藤原みち子の活動日記

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カテゴリ:議員活動( 302 )

2017年8月17日(木)

c0133422_3366.jpg 中国蘇州市との友好都市提携35周年を記念して、中唐の時代の政治家であり詩人でもあった張継の作「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」の碑が寒山寺から贈られ、同じ禅宗である池田市吉田町の慈恩寺・毘沙門の地に設置されました。

 今日は寒山寺の住職さんを含めお坊さんたちが来られ、除幕式が行われました。寒山寺からはすでに、平成18年に25周年のc0133422_34249.jpg記念として梵鐘の複製が贈られ、慈恩寺に設置されています。代わりに池田市からは慈恩寺で使用されていた300年の歴史ある鐘を寒山寺鐘の博物館に寄贈したとのこと。

 寒山寺の梵鐘は、張継の「楓橋夜泊」に詠まれた有名な梵鐘で、今はその鐘で慈恩寺の除夜の鐘が鳴らされているそうです。日中友好協会の元会長の提案で蘇州の寒山寺でも同時刻に除夜の鐘のイベントが行われているそうです。ちなみに本物の寒山寺の梵鐘はc0133422_35678.jpg108トン(キロ?)の重さがあるとか。

 式典は、市長、議長、寒山寺の住職さんが、それぞれ日本語と中国語のご挨拶で通訳を交えるため、倍の時間がかかりました。私たちは日陰で参加し、暑い中にも時折吹く風に癒されましたが、肝心の来賓席は全く影のない炎天下で、まさに荒行のごとき状況(笑)。みなさんお疲れ様でした。

 詩「楓橋夜泊」は 

 月落ち 烏啼いて 霜天に満つ   江楓 漁家 愁眠に対す
 姑蘇城外 寒山寺   夜半の鐘声 客船に 到る

 作者・張継さんは政治家でもありますから、おそらく南方の地方官に赴任を命ぜられたころの作ではないかと言われています。

 月は沈み夜烏が啼き、霜の降りる気配が天に満ち満ちて、冷え込んできた。川岸の楓の木々の間には漁火が点々として、旅愁のためにうつらうつらして眠れない私の目に映る。
 もう夜明けも近いのかなと思っているところへ、姑蘇城外の寒山寺から打ちだされる夜半を告げる鐘の音が、私の乗っている旅の船にまで響いてきたのであった。

 という意味のようです。
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by michiko_fujiwara | 2017-08-18 02:42 | 議員活動
2017年8月15日(火)
 
 今日は終戦記念日。72周年を迎えます。

 満州への侵略を皮切りに、中国本土への侵略拡大、さらにアジア・太平洋地域にまで新たな領土と資源を求めて攻撃をすすめた15年にわたる戦争は、アジア・太平洋諸国で2000万人以上、日本で310万人以上の命を奪いました。

 この戦争の痛苦な教訓から、二度と再び戦争への道は進まないと平和憲法をつくったのではなかったのか。今その戦争を反省しようとしない安倍内閣は本当に危険です。戦争か平和かの本はその岐路に立たされています。北朝鮮と米国の威嚇合戦などとんでもありません。核で核を制するなんてあり得ません。その時には人類が滅亡の危機に瀕することになります。

 不戦の誓いを新たにする日、戦争被害者の方々や、多くのご先祖様の慰霊のためのお盆の日でもあります。夏祭りで痛めた腰をなだめながらお墓参りを済ませました。

 さて、この時期は毎週のように各地で盆踊りやお祭りが開かれていますが、今日は44回を重ねる呉服南盆踊り大会に伺いました。

 昼間の雨もおさまり、会長さんの太鼓でスタート。お馴染みの河内音頭や炭鉱節、いっきゅうさん等に加え、今年はNPO 音頭などという新しい踊りも披露されました。

 子どもたちの樽太鼓は人数が去年より増えていたようです。途中雨で中断しましたが、砂を足して再開。踊り納めは、お富さんの呉服南バージョン…どんどん曲が速くなるんです。見てるだけでも汗をかきそうでした。
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by michiko_fujiwara | 2017-08-16 01:07 | 議員活動
2017年8月14日(月)

c0133422_15531767.jpg 母親連絡会の対市懇談会、続きです。

 保育所待機児童問題については、「限定待機児童」という取り扱いはやめ、待機児童として扱うこと、各家庭の事情を丁寧に聞き取り「ふくまるキッズ園」への入所など待機児童が発生しないよう、市長の「子育て支援日本一」の名にふさわしい対応を、と要望されています。

 実際に、離婚されたママが1歳と2歳の子どもを保育所に預け、仕事と家を探さなければならない事態となり、仕事は何とか見つかったが、保育の窓口では2人の子どもが別々の保育所しか空きがなく、それでは無理だというと「限定待機」となり市がつくった認可外の「ふくまるキッズ園」にも預けられないと言われた。しかたなく川西にある職場近くの無認可保育所に預けたがとても高い保育料で困ったとの発言がありました。

 また、別の方からは育児休暇が切れるので保育所申請をしていたが、一時審査で落ち、ようやく二次で入れたため無事職場復帰が出来た。聞けば入所基準が点数制になっているようで、夫婦ともに正規雇用であれば点数が高い。この方のご主人は学生のためポイントが低く見られている様子。いずれにしても、入所基準・ポイントについては豊中ではホームページで明らかにしており、池田でも載せてはどうか、との声が寄せられました。

 入所選考基準については今年から市のHPや「保育所ガイド」に載せており、保育所ごとの入所ラインポイントもHPに載せたいとの答弁がありました。また、入所の申請は毎月10日で締めて保育の必要性・優先度の高い方から20日過ぎに決定し、各保育園で面接をしていただいた上で入所となる運びです。一人ひとりの保育に掛ける事情をよく聞いて判断できるよう「保育コンシェルジュ」を設置し一時預かり(月単位となると料金が高い)などの事業紹介など多様な保育サービスが提供できるよう努めているとのこと。

 待機児童の定義については国の定義に準じているとしていますが、「ふくまる保育園」への紹介は限定待機児童であっても普通の待機児童同様行っているとのこと。事実がそうなっていないことは確認したいとも…。ちなみに待機児童は4月段階で50人いたとのこと。

 子ども子育て新制度になって、市内にあった認可外保育所が小規模事業者となり、すべて市を通じて保育所を紹介することになったため、待機児童を受け入れる認可外保育所が無くなったことも、川西でしか預けられなかったということのようです。かつては、私立保育園には市からのあっせん以外に直接園で受け付けていた枠もあったように記憶していますが、今はがんじがらめのようです。

 別に聞いた話では、幼稚園が保育所部分を建設し、認定こども園になりましたが、例えば2歳児に空きがあって市に報告をしてもなかなか埋まらない、直接募集できず、経営がうまくいかない、このままでは保育園をつくるこども園にするところが減るのではないか、といった心配の声も上がっています。

 保育園に空きがあるのに入れない、保育園を探しているのに市のあっせんを断ると限定待機となり保育所を紹介してもらえない、待機児童がいるのに保育所には空きがある…何だか変ですね。

 
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by michiko_fujiwara | 2017-08-14 15:58 | 議員活動
2017年8月13日(日)

c0133422_20484469.jpg 8月10日(木)、池田母親連絡会の対市懇談会に出席させていただきました。
 要望書は6月2日に提出され、6月30日に文書で回答があり、その内容を踏まえての懇談です。

 要望事項は、子どもたちの喘息・アレルギーの問題、学校給食に関する問題、就学援助家庭の入学準備金を入学前に支給すること、チャレンジテストの廃止を大阪府に要請すること共同利用施設の存廃、保育所待機児童問題…など約2時間にわたっての懇談となりました。教育委員会から5人、市長部局から5人出席、母親連絡会から12名参加され活発な意見が出されました。

 昨年の池田母親大会ではお医者さんを講師に、子どもたちの喘息やアレルギーが増えている原因は大気汚染と食べ物(特に輸入食品の影響は大きい)によるものではないかと学んだことから、池田市の大気汚染の状況や木部・新宅局廃止について聞くと同時に、児童のアレルギーの実態と学校給食での対応について質問がありました。

 池田市域では現在、大阪府が設置する南畑会館局と市が設置する神田局で大気汚染の状況を測定しています。測定項目は二酸化窒素、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質だそうですが、平成28年度の測定結果ではいずれも環境基準の範囲内、近年は横ばい状況で両極間での違いも大差はないとのことでした。木部・新宅の大気観測局は、阪神高速道路の延伸に伴い、平成12年4月から10年間の測定監視を行う予定で設置されたもので、二酸化窒素と浮遊粒子状物質を測定しており、予定の10年を超えていたことに加え、測定値が環境基準以下で安定していたこと,神田局とほぼ同じ値を示していたことから神田局で長期間調査できるよう廃止したとの説明がありました。

 神田小学校に赴任した先生が喘息に係り他の小学校に転任したら症状が治まったとの実態が伝えられ、場所によって注意が必要ではないか、各学校でのアレルギーの児童割合を教育委員会が把握していないというのはおかしいのではないかといった意見が出されました。

 学校給食ではアレルギー除去食が卵と牛乳のみとなっているが、新センターでは卵以外の対策もできないのか、持参せざるを得ないお弁当はどのように管理しているのか、輸入食品は出来るだけ使わないで、地産地消の食材を使って欲しい、中学校給食で子どもたちに評判の良くない第一食品に委託することはとても心配だ…との要望に対しては、除去食はやっぱり卵しかできないこと、小麦粉などは府の学校給食会の定めた安全なものを使っているし、地元野菜として大根や人参、小松菜など細河地域の野菜を購入しているとの答弁でした。

 第一食品のデリバリー弁当については、これまで異物混入などもあり残食も多く、子どもたちはまずくてパンを購入しているといった事例を伝えると、声を荒げて自分は中学校で教師をしていたが決してまずくない。生徒全員がまずいと言っているのか、アンケートをとってもそんな声は聞かないと威圧的な答弁にはびっくりしました。確かにこの間要望に応えて温かい汁物などが出されるようになりましたが、それでも保護者からは「給食代を払っているのにまずいからとパンを買いに行くので高くついて困る」との意見は私自身も保護者から聞いているところです。新センターから小学校同様の暖かい給食が届けられることに、期待が寄せられていることも事実です。「誰がそんなことをいっているのか」と押さえつけるような言い方ではなく、実態をつかみ美味しい給食にするための努力は常に必要ではないでしょうか。

 新たに建設される予定の給食センターが、ハザードマップを見るとやっぱり土砂災害の危険がある場所ではないか、なぜそこに決めたのかという意見や、ほそごう学園で雨漏りをする工事をした昭和工務店で大丈夫なのかとの質問もありました。

 また給食は、一か所集中のセンター方式ではなく自校方式が望ましいが、少なくとも中学校単位の親子方式などより近くで設備をつくるなど防災対策にもつながるようにはできないのか、などなどたくさんの疑問質問が相次ぎました。(この問題に関しては、つい先日別の市民の方から同様の要望書も届いています)

 限られた時間なので納得し合えるものにならないものもありましたが、具体的な生の声は私たちも参考になりました。(続く)
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by michiko_fujiwara | 2017-08-13 20:57 | 議員活動
2017年8月7日(月)

c0133422_1405387.jpg 台風接近の影響で、池田市では11時28分に暴風警報が発表されました。雨は時折強く降りますが、集中豪雨の時ほどではなく、予想より少し南側を走っていったようです。市内での被害は確認されないまま20時52分に警報が解除されたようです。同時に警戒準備体制も解除されました。遅くまで待機ご苦労様です。

 その台風が近づく中、箕面市で開かれた議員研修会に参加。「政策形成とこれからの議会改革」—議会基本条例の制定を住民福祉の向上につなげる—と題し、山梨学院大学法学部・大学院研究科長の江藤俊愛枝昭氏が講c0133422_1414597.jpg演。

 議会基本条例の制定が本当に必要なのかは疑問ですが、住民自治の根幹は議会であり、基本条例の制定を住民福祉の向上につなげなければならないという点はその通りと言いたい。

 議事機関である議会と執行機関である首長による政策競争が大事であり、首長だけに任すわけにはいかない。基本的に住民自治とは議会にある。議会には驚くべき権限が与えられており、自治体の法律である条令、予算、決算、主要な計画、執行権限まで議会で決めることになっている…選挙で選ばれた住民代表は議員だけであること。この驚くべき権限の自覚を持つべきであると述べられました。

 地方政治は国政とは異なり、二元代表制であり、議会内に与党も野党もないことを何度も聞いていながら、現実には与党として首長の提案する議案に賛成しなければならないと思い込んで(?)いるのではないかと思うほど、みんな賛成ばかりで、今回みんなはどう受け止めたのかなと思う次第です。監視(チェック機能)と政策立案の役割を発揮しつつ、議員同士の討議と議決が大事…その通りです。住民も議会運営が分からないため、「見える化」が必要。

 以前私が議員候補になった時先輩たちが、議員の役割とは、「住民の声を届ける、議員提案などでその実現を図る。さらに知り得た情報はいち早く市民に知らせること…と教えていただきました。
 共通する部分は何度もありますが。こうした住民から選ばれた議員が住民のために議論をするという当たり前の活動を議会基本条例がなければならないとは思えないのです。住民の代表であることをしっかり自覚することが出来ていればわざわざ議員活動を固定的に縛りつける必要はないと思うからです。条例はともすれば、~ねばならない、~はしてはいけないなど、議員の自由な活動を自ら規制してしまうことにもなります。

 でも、今後の議員としての在り方について参考になりました。
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by michiko_fujiwara | 2017-08-08 01:44 | 議員活動
2017年8月4日(金)

c0133422_0214569.jpg 市役所正面玄関南側で、恒例となった「池田打ち水大作戦2017」に参加。

 上下水道部と環境部が共催で行う行事です。キーパーガールズのみなさんが司会をしてくれました。

 下水処理場から高度処理水を市役所玄関に運びこまれ、参加者にはバケツと柄杓が用意されています。近隣の方や幼稚園児、夏休み中の小学生たちが保護者と一緒に集まり、合図とともに一斉に玄関前のタイルにみずをかけます。
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 下水処理水は池田駅サンシティ前の人口の小川に流れていますが、昔は消毒薬のような匂いがしていましたが、持ち込まれた高度処理水は全く匂い無し。子どもたちの柄杓を持つ姿がなんとも可愛い。沢山の人数で撒きますので、ビニールプールの水はあっという間に無くなりました。

 打ち水は水が蒸発することで熱を奪い気温を下げる効果があるため、ヒートアイランド対策としても注目されているそうです。

c0133422_023492.jpg 市役所前はタイルですので、風情という点ではいまいち。土の道路や庭に水を撒き、風鈴??の音がチリンとなり、ほおづきが赤い実をつけると夏の風情という感じになるのですが…。自宅で植木に水をやるときも、蛇口にホースをつないで水まきでは風情も何もありません。まっいいか(*^^)v

 この日は36.5度から36度、35.5度、34.5度と短時間の間に2度下がりました。例年ですと最後は少し温度が戻り温度変化表はU字カーブを描くのですが、今日はぐんと下がったところで終わりました。

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c0133422_0242946.jpg 熱い中ふくまる君も日本一をめざすタスキをかけて登場し一緒に水まきしたり、子どもたちと写真を撮られていました。ただでさえ暑いのにぬいぐるみの中はいかばかりかとお察し申し上げます。c0133422_0285187.jpg
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by michiko_fujiwara | 2017-08-05 00:32 | 議員活動
2017年7月29日(土)

c0133422_147625.jpg 昨日の続きです。三恵園からグループホームへ案内していただきました。伏尾台1丁目に3軒、2丁目の府営住宅に3室あるそうです。1丁目の戸建て住宅は1ヵ所に4~5名入居、府営住宅3室にはは2人ずつ入居、合わせて19名。グループホームでの暮らしは自立心を養い、それぞれの自信につながるとのこと。

 日中は仕事(東山作業所、くすのき学園、ワークスペースさつき、A型事業所知恵の輪など)に出かけます(送迎バス)ので、その間にホームを見せていただきました。住宅地の角家で「かりん」の家、女性4人の入居者でc0133422_1482421.jpgす。車も止めやすく、階段とスロープがついています。グループホームですから、スプリンクラーも設置されています。大きな下駄箱には4人分以上の靴が収納できる大きさです。上がり框やトイレのそばには特性ベンチが設置されています。1階はダイニングとキッチン、リビング、洗濯場、お風呂・洗面所などがひとまわりできる動線になっています。

 世話される人と一緒に上がれるよう、ゆったり目の階段にはもちろん手すりがついています。
 2階が居室、世話をしていただく職員さんの宿直室もあります。きれいに整頓c0133422_150080.jpgされていて、可愛い小物などを飾っておられる部屋もありました。

 三恵園の部屋も自分らしく飾っておられましたが、グループホームは終の棲家ですね。4人家族の家そのもの。バリアフリーでとても快適なこの家をそのまま駅周辺まで持ってきたい…なーんて思いながら見学してきました。
 三恵園ともに、市町村から入所のあっせんがあり、池田市に優先度あり、緊急度など面接をして決定するそうです。三恵園でも110名の待機者がいるとのことでしたが、グループホームももっと必要です。

c0133422_1513845.jpg 最近は空き家対策法も出来、持ち主さんが活用できない空き家の活用で、障がい者や高齢者用のグループホームにしつらえ、年金だけでも入居できるよう安価な利用料金となるよう支援すれば、待機者対策になると思いますがいかがでしょう。c0133422_1531090.jpg


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by michiko_fujiwara | 2017-07-30 01:58 | 議員活動
2017年7月28日(金)

c0133422_220369.jpg 今回の議員団市内施設見学最後は、18歳以上の障がい者のための施設入所支援事業所・三恵園でした。運営主体は社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団。「自閉症者支援」「地域生活移行支援」「地域福祉推進」の3つを中心に実践しているとのこと。

 三恵園は平成18年に能勢から移設し12年目を迎えます。男性17人、女性13人、計30人の生活介護を行っており、ショートステイは男性7床、女性3床で10床。いずれも男性が多いようです。本館の2階が女性棟、渡り廊下の向こう側が男性棟でした。

c0133422_2212746.jpg 入所者は生涯区分6の「最重度」の知的障害が多く、約6割が自閉症を伴う障害をもっておられるそうです。入所者の3分の1は池田市民で、吹田、豊中、茨木などからも来られているそうです。
 日中活動では、一人ひとりの特性を踏まえ、その人の「できること」「できそうなこと」に着目し、作業スキルの獲得を目指し、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どれくらい」「終わったら次は何をするのか」といった予定をその人が理解しやすい形で伝え、活動の手がかりとしてもらえるように支援の組み立てを行っているとのこと。具体的には内職や陶芸体験をしているとか。

c0133422_2233349.jpg 陶芸は渡り廊下の途中にあり、焼き釜もあって、神社などから厄除けとか招福のマークが入った投げ皿(?)などの注文があるようです。聞けば赤ちゃんの手形や足型をつけた焼き物の注文があるとか。池田でも、出産祝いに、赤ちゃんの可愛い手型、足形をプレゼントすれば、その赤ちゃんだけの記念品になるのではないかと思いました。東山作業所には成人式用にさをり織の印鑑入れを発注していますが、三恵園には出産祝いを発注するなど、就労支援をすればいいのに…ね。陶芸教室は地域の人も参加できるようです。

 離れの男性棟を見学させていただきました。渡り廊下などいたるところにc0133422_2262542.jpgちょっと高い位置に籠がぶら下げてあります。身長に合わせ腕を伸ばすための訓練用のようです。

 ゲスト用の部屋や地域に人たちも活用できる多目的室・調理できる喫茶室もありました。部屋はきれいに整頓され、お風呂や洗濯室もきれいです。食堂では一人ひとりの特性なのか、壁に向かって食べている人を含め点でバラバラに座って食事しておられました。幸いにも、私たちが見学しても嫌がる人はありませんでした。

c0133422_2272921.jpg 見学者も結構あるようで、障がい者をどう見るか、見学してどう見方が変わったかなど感想も張り出されていました。「何もできないわけじゃない」「たくさん関わろうとしている」「人それぞれ言いたいことや伝えたいことがある」など見学する前と後で大きく変化していました。まだまだ障がい者に対する偏見の眼がある中で、直接触れ合えば同じ人間だとわかり合えることを示しています。

 保護者とは、月1会第2日曜に保護者会が開かれ23家族ぐらい参加されているとか。

 三恵園は終の棲家ではなく通過施設だと言われます。産経新聞厚生c0133422_2282964.jpg文化事業団としては、グループホームも実施しておられ、この後、伏尾台の普通の民家を障がいを持っていても暮らせるよう戸建て住宅を少し改造して使っておられるグループホームに案内していただきました。こちらは明日報告します(;'∀')

 入所申し込みは沢山あるようですが、なかなか空きがなく待機者は110名もおられるようです。保育所も、入所施設も、高齢者の特養も不足しています。なんでも地域で支えるという方向性が感じられますが、いずれも決して簡単ではありません。
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by michiko_fujiwara | 2017-07-29 02:37 | 議員活動
2017年7月16日(水)

c0133422_2214661.jpg 議員団の市内施設見学2日目(7月14日)は、伏尾台のフリースクール「スマイルファクトリー」と中川原町の「三恵園」。

 午前10時に伺ったのは「スマイルファクトリー」、増え続ける不登校の子どもたちへの支援を行うことを目的に、2003年9月から、市教育委員会から特定非営利法人トイボックスに委託をすることで事業開始。2004年から市の課外教育活動施設「山の家」を活動場所として小中学生を対象に実施されたそうです。2007年4月からは北海道芦別市にある星槎国際高等学校と提携し、高校部にあたる「スマイルファクトリーハイスクール」を開始。小学校から高校c0133422_2224556.jpgまでの幅広い生徒を受け入れるフリースクールとなったようです。2015年には「山の家」の老朽化のため、学校統廃合により廃校となった旧伏尾台小学校北校舎に移り、あらたな活動場所として現在に至っています。

 自治体が委託をし公教育と連携するフリ―スクールは、全国でも池田市が初めての取り組みとのこと。昨年は呉服小学校で取り組みの報告があり、そこにはなんと加計学園問題でで今話題の前川事務次官が来られていたそうです。

c0133422_2232346.jpg 不登校や引きこもり、学習障害や注意欠陥障がいなど、学校になじめない、人間関係をつくるのが苦手な子どもたちが通っています。電話相談・メール相談・個別相談・個別訪問、きっかけづくりなど一人ひとりの状況に合ったサポートを行っているとのこと。

 スクールに通えない子には戸別訪問でさりげなく接触を図り、対応しているそうです。緊急の場合は24時間体制で対応しているとか。

 市と提携しているため池田市内の子どもたちは、小中学生すべて無料。たc0133422_2265589.jpgだし相談料は30分4000円など有料です。池田市教育委員会より委託を受けているため。本来通うべき学校の出席日数の認定も含めたスクーリングを行っているとか。高校も卒業まで単位や卒業資格を認定できるそうです。

 ほとんどの生徒が進学を希望し、卒業後、スタッフとして働いてくれる子どもたちもいて助かっているとのこと。大学から実習にくる子もいるそうです。ほそごう学園と連携し発達障害の子どもたちの放課後デイも行っているそうです。学期ごとに地域との交流を行っており(掃除やお茶会など)、子どもキッチンも昨年から始められたようです。今年から地域の方を雇用し、c0133422_2274232.jpg15人来られて働いてもらっている。神戸生協のミニコープからも食材の調達だけでなく、インターンとして参加しておられるとか。また最初の教え子がトイボックスで働いているそうです。それは嬉しいですね。

 代表者の、白井智子さんは千葉県出身、東京大学卒業後、松下政経塾に入塾。前職は沖縄でフリースクールに携わっていたそうですが、株式会社経営のため、代表が利益追求に走ったため辞めてきたそうです。でもそこでの経験が今の活動に生きているようです。沖縄アクターズ出身だとか(*^^)v

 1時間があっという間で、もっとゆっくり時間を取ってくればよかった(これは他の施設も同様の感想です)。突然の訪問にも快く対応していただき有難うございました。
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by michiko_fujiwara | 2017-07-27 02:28 | 議員活動
2017年7月25日(火)

c0133422_134183.jpg 市内施設訪問4カ所目は社会福祉法人・池田芽ばえ福祉会・東山作業所。

 指定障害福祉サービス事業所・東山作業所は、重度の方々の生活介護一本で、作業を通じて生きがいを持ち、日中の生活を支援している事業所です。豊中や箕面の支援学校を卒業する方たちを受け入れていますが、定員が一杯でなかなか希望通りに受け入れが出来ないようです。

 東山作業所の利用者さんは19歳から65歳まで55人(男性25人、女性30人)、22名の支援員さんを中心に嘱託医や看護師理学療法士(非常勤)、管理c0133422_1353298.jpg者と事務員さん栄養士さんは常勤で利用者さんの作業を援助しておられるようです。

 主な取組みとしては、受託加工、自主製作品(さをり織、陶芸、コーヒー)、歩行訓練、リラクゼーションなど。生産活動や日中活動を通して自己選択、自己決定の機会を持つとともに見通しを持って活動できる環境を整え個別支援計画に沿って自立した日常生活を営むことができるように支援する活動をしているとのこと。

c0133422_1362893.jpg 作業現場を見せていただきました。とても明るく話しかけてくれ、作業中の写真を撮らせていただいていいですか?と尋ねると、ピースサインでポーズをとってくれます。
 簡単な仕切りがあれば集団の中でも一人ひとりが作業に集中で来るそうです。箱を組み立てる人、4個ずつカツオパックを袋詰め作業、贈答品の箱詰め作業、部品の出来不出来をチェックする人、糸と糸を結びながらきれいな色目のさをり織を紡ぐ人などなど…。午後3時ごろまで作業をしているそうですが、一生懸命作業をしても一個1円ちょっと。月額2~3万円程度が給料となるようです。安っ!(内容は内職と同じような作業ですから値段も同様です)これでは、自立は遠い!
c0133422_1383415.jpgカウンターには見覚えのあるさおり織のペンケースや印鑑入れがありました。成人式やハッピーテン(2分の1成人式)なども記念品として池田市が買い上げていますが、最近はペンケース(800個)が、数年前から小さな印鑑入れに変更されました。市役所が予算を半分に減らしたからのようです。こんなところまで減らす?

いずれにしても課題は、生活できるだけの仕事をどうつくるのか、支援学校等の卒業生の受け入れをどうするか、キャパいっぱいです。



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by michiko_fujiwara | 2017-07-26 01:45 | 議員活動

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


by michiko_fujiwara