強いということを組み入れるべきではないでしょうか。市民の声を届けるのが議員の役割ですから…。審議する議員に、自分が支持した議員に賛成してくださいと要請することは当たり前のことなのに…面白半分といわれたことに、送った人は何と思うでしょう。

 住民説明会の反対意見も、全部誰かがやらせているとの「思い込み」を感じられました。住民運動ってそんなものではないですよね。それこそ一人ひとりの人格を無視した失礼な話です。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-21 23:52 | 議会報告

 2012年3月21日(水)

 介護保険条例の一部改正は、3年に一度の保険料改定に当たり基準保険料を、これまでの月額4,050円から4,950円へ900円の値上げ、年額59,400円(現行48,600円)にするという内容です。

低所得者の保険料軽減のために12段階の保険料のうち、基準額の第4段階を現行でも2段階に分けていますが、第5期事業では第3段階も2つに細分化する(これ以上は国が認めていない)そうです。
池田の保険料は府内では真ん中よりも高い方、北摂では上からも下からも4番目とのことでした。

 保険料の計算の基礎には、介護給付費を向こう3年間でどれだけ使うかが大きな比重を占めています。高齢化率(住民の中の高齢者の割合)、出現率(認定を受ける人の割合)、利用数(認定を受けた人がどれだけ利用するか)といったことを想定して計算することになります。施設の増加なども大きく影響します。3年間の中には小規模の施設、50床程度の特養施設の増を見込んでいるようです。

 高齢化率等のアップで、普通に計算をすると5,554円になるそうですが、介護給付費準備基金の残高4億9千万円を全額取り崩し、さらに不測の事態が起きた時のために、大阪府に国、府、市がそれぞれ3分の1を積み立てている財政安定化基金も、3分の1の市町村分を取り崩して保険料値上げ抑制に使うことになりました。最終的に4,950円で行きたいというものです。

 私たちが、かねがね要求し続けた基金全額投入は今回実施されましたが、それでもなお900円の値上げ、月額5,000円近い保険料は被保険者を直撃することになります。

 もともと、制度導入前は国が50%の負担をして措置をしていたものを、介護保険制度導入の際に25%に引き下げてきたことが高い保険料の大きな原因です。しかもそのうちの5%は調整交付金(全国の自治体間の不均衡をただす)として、財政力に応じた配分になっており、池田市は3.45%(H23年度は3.36%)で結局23.45%しか入っていないということになります。差額の1.55%は保険料に上乗せされる仕組みです。

 国は介護の社会化をうたってこの制度を導入したのではなかったのか、家族の負担をなくそうと言っていたはずです。しかし、一方で年金収入は減らされ、保険料は高齢者が増えるたびに高くなる仕組みのままでは、サービスを受けたくても、認定を受け1割負担の利用料を払わなければ受けられず、家族の負担はなくなるどころか重くなっているのが現状ではないでしょうか。

 国庫負担をせめて制度導入前まで引き上げるべきです。さらに、一般会計から繰り入れをしてでも保険料の高騰を避ける手だてが必要ではないかと質しましたが、国がそれを禁じているとのこと。
 国は『金は減らしても口出しはする』で介護事業が社会保障だという認識が非常に薄いと言わざるを得ません。

 厚生常任委員会では私以外はみんな値上げに賛成でした。最終的には29日の本会議で改めて討論をし、採決を行うことになります。

 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2012-03-21 22:49 | 議会報告