カテゴリ:議員活動( 294 )

2017年7月16日(水)

c0133422_2214661.jpg 議員団の市内施設見学2日目(7月14日)は、伏尾台のフリースクール「スマイルファクトリー」と中川原町の「三恵園」。

 午前10時に伺ったのは「スマイルファクトリー」、増え続ける不登校の子どもたちへの支援を行うことを目的に、2003年9月から、市教育委員会から特定非営利法人トイボックスに委託をすることで事業開始。2004年から市の課外教育活動施設「山の家」を活動場所として小中学生を対象に実施されたそうです。2007年4月からは北海道芦別市にある星槎国際高等学校と提携し、高校部にあたる「スマイルファクトリーハイスクール」を開始。小学校から高校c0133422_2224556.jpgまでの幅広い生徒を受け入れるフリースクールとなったようです。2015年には「山の家」の老朽化のため、学校統廃合により廃校となった旧伏尾台小学校北校舎に移り、あらたな活動場所として現在に至っています。

 自治体が委託をし公教育と連携するフリ―スクールは、全国でも池田市が初めての取り組みとのこと。昨年は呉服小学校で取り組みの報告があり、そこにはなんと加計学園問題でで今話題の前川事務次官が来られていたそうです。

c0133422_2232346.jpg 不登校や引きこもり、学習障害や注意欠陥障がいなど、学校になじめない、人間関係をつくるのが苦手な子どもたちが通っています。電話相談・メール相談・個別相談・個別訪問、きっかけづくりなど一人ひとりの状況に合ったサポートを行っているとのこと。

 スクールに通えない子には戸別訪問でさりげなく接触を図り、対応しているそうです。緊急の場合は24時間体制で対応しているとか。

 市と提携しているため池田市内の子どもたちは、小中学生すべて無料。たc0133422_2265589.jpgだし相談料は30分4000円など有料です。池田市教育委員会より委託を受けているため。本来通うべき学校の出席日数の認定も含めたスクーリングを行っているとか。高校も卒業まで単位や卒業資格を認定できるそうです。

 ほとんどの生徒が進学を希望し、卒業後、スタッフとして働いてくれる子どもたちもいて助かっているとのこと。大学から実習にくる子もいるそうです。ほそごう学園と連携し発達障害の子どもたちの放課後デイも行っているそうです。学期ごとに地域との交流を行っており(掃除やお茶会など)、子どもキッチンも昨年から始められたようです。今年から地域の方を雇用し、c0133422_2274232.jpg15人来られて働いてもらっている。神戸生協のミニコープからも食材の調達だけでなく、インターンとして参加しておられるとか。また最初の教え子がトイボックスで働いているそうです。それは嬉しいですね。

 代表者の、白井智子さんは千葉県出身、東京大学卒業後、松下政経塾に入塾。前職は沖縄でフリースクールに携わっていたそうですが、株式会社経営のため、代表が利益追求に走ったため辞めてきたそうです。でもそこでの経験が今の活動に生きているようです。沖縄アクターズ出身だとか(*^^)v

 1時間があっという間で、もっとゆっくり時間を取ってくればよかった(これは他の施設も同様の感想です)。突然の訪問にも快く対応していただき有難うございました。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-27 02:28 | 議員活動

2017年7月25日(火)

c0133422_134183.jpg 市内施設訪問4カ所目は社会福祉法人・池田芽ばえ福祉会・東山作業所。

 指定障害福祉サービス事業所・東山作業所は、重度の方々の生活介護一本で、作業を通じて生きがいを持ち、日中の生活を支援している事業所です。豊中や箕面の支援学校を卒業する方たちを受け入れていますが、定員が一杯でなかなか希望通りに受け入れが出来ないようです。

 東山作業所の利用者さんは19歳から65歳まで55人(男性25人、女性30人)、22名の支援員さんを中心に嘱託医や看護師理学療法士(非常勤)、管理c0133422_1353298.jpg者と事務員さん栄養士さんは常勤で利用者さんの作業を援助しておられるようです。

 主な取組みとしては、受託加工、自主製作品(さをり織、陶芸、コーヒー)、歩行訓練、リラクゼーションなど。生産活動や日中活動を通して自己選択、自己決定の機会を持つとともに見通しを持って活動できる環境を整え個別支援計画に沿って自立した日常生活を営むことができるように支援する活動をしているとのこと。

c0133422_1362893.jpg 作業現場を見せていただきました。とても明るく話しかけてくれ、作業中の写真を撮らせていただいていいですか?と尋ねると、ピースサインでポーズをとってくれます。
 簡単な仕切りがあれば集団の中でも一人ひとりが作業に集中で来るそうです。箱を組み立てる人、4個ずつカツオパックを袋詰め作業、贈答品の箱詰め作業、部品の出来不出来をチェックする人、糸と糸を結びながらきれいな色目のさをり織を紡ぐ人などなど…。午後3時ごろまで作業をしているそうですが、一生懸命作業をしても一個1円ちょっと。月額2~3万円程度が給料となるようです。安っ!(内容は内職と同じような作業ですから値段も同様です)これでは、自立は遠い!
c0133422_1383415.jpgカウンターには見覚えのあるさおり織のペンケースや印鑑入れがありました。成人式やハッピーテン(2分の1成人式)なども記念品として池田市が買い上げていますが、最近はペンケース(800個)が、数年前から小さな印鑑入れに変更されました。市役所が予算を半分に減らしたからのようです。こんなところまで減らす?

いずれにしても課題は、生活できるだけの仕事をどうつくるのか、支援学校等の卒業生の受け入れをどうするか、キャパいっぱいです。



c0133422_1392056.jpg
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-26 01:45 | 議員活動

2017年7月17日(月)

c0133422_2362424.jpg 議員団に市内施設見学3か所目は、五月丘にある障害福祉サービス事業所「池田市立くすのき学園」。

 18歳以上の知的障害のある方が、自立生活に必要な訓練を行い、職業を通して自立することを目的に昭和60年5月1日に開設。平成15年4月に「社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団」へ委託。平成16年4月から指定管理の指定を受け現在3期目。平成20年10月1日からは障害者自立支援法に基づく「障害福祉サービス(多機能型)事業所として多様なサービスを実施しているとのこと。
c0133422_2371178.jpg現在の利用者さんは18歳~31歳まで、男性28名女性7名が通っています。

 提供するサービスは、生活介護・就労移行支援、就労継続支援(B型)。

 生活介護は常時介護が必要な重度の方の事業で、園内にある農園での野菜や果樹の栽培し、学園の門の前で近所の方々に販売。ダイハツ自動車から受けた部品の包装作業、公園の清掃作業、バンセイのポスティング、アルミ缶の回収など、定員17名に対し20名が働いているそうです。

c0133422_2384856.jpg 就労移行支援事業は、一般就労を希望し、知識・能力の向上、実習職場探しなどを通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる者で定員は6名、うち3名は離職された方が在籍しているという状況。市役所で6年勤務している人もいますが、障害者を雇うと国が補助金を出す仕組みですが、2年間だけのため、続いて補助金をもらいたい事業者としては、2年で社員を入れ替えることになりなかなか定着できない仕組みになっています。2年と言わずずっと雇えるよう補助金を継続すべきです。

 法律では、健常者とわけ隔てのないように一定の支援をすることでc0133422_23103832.jpg普通の生活が出来る様に、としていますが、実質的にはまだまだ差別がはびこっています。民間事業者になれば、利益を優先することになりますから、その中で自分の就職先を持続させるのは並大抵ではありませんね。

 当初、この地に建設されるとき近隣の反対が多かったと聞いていますが、32年間の活動が、障害に対する偏見をなくし地域での信頼と協力を得ている様子でした。

 平成31年4月には少し山手の国有地に、保育所と隣り合わせで建設・移転とc0133422_23114030.jpgなりますが、今よりも拡充される予定です。拠点となるべき施設としての機能を兼ね備えてほしい、もっと雇用の場を提供できる施設であってほしいと思います。
c0133422_15464647.jpg

[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-17 23:59 | 議員活動

2017年7月15日(土)

c0133422_237570.jpg 議員団の市内施設見学、2ヵ所目は児童発達支援センター「池田市立やまばと学園」を訪問。

 やまばと学園は昭和46年4月に「精神薄弱児通所施設」として開設。当時は4歳から12歳までの発達遅延児を対象にに療育を開始しましたが、昭和49年4月に就学年児が養護学校や養護学級に入り就学前児のみとなりました。平成11年7月に「知的障害児通園施設」となり平成25年4月からは児童福祉法の一部改正により「児童発達支援センター」となり、地域に住む障害児も利用できるようにしたとのこと。
c0133422_238454.jpg
 この間保育所で障害児保育の実施に伴い、2歳児より受け入れ開始。言語発達相談、理学療法士による機能訓練、親子教室、スポーツクラブ、キッズクラブなど発足。
 指定障害児通所支援事業として、3~5歳まで・週5日通園(3人×3クラス)の児童発達支援事業と、おおむね小学2年生までの放課後等デイサービス、平成27年4月からは待機児童解消のため、1歳児は週1日通園、2歳児は週2日通園クラスが発足、1~2歳児を対象にひまわり親子教室も週1回開催され、入園までの療育見極めのための教室となっているそうです。
c0133422_2401135.jpg
 子どもたちの発達に合わせて、保育士(10名)、心理相談員(2名常駐)、言語聴覚士(1名・週1回)、作業療法士(1名常駐)、医師(児童精神科、小児科、内科、歯科)や看護師などいろいろな宿主が連携し合いそれぞれの立場から療育援助を行っているようです。

 c0133422_2414924.jpg 教室には、一人ひとりの状況に応じた1日の過ごし方を分かりやすく絵にして手を洗う、歯みがきをするなど習慣づけをさせている様子が見て取れます。給食も食べられない子どもがいると聞いていましたがこの日は美味しそうに食べていました。

 ご近所との関係も良好とのことでした。今度は保護者の方の声も聞いてみたい、私たちには分らないご苦労や悩みもあるでしょう。政治がどう手助けをすればいいのか、一人ひとりが尊厳を持った生き方が出来る様にするために…。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-16 02:46 | 議員活動

2017年7月12日(水)

c0133422_2171565.jpg 昨日は、議員団で市内の施設を訪問。

 午前中は、石橋南小学校に隣接するなかよしこども園と旭丘にある児童発達支援センター、午後は五月丘のくすのき学園と東山町の東山作業所へと、石橋から北部まで車を走らせました。

 なかよしこども園は、もともと幼稚園と保育所が隣り合わせに設置され塀で仕切られていたそうです。かつては、すべての小学校区に公立の幼稚園と保育所があるという全国的にも優れた施策が行われていましたが、幼稚園をc0133422_2183585.jpg4つに統廃合し、保育所も民営化が進められ公立は4保育所に。さらに今後五月丘保育所の民営化、呉服保育所がひかり幼稚園の隣に移転し認定こども園になる方向性が出されました。

 そのさきがけとなったなかよしこども園は、10年前に2つの間の塀を取り払い、幼稚園教育要領と保育指針の統一カリキュラムで実施されています。ですから園庭は2つあり、幼稚園の園舎と保育所の園舎が別々にあります。4~5歳児は午前中一緒に過ごし、午後からは保育所の児童はお昼寝し、その間に幼稚園の子どもたちはお迎えに来られるようです。お迎えの門は別にc0133422_2224624.jpg開けられるそうです。

 以前幼稚園の先生に聞いたことがありますが、子どもたちをお昼で送り出すと、午後は翌日の教材の準備などがあるとおっしゃっておられました。しかしこども園では、保育士さんも幼保両方の資格を持ち、4~5歳児の先生は、午前中幼稚園のカリキュラムで過ごし、午後は保育をすることになります。

 幼保それぞれの一日の過ごし方が違うため、先生・保育士さんたちも大変だったのではないかと尋ねますと、幼稚園教諭は一日中子どもをc0133422_225917.jpgみなければならないことに戸惑い、保育士は、研究保育を深めることに戸惑っておられた様子。だいぶん慣れたとのことでしたが、3年間は大変だったとおっしゃっておられました。幼稚園に相当する1号認定児は「にじ組」,保育所児童に相当する2~3号認定児は夜のお迎えになりますから「ほし組」としたそうです。フリーの先生は年少2人、年長さん担当に1人おられるとか。

 幼稚園は校区が一つのため通園バスはありませんが、保育所は待機児童対策のためライオンズマンションにあるもりもりキッズから送迎バスが来ますので、その受け入れや、事故などの場合は保育士さんがバスに乗っていって保護者にc0133422_2273357.jpg報告をされるそうです。

 今は文科省と厚労省に報告書類を送らなければならないため、先生方は他の幼稚園や保育所ではしなくていい事務仕事までしなければならず、本来の子どもの教育や保育に携わる時間が削られます。認定子ども園になれば、内閣府(?)だけへの報告になるようですが、園長さんや副園長さんのように管理職の方の仕事が、子どもの総合的な見守り責任のみならず事務作業に追われていては本来の仕事に専念できないような気がします。それって市役所の仕事を肩代わりしているんじゃないの?

 いずれにしても、先生方は口にはされませんでしたが、先生方の努力(負担増?)で、子どもたちに変わりない保育をキープ出来ているのではないかと思いました。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-12 23:58 | 議員活動

2017年7月9日(日)その2

c0133422_121711.jpg 「市民安全のつどい」第2部は特別公演。

 「子どもが安心して暮らせるまちづくり」と題して、千葉大学大学院園芸学研究科の木下勇教授。一般社団法人の子ども安全まちづくりパートナーズ、ユニセフの子どもにやさしいまち・国際諮問委員という顔もお持ちです。

c0133422_1215560.jpg 講演内容は、「地域の防犯活動で私たちにできること」、そのヒントは、子どもと一緒に考えること。防犯活動をふだんの活動にすること。どのように人のつながりをつくるか。安全・安心は人のつながりで。

 子どもは情報を沢山持っており、思わぬ行動をするし、違った視点を発見させてくれるので一緒の町を歩き考えること。そのためには、子どもとして扱うのではなく(大人から子どもを見下ろすのではなく)場合に応じて地域の一員として関係づくりをすることが重要。また、子どもは地域社会の一員としての役割を果たすきっかけづくりとなり、特に子どもと大人の中間にいる中高生と関係をつくることがカギとのこと。

 子どもの成長と安全のためには、子どもの成長を妨げないこと(子どもの目線に立つ)。危険だからと、過剰に保護され、失敗の経験もない子どもは、リスクマネジメント・危険に対する対処能力が遅れてしまうと指摘されます。子どもは、ファンタジー的、自己中心的、非可塑的、魔法的、トンネル思考という独特な思考を持つため、世田谷では、不審者ごっこを考えついたそうです。不審者とそうでない人に分かれて、不審者に連れていかれないように逃げる…TVの「逃走中」に見立て、行動や不審者の中でもいい人と悪い人を見極めるゲーム…中高生が考え出した鬼ごっこの変形「不審者を探せ」など遊びの中からリスクマネジメントを身につける、といった例を紹介されました。

 割れ窓理論…小さな迷惑行為がやがて重大犯罪を招く。例えば、1台の自転車を放置したことで更なる放置自転車が増える、放っておくと「何をやってもいいんだと無秩序な雰囲気が生まれ犯罪がおこりやすくなる、そして重大な犯罪が起こる可能性が高くなることを割れ窓理論というそうです。

 防犯活動をふだんの活動にしていくことが大事ですが、地域イベントに防犯まちづくり活動を組み合わせることで相乗効果がおき省力化につながるとのこと。マンネリに陥らず常に点検することも大事ですが、便乗するときは防犯効果にはあまりこだわらず参加しやすく楽しさに重きを置くことが良いんだとか。子どもたちと定期的パトロールでお菓子がもらえたり、花の管理などで外に出て外に目が行く事、みんなで鍋囲むなど人のつながりを広げるなど、普段の防犯活動が自治会間の連携につながる活動している、市川市や松戸市の例も紹介。

 松戸市の小金地区は宿場町で水戸光圀のゆかりの地。どこの宿場があったのか、歴史の勉強から始まって「わくわく探検隊」が街を探検・点検します。立派な庭を訪問するわくわく探検隊もできました。高齢者ばかりで庭の柿も放置している家と相談し「柿泥棒大会」を取り組んだことから、人のつながりへ、まちづくりへ、地域連携へ歴史を生かした世代継承の持続的なまちづくりへと展開されているようです。

 わくわく探検隊は19年になるそうですが、15年目から地域主導から小学校6年生が企画する学校行事になっているそうで、アンケートによるとわくわく探検隊でこの町がいっそう好きになったと答え。好きになった子はまちづくりに参加したいと思い、参加したいと思う子は将来もこの町に住みたいと思うと答えているのが、この取り組みの成功を物語っているようです。

 まとめとして、防犯からまちづくりへ

1、子どもとともに…楽しさ、世代のつながり、子ども自身の防犯力を高める。
2、防犯活動をふだんの活動に…地域で行われている防犯活動を、地域住民や子どもたちとの交流の場として広げていく。地域の他の課題、防災、高齢者ケア、子育てにつなげていく。地域の他の行事に関わり、つなげていく。
3、どのように人のつながりをつくるか…閉じた各家をノックして開けていく。困っている部分に助けを求める。まちの面白オジサン、おせっかいおばさんで良い。

でした。何だか、地域コミュニティの活動がこんな感じになればいいのにと思ってしまいました。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-10 01:22 | 議員活動

2017年7月9日(日)

c0133422_19412040.jpg 昨日7月8日は「市民安全のつどい」。例年ですと、水月公園のモニュメント前でテントを張り野外での式典ですが、今年は水月児童文化センターで開催されました。

 早くも16年前となる2001年6月8日、8人の幼い命が奪われました。その1か月後の7月8日、教育大付属池田小学校児童殺傷事件を悼み、池田市が「誓いの言葉」を刻んだモニュメントを建立し、それ以降毎年「市民安全のつどい」が開催されています。

 開会宣言、主催者あいさつ、来賓あいさつ・紹介が続いた後、池田ジュニア合唱団のみなさんが「池田市歌」と「The Lord bless you and keep you」(作曲:John Rutter)を歌ってくれました。さらに、水月児童文化センターのイングリッシュクラブの児童(小学生)が審良彰子さんのフルート演奏をバックに「誓いの言葉」を朗読(和文を読んで英訳c0133422_19434062.jpg文を読む)。

 誓いの言葉は次の通り(公園にあるモニュメントに刻まれています)

              
            誓いの言葉

 
       2001年6月8日を 私たちは忘れない
 
       緑豊かな  静かなまちで  それは起こった
       豊かさを追い求め  平和な時間が流れる中で
       幼い8人の命と  まちと
       人々の心が  一瞬のうちに砕かれた
 
       先人たちが育み  守ってきた
       自らを守る組織や  慣習のもろさを
       私たちの地域社会がはらむ無防備さを
       幼い8人の犠牲に思い知らされることになった

       このまちで再び悲劇を許してはならない
       安全な社会を築きあげる大切さを
       あらためて心に銘じなければならない

       私たちは  ここに誓う

       暴力、犯罪、交通事故、災害などあらゆる惨禍を未然に防ぎ
       地域の安全を守っていくために努力することを
       安心して住める社会の大切さを
       多くの人に訴えていくことを

                            2001年7月8日
                           池田市民安全大会

 
  当時私は、まだ池田民商に勤務中で、ヘリコプターの爆音におもわず外へ飛び出すと、上空では何機ものヘリコプターが飛んでいました。会員さんから「TVつけて!」と電話が入り電源を入れると、池田小学校で刃物を持った男が児童を殺傷しているとのニュース。その割にヘリコプターは離れているなと思ったら、市役所横の市立池田小学校ではなく、緑丘にある大阪教育大学付属池田小学校でした。その日は仕事にならなかったことを覚えています。

 この後、「だれでも自由に出入りできる開かれた学校」に門が閉ざされ、オートロックで閉ざされ学校警備員が配備されましたが、大阪維新の会の橋下知事(当時)が学校警備員の予算を廃止してしまいました。池田市ではシティガードと合わせ、登下校時には警備員さんが付けられるように努力していますが、社会情勢の悪化で治安が不安定になっている中、顔見知りの警備員さんがにっこり声をかけてくれるその役割はとても大事だと思います。

 政治・行政の役割は何よりも、国民・住民の命を守ること。一人ひとりがお互いを思いやれる余裕の持てる生活環境が必要です。

 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-09 19:50 | 議員活動

2017年7月4日(火)

 給食センターの移転建替えが具体化し、6月議会では建設予定地の測量委託費の補正予算が出されその前に出された基本計画をもとに、かなり詳細な審議が行われました。

 移転計画そのものも知らなかったという保護者もたくさんおられ、女性後援会のみなさんが学習会を計画されました。

 6月には、元教員の方や、給食の調理現場で働いていたかた、お孫さんが中学生、小学生、幼稚園児という子育てを卒業された方が多かったですが、9000食も一度につくるということは高齢者の食事のように形も無くなるほど煮込むのではないか、とかゴキブリが飛び交う中で40年間子どもたちと給食を食べてきたんだという元先生。衛生面を考えるならランチルームが必要。食中毒がおきれば自校方式ならその学校だけで済むが、センター方式はすべての学校に影響する。ノロウイルスは発症する前の本人も分からないうちに感染する。運ぶ途中で事故に遭えば給食が食べられない。アレルギー対応は本当に代替食なのか。今の給食センターでも、数か所運ぶため10時半ごろ給食が届く。食べる時にはうどんは麺が汁気を吸ってしまって食べる時にはおつゆがない。DBO方式に何故決めたのか、調理・運営まで民間委託すべきでない。箕面に引っ越した人が給食だけは美味しいと言っている…やっぱり自校方式に勝るものはない、などなどたくさんの意見が出されました。 

 今日は、その時参加できなかった人たちがマンションの集会室を借りて、給食センター建て替え計画について、2度目となる学習会を開催されました。

 台風が近づく中で、あわや中止かと思いましたが、予定通りやりますと小学生のママたち8人が集まりました。たまたま台風接近中で、警報が出て子どもたちが帰ってくるんではないかという時で、「警報が朝8時30分までに解除されないと、その日の給食は無し」という話になり、「8時36分に解除された時もたった6分過ぎただけなのに給食がなく、学校を休ませ会社につれて行った。そんな時間にお弁当を作ることも出来ない。なかよし会(学童)に預けるにもお弁当がいる。たった6分ぐらい何とかならないのか。働いている母親は特に大変。時間の関係で食事がつくれなければ、せめてパンと牛乳でも出してほしい(他市ではそうしている自治体があるらしい)」。また、「給食センターの跡地はどうなるのか?」などの意見もだされました。

 しかし、何といってもママたちが一番気になるのはアレルギー対応。「卵除去だけの代替食ではなく、牛乳・小麦粉、そば、エビ・カニなどの甲殻類、ピーナッツなど7品目すべてを全部除去して出せばいい」といった意見もだされました。「先生と一つずつ取り除くのも命がけなんだ。一つ間違えたら救急車もの」…と。先生たちは、授業だけでなく給食の時間も、気を抜けないということなんですね。7品目をひとつづつ代替食にするのは大変ですが、7品目全部取り除いてそれに代わる献立にすれば、1種類の代替食で済むではないか。お弁当を持たすよりみんなと同じ給食を食べさせてやりたい…これは栄養士さんをしておられるママさんの声でした。

 「こんな意見を言えるなんて、思いもしなかった。まずくても給食があるだけでもありがたいんだからちゃんと食べなさいと言っているんです」というママさんは、それでも中学校給食(デリバリー弁当)は冷たい、さすがに好き嫌いを言わない子どもさんでも、冷たくて硬いお好み焼が出たときは食べられなかったそうです。それはよっぽどだと…。

 
 たくさんのご意見有難うございました。この声は引き続き市に求めていきたいと思います。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-05 00:55 | 議員活動

2017年6月22日(木)

c0133422_1321085.jpg 2018年(平成30年)度から小学校、2019年(平成31年)度から中学校で道徳教育が教科化され、これまでのような副読本ではなく検定教科書を使い評価も行うことになります。

 国語や算数など知識を学ぶ場合はその成果を評価することが出来ますが、道徳という心の中で思うことをどうやって評価するのか。画一的な答えを求めてしまうことになりはしないか、いい点を取るために答えても、本当にc0133422_133813.jpgそう思っていなかったらどうなのかなど考えさせられます。

 その平成30年度の小学校の道徳について、教科書選定に向け各教材会社が出版した教科書が教育センターのロビーに展示されています(7月6日まで)。

 とりあえずどんな教科書が並んでいるのか、バイクを走らせました。

c0133422_1335832.jpg学校図書、日本文理出版、廣済堂あかつき、学研、光村図書・・・どれもカラフルで、A4版で以外に分厚く重い。1年生のランドセルにこんな教科書が何冊入るんだろう…なんて思いながら、開いてみると、大津のいじめ自殺に端を発した道徳教育のみなおしで、どの教科書にもいじめ問題があり、立志伝のような、松下幸之助とか新渡戸稲造があちこちに出てきます。

 世界人権宣言が最初に載っていたのは光村図書だけだったような…子どもの権利条約c0133422_135241.jpgは見かけなかったな~。世界的な視野で見ているのもあまり多くなかったような。

 この物語を読んでどう思ったか、この絵の中でわるいことをしていると思うのはどれ?的なものもあり別冊でワークシートがついているものもありました。

c0133422_136882.jpg 調査員はどうなんだろう、教育委員はどの教科書を選択するんだろう。答を一つの方向へ誘導するようなものではなく、一人ひとりが心の底まで納得しうるものになるでしょうか。

 安倍政権のもとで秘密保護法の強行、安保関連法の強行、そして共謀罪然り。憲法を変え、教育を変えてその延長線上に若者たちを戦場に送り込む、監視社会が復活しものも言えない、為政者の言いなりになるあの戦前・戦中c0133422_137684.jpgのような時代へと突き進むのか…などと考えを馳せる道徳の時間でした。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-06-23 01:39 | 議員活動

2017年6月9日(金)

 介護保険制度の改悪で、池田でも昨年度から要支援1・2が介護保険制度から切り離され、地域支援事業に移行しています。現行通りの方法を選択しているため、これまでの事業所で、これまで通りの介護サービスを受けることが出来ることになっています。

 1ヵ月ほど前、認定の更新を、ケアマネさんから早くサービスの利用ができるから、更新ではなくチェックリストで済ますよう勧められたと相談がありました。担当課にチェックリストを勧めるよう指導しているのかと確認すると、「そんなことは決してない、介護認定は自由に受けられます」とのことでした。

 ところが最近また同様の話を聞きました。認定の更新の時、これまで通りでいけるからと認定審査を受けないでチェックリストで済ませたようです。ところがこれまで通りショートステイを申し込んだら利用できないと言われたそうです。改めて認定審査を受けるように指示をされたとか。

 この2つの話から、どうやらケアマネさんは、認定の更新の際、本人や家族の意向を聞かないで、早く利用できるからとか、同じサービスだからと言いながら認定審査ではなくチェックリストへ誘導しているように思えます。

 市役所では、チェックリストではなくみんな認定審査を受けていただくと言っておられた記憶がありますが、現実には市役所に来る前に振り分けられているようです。認定を受けていないので認定の範囲内でのサービスが受けられない、これでこれまでと同じですと言えるんでしょうか。

 国が要支援を介護保険サービスから切り離すことに決めたとき、こうしたことが懸念される、必要なサービスが受けられなくなると声をあげてきましたが、池田市はチェックリストではなくみんな介護認定審査を受けてもらうとと言い、同じサービスを続けるといってました。しかしケアマネさんを通じて介護保険から切り離すなど、約束違反です。

 介護保険サービスを受けておられる方、特に要支援の認定を受けている方は、更新の際きちんと認定を受けましょう。医師の意見書をもらうなど若干時間も手間もかかりますが、介護度が悪化している場合もあります。きちんと認定審査を受けたいと意思を示しましょう。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-06-10 01:46 | 議員活動