藤原みち子の活動日記

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カテゴリ:議員活動( 311 )

2018年1月22日(月)

c0133422_0295986.jpg 遅ればせながら、2018年度の予算要望書を市長に提出しました。

 木田副市長立会いのもと、福祉医療の充実、不況打開・地域産業の振興、子どもたちに行き届いた教育、各小中学校の施設設備改善、まちづくり、環境問題、男女共同参画推進、市民本位の市政運営など全般にわたりA4・24頁の要望書を市長・副市長・教育長に手渡し懇談しました。

c0133422_0304686.jpg これまでの要望をベースに、議員団で手分けし、情勢の変化に合わせ実現したものを除き、新たな要望を加えて作成しました。各小中学校や幼稚園、こども園などの施設整備については、耐震化やトイレの洋式化が進み、実現している部分も多くありますが、古い街ですから、建物そのものがゆがんでいるのか、ドアは新しくなっても戸が開かなかったり、窓枠が下手に触ると落下しそうで危険な状況にあることも複数の小学校から聞いています。プールの水漏れやコンクリートの劣化で手直しが必要な学校も去年より増えている気がします。財政との関係もありますが、子どもたちが通い、一日の大半を過ごす場所ですから、安全対策が急がれます。

 すべてを項目を説明する時間はありませんので、この1年間一般質問などで取り上げてきた市民要求についての実現を求めてきました。

 子どもの医療費助成は現在中学卒業まで所得制限なしで実施していますが、全国的にはさらに18歳まで拡充している自治体が増えています。北摂でも、箕面市、豊能町、能勢町に続き、2018年度から摂津市も加わり、池田市も子育て世代の支援の最も柱となる18歳までの医療費助成の拡充をもとめました。

 なかよしこども園に続く、ひかり幼稚園と呉服保育所の子ども園化については、就学前教育の幼稚園の役割と保育に欠ける子どもに対する実施責任との、それぞれ役割を堅持しながら、差別意識を持たせない融合策を求めました。

 さらに4カ月に一度支給されている児童手当・児童扶養手当の毎月(少なくとも隔月)支給で計画的な暮らしが実現できるよう、明石の例を参考にして早期実現を求めました。

 障害児の移動支援(通学にも適用を)については大阪府や国への問い合わせもしているところですが、教育を受ける権利を保障するために、本来通うべき学校に通えない子どもたちのフリースクールへの移動支援が出来る様にすることも市町村事業なのだから裁量権は市町村にあるのではないかと検討を求めました。

 就学援助・入学準備金の前倒し実施、給食問題、国保の都道府県化、介護保険、セーフティネット住宅、コミュニティバス・デマンドバス、雇用の創出(遊休地活用で給食用野菜づくりなど)、公契約条例の制定、職員のメンタルヘルス対策、パワハラ問題等々約1時間の懇談で要望してきました。

 教育長には、少人数学級の拡充、義務教育学校が始まろうとする中、6年間の教育が9年間という長いスパンの中で行われるため、子どもたちの発達段階を、節目節目でうまく乗り越え成長できるよう、他校との差別なく取り組まれるよう求めました。

 限られた予算の中でハード事業も続きますが、住み続けたい、移り住みたいと思える街づくりのためには、暮らしやすいベースとしての支援策がいかに充実しているかにかかります。住民の声を届けるのが私たち議員の役割の一つですが、それをどれだけ具体化していくかは執行機関としての市の役割です。市民にやさしい池田市への予算編成を求めるものです。
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by michiko_fujiwara | 2018-01-22 23:11 | 議員活動
2018年1月5日(金)

c0133422_213122.jpg 商工会議所の新年賀会に出席。

 会場の入り口に「万博誘致に賛成の方は名刺を入れて下さい」と書かれた箱があり、議員の多くが名刺を入れていました。会頭のご挨拶の中にも万博に期待の言葉が感じられました。でも誰もカジノがセットだなんて言わないんですね。ギャンブルで本当に景気が良くなるとは思えないしそれどころか治安も悪くなるのではないでしょうか。カジノ万博で莫大な税金を使ってそれ以上のものが得られるのかは疑問です。

 年賀会参加者の9割以上が男性というのは毎年感じること。女性は去年よりも少ない感じでした。海外のようにどうして夫婦一緒に参加しないのか、日本のジェンダーギャップが世界の中で、しかも先進国の中では最下位と言ってもいいくらい低い水準のままに、今年はさらに順位を落としていましたが、社会に出るのは男性で、男性が働きやすいように女性は家庭を守る…という根強い考え方が、こうした場所への社会参加にも表れているようです。

 中小業者では、特に女性は夫と共に営業を守る上でも大きな役割を果たしており、その上、妻として母として3倍も働いている女性になかなか陽が当たらない。かく言う池田市議会も21名中(定数22)女性は日本共産党会派の2人のみですが…。もっと女性が各分野で活躍してもらうためにも、女性の地位向上と権利擁護が欠かせません。賃金格差をそのままにして女性を安上がりの労働者として働かせるような「働き方改革」では日本のジェンダーギャップは埋まりません。

 また男性にしても過労死を生むような働かせ方が問題です。家事労働を共同で行うことが出来ないほどの長時間労働では、男性も女性も疲れ切って、余暇を楽しむどころではありません。8時間働けば普通の暮らしができる賃金体系にすべきです。

 あっ、新年早々、またぼやいてしまった。「冷静に、冷静に」…(笑)
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by michiko_fujiwara | 2018-01-05 23:59 | 議員活動
2018年1月4日(木)

c0133422_1493816.jpg 3日間の駅伝三昧もあっという間に終わり、今日は市役所初出の日。恒例の新年交礼会と年賀交換会が開かれました。

 市長のあいさつは、「池田版DMO」「池田のまちみんなまとめてテーマパーク構想」を具体的に進める年、総合計画の一部見直しも行いながら実施したい。「シビックプライド」構築(って何?また横文字や!…都市のプライド?市民の権利と義務?…市民が一丸となって頑張ろうということかな?…横文字が多すぎるとなんだか大事なことをごまかされてるような気になります)に向けての取り組みを具体的に進めたい。市制80周年を来年に控えた大事な年でもあり、また日清食品が70周年を迎える今年、チキンラーメンの祖・安藤百福さんの奥さんを主人公にしたNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」の放送が決まったことなどを絶好のチャンスと捉えて活かしていきたい。まさに10万池田市民が心合わせをして池田の明日に向かって前進する年にしよう…といったお話があり、3月議会もまた沢山の議案提案がなされそうな気配です。

 山田議長のご挨拶と白石副議長の万歳三唱で互礼会は終わり、議会会議室に場所を移して市長始め特別職のみなさんと各種行政委員さんとの懇親会が開かれました。2人の衆院議員と府議会議員の来賓あいさつを受け、恒例の年男・年女は戌年の議員1名、行政委員さん3名と新任行政委員さんの挨拶がありました。コーヒーとみかんをいただいて終了。維新の衆院議員は羽田達也氏の問題で迷惑をかけたと一応謝りましたが、年末に決着がついてよかったと他人ごとのようでした(実際他人ごとだったのかもしれません)。さらに、大阪万博の誘致実現と大阪市を廃止し複数の特別区をつくる都構想でもう一度住民投票をすると明言しました(むむ、本当に市民が望んでいる事なんだろうか?)。

 安倍政権は憲法改悪を具体化しようとしており、維新府政は万博に名を借りたカジノ誘致と都構想を掲げるという、安穏としていられない2018年の予感。その一方で国保の都道府県化、介護保険制度の事業改訂期、私たちの暮らしに大きな影響を与える問題も山積しています。少しでも良い年にしたい…この思いを実現させるために、まだまだじっとしておれない年になりそうです。

 さあ、新しい年の仕事始めです。私たちはこれから新年度の予算要望書を作成し市長に届けること、12月議会の市議会報告書をつくることが最初の仕事となりそうです。

 今年も、市民要求を届け、その実現のために頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 
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by michiko_fujiwara | 2018-01-04 23:44 | 議員活動
2017年12月10日(日)

c0133422_029038.jpg 今日は医療と介護の連携事業を進めるにあたって、滋賀県東近江市の永源寺診療所所長の花戸貴司先生の講演が保健福祉総合センターで行われました。

 「住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために~永源寺の地域丸ごとケア~」と題して、地域丸ごと、チーム永源寺として支え合い、当初は「先生はようまいらしてほしいわ(死なせてほc0133422_0302499.jpgしい)」と言っていた患者さんが、年老いても自分らしく過ごしたいと言えるように、一人暮らしであっても、認知症であっても、障がいを抱えておられても、みなさん笑顔で生活されていますと言うまちになってきた、この間の取り組みについてお話されました。

 永源寺診療所は三重県と接する滋賀県南東部、東近江市永源寺c0133422_0311878.jpg地域(旧永源寺町)にある公立国保診療所(昭和59年に調律診療所として開設)。対象人口は5400人。高齢化率は34%(池田より約10%高い)。医師は1人、看護師5人の無床診療所。平成12年より現所長が着任。平成2年4月から民営化され指定管理となったようです。

 寝たきりや認知症であっても、老夫婦、一人暮らしであってもc0133422_032284.jpg在宅で生活することを可能にするには、医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、ホームヘルパー、デイサービススタッフ、ケアマネージャー、行政、家族、ご近所の方々など多種多様の連携が必要だとして、15年かかったとおっしゃってましたが、まち全体でチーム永源寺として支え合う地域づくりをすすめてこられたそうです。

c0133422_032398.jpg エンディングノーなる話はよく聞きますが、倒れてからでは本人の意思が伝えられない。例えば救急車を呼び搬送されるようになれば、助けてもらうために呼んだということになりますから、家族がいくら、もう手を尽くせないのであれば家に連れて帰りたいと思っても、本人の申し出がないと引き返すことは出来ないことになっているそうです。

 ですから、普段から元気なうちに「どのような場所で、誰と生活するか、どのような治療や療養を希望するか?」をきちんと家族と話し合っておくことが大切です。

 花戸先生は、80人の在宅患者さん(4歳~103歳)を担当しておられるそうですが、すべての患者さんに ①ご飯が食べられなくなったらどうしますか? ②寝たきりになったら病院かしせつにいく?と聞くそうです。何度もしつこいくらい聞くと、「老後は出来るだけ在宅で生活したい」という本音がでるそうです。

 池田市もプロジェクトチームが「あなたが伝えたいこと。あなたに聞いておきたいこと」という共に医療を話し合うためのガイドブックをつくりました。中には、「私の医療に対す希望」という記載ノートで、終末期の医療に対する希望のチェックシートをつくっています。
 私も母を送った経験から、これは必要なパンフレットだと思います。

 永源寺では、地域包括ケアというより地域丸ごとケアのイメージで、三方よし研究会というのがあるそうですが。私もあなたも地域もみんなよしとなるよう連携パスで「チーム永源寺が出来たとのこと。連携パスの中心は「患者さん」、支援から共生へという考え方です。 

 自助、互助、共助、公助という様々な資源が地域にはあると先生は語ります。要介護2で認知症のおばあちゃんが、犬と毎日散歩することで、要支援になったということもあったとか。何よりも花戸先生のようなへき地医療から逃げ出さず、一人ひとりの健康を守るために、何が必要かと考えてくれるお医者さんは貴重な存在です。

 地域の助け合いは必要ですが、行政が、自助、共助、公助という時には、公助の役割まで、自助・共助という言葉で安上がりにできるよう地域に任せ、必要な支援まで切り捨てていくケースが多く、注意する必要があります。

 都市部では、共働きでご近所とのつながりが希薄です。競争教育で助け合いの精神が薄れ、過労死を生み出すほど異常な長時間労働、正社員の非正規化、低賃金、低年金という現実を放置したままでは、なかなか支え合える「チーム池田」にはなれないのではないか、上からつくる地域コミュニティではなく、昔ながらの、ご近所さんとのつながり、見守りという自然に生まれる助け合い精神が出来るまちづくりこそ必要だと感じました。

 そのためには、政治のあり方、税金をどの分野を中心に置いた使い方にするのか、戦闘機や戦艦を大量に買う一方で、社会保障費を自然増の分まで削減するような使い方を見直す必要があります。

 8時間働いたら普通に暮らせる賃金体系にし、休日は家族そろって過ごせるような余裕があってこそ、お互いを思いやるやさしさも生まれるというものです。
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by michiko_fujiwara | 2017-12-10 22:33 | 議員活動
2017年12月2日(土)

c0133422_1205744.jpg 約1年前に、菅原町の民間マンションが不法建築だと手紙をいただき、マスコミでも取り上げられた「マテリアル菅原」の件(7階建てで建築確認申請を出していたのに、建ち上がったら9階になっていた物件)で、当時私は担当者から事情を確認し、このブログでご報告をしたところです。
 一般質問でも市の対応を質し、市からは是正勧告を出し、建築確認申請通りに戻すよう指導、建設業者もそれに応じることになったとの答弁がありました。

c0133422_1222562.jpg その件で、1週間ほど前にまた、新たな手紙をいただきました。

 (株)ダイカイ建築の「マテリアル菅原」については、工事に取り掛かったように見えるが、1~2階をぶち抜きいわゆるスケルトン状態にしただけに見える。市はこのような措置で是正に従ったとみているのか。最後まで厳正な態度を…と言った内容です。工事中の足場を組んだ写真も添えてありました。

 リコール署名などで少し遅れましたが、先日担当部署に現状について確認してきました。

 現状は、外目完了で建物の中はまだ改修工事が残っているとのこと。
 具体的には、8、9階の床を剥ぎ、外側の増築部分を撤去に加え、耐火対策などの是正指導が行われている様子ですが、今は外側の増築部分の撤去が行われた段階で、まだ全部終わっていないため、工事が終了すれば、12月~1月頃には、消防と一緒に検査に出向くことになっているそうです。その上で、構造計算など是正されているか再確認をするとのこと。

 また、手紙には、消防の点検が一度も行われていないのではとの疑問も書かれていましたが、この件は当時、数人の方からのご指摘で、消防にも確認したところ、建築完成時に点検に入った時に7階より上にも部屋がありそうであることが分かり、中断をしたそうです。しかしその後、あらためて点検をした結果、消防については要件を満たしていたとの報告があった事を申し添えておきます。

 「マテリアル天神」は菅原が終わってからになりそうです。
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by michiko_fujiwara | 2017-12-03 01:28 | 議員活動
2017年11月25日(土)

c0133422_0525583.jpg 25日・26日とてるてる広場で「いけだまつり」開催中で開会のセレモニーに出席。市長・議長あいさつに続き、原田衆院議員、つい最近も暴言で問題となった足立衆院議員も挨拶(自ら自分の言葉がお騒がせしているといった挨拶をしていました)。

 例年は伊居太(いけだ)神社の境内で新町通商店会が中心に行われていましたが、今年は5周年を記念して、織姫伝説の「あやはとり・くれはとり」にちなみ下の宮となる呉服神社を結んで、さらにサンシティ30周年ともタイアップして、それぞれの商店会も一緒に開催され、駅の北側と南側でイベントが行われています。

 織姫伝説は、昔呉の国からあやはとり(穴織)とくれはとり(呉服)が来て機織や裁縫の技術を伝えたということですが、先月の宗像市での視察で、元は4人だったところを中国から渡来した時に宗像の地に降り立ち、そのうちの2人が宗像に残っていただいたc0133422_0541881.jpgというのです。視察に行った私たち一同もびっくりのお話。
 綾羽町にある伊居太神社(上の宮)にあやはとり、室町にある呉服神社(下の宮)にくれはとりがやってきたということでしょうか。呉服の字が呉の国の名残でしょうか。

 市長の話によると、来年には里帰りをするそうです。蘇州の舘山c0133422_0552762.jpg寺で周年記念イベントに2人の織姫が出演するとか。またあいさつの中で、来年のNHK朝ドラにチキンラーメンの祖安藤百福さんの奥さんが主人公になることが決まったことが紹介され、かつての朝ドラ・てるてる家族(いしだあゆみさんご一家がモデル)が縁で今日の会場はてるてる広場と命名されたが、来年からはまんぷく広場になるかも…などと2度目の朝ドラを池田の活性化につなげたいと紹介されました。
 
c0133422_0565075.jpg セレモニーの後は子どもたちを交えた華やかでかわいいフラメンコや音楽ライブ、ゴリラ広場でもくまもんが登場するなど大人も子どもも楽しんでいました(^^) 

 屋台では焼鳥やおでんなどに加え、懐かしい「ポン菓子」製造機も登場(笑)…昔リヤカーでこの機会を積んで回ってこられ、お米が「ぽんっ!」とはじける音で「ポン菓子」(トウモロコシc0133422_0573798.jpgでポップコーンも)といって私たちのおやつになっていたことを思い出しました。今日は山田錦のポン菓子200円也。

 午後は商工会議所で開かれていた、池田更生保護女性会のバザーへ。キャピック製品(刑務所作業製品)の靴やカバンなど手作り作品の中からミニサイズの便せんや封筒、和菓子・せんべい、昨年も買った袋(最後の一つ)を買って帰りました。明日の署名行動(午後1時からダイエー前)に持って行こ(*^^)v

 
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by michiko_fujiwara | 2017-11-25 23:23 | 議員活動

大阪府市議会議員研修会

2017年11月21日(月)

c0133422_354960.jpg 57回目となるそうですが、大阪府の市議会議員研修会がホテル阪急エキスポパークで開かれました。

 毎年この時期に開かれますが、講師にも当たり外れがあり参考になる話もあれば自慢話のような内容もあります。聞く立場によって見方は変わりますが、今回は私にとってはイマイチでした。レジメは無し。

 講師は、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏。一橋大学を出て通産省に入り小泉首相の時代に政治の側に入り水面下で安倍政権を見てきたとのこと。経済財政政策担当補佐官、金融担当大臣補佐官、各大臣の秘書官など歴任し2006年に退官後慶應義塾大学へ、エイベックス・グループ・ホールディングス(株)顧問という肩書も。加計学園問題の国家戦略特区c0133422_3552898.jpgをつくったのは私だと言っておられました。先の総選挙は安倍総理から頼まれたところだけ応援に言ったとのこと。

 テーマは「日本経済の展望~地方活性への鍵~」

 中小企業からはそんなことはないと言われるが、全体には現状の日本経済はかなり良くなっている2%を超えると景気が良いと言われる経済成長率は2.6%、失業率は下がり株価もそれなりに上がった。しかしそう長くは続くことは絶対にない。経済成長率はこの瞬間の数字だけれど長期的に達成可能な成長率・潜在成長率は内閣府の調査によると年率1.0%、日銀だと人口減少やいろんな影響があって0.8%、この数字はバブル崩壊以降失われた20年の0.7%の成長率に相当する低空飛行となる。企業が低迷し、家計収入が減少することが今の段階でわかっている。

 2020年位から低空飛行になっておかしくない。個人消費が落ち込み、政府の財政出動は昨年4兆円、今年度3兆円。過去にはこれくらいやれば当然景気は良くなるがそれは1年~1年半で効果が無くなる。本来なら来年春ごろから危機に陥るところだけれど運よく2020年にオリンピックがあり来年は関連施設の建設需要のピークとなる。TVがあおり盛り上げるだろうからそれなりにプラスになるが、問題は2019年10月からの消費税増税で景気はある程度マイナスになる。2019年はデフレ脱却の目標に置いており次は異常な金融緩和をやめたいと日銀は思っているはず。

 極め付きはオリンピック。経済面からみると、過去の開催国の経済状況は終われば急速に落ち込む。ギリシャ危機の発端は2004年のアテネオリンピックだった。施設をどんどん作り国そのものが粉飾まがいの状況となった。こうした過去の経験から2020年から間違いなく景気は悪くなる。春闘の0.8%要求も今しかない。政府が経済政策でやるべきことは今の経済成長を高くするより先の心配をしなければならない。潜在成長率を高くすること、人口増加が一番だけれど減少期にあり無理。経済の成長性を高くする構造改革全般を進めなければならない。

 それを高めるのは民間企業、地方経済を高めるには地方自治体の役割が大きい。政府は東電や日航などのように全面支援するとマイナスになり安倍政権の一番の弱点になる改革は新聞で言うほど進んでいない。農業改革は農協の改革をやったがあまり効果は出ていない。働き方改革は臨時国会には出ない残業時間の上限規制や同一労働同一賃金だけではだめ。成長戦略が十分ではない。

 2020年以降は低空飛行が続く。2025年は団塊の世代が全員後期高齢者になる。そこまでに社会保障改革を抜本的にやる必要がある毎年300兆円の国債発行、赤字は2025年に150兆円に拡大する。年金の支払いは10年で元が取れるから平均年齢男性80歳女性87歳で高齢者が得をする事業なので抜本改革しなければ枯渇する。だから年金は受給年齢の引き上げや2割カットが必要。消費税は30%くらいにしないと持たない…ここには何兆円もの軍事費や大企業や大金持ち減税、政党助成金などには全く触れることなし。

 生産性を高めることが必要で、イノベーション(新しい組み合わせや新しい付加価値をつくる)で売り上げを伸ばす事。AKB48歌の売り上げだけでなく総選挙や握手会、拠点を秋葉原に置くなど新たな組み合わせで毎年20億円の売り上げを上げている。一番元気な都市は福岡。一番起業しやすい都市。安倍政権は地方創生で頑張っているが大半は失敗する。予算獲得することばかりでは効果は1年~1年半しかない。都道府県では地域が広すぎて無理、市町村レベルがやるのが良い。大企業も無理。日本の銀行は守らない

 中小業者が多すぎる。手厚い支援策をやりすぎた。悪平等・みんなに良くすることをやめるべきと言ってましたが、ここには中小業者が経済を支えてきたことや憲法で国民の暮らしをまもる姿勢は見られませんでした。

 大企業にはイノベーションは無理、前例のないことは出来ない。第4次産業革命、デジタル化、グローバル化など、大企業より中小企業の方がイノベーションは生み出せる。大阪は民間のポテンシャルが高い。中小企業・製造業が強い。生産性を高めるポテンシャルを持っているとのリップサービスもありましたが、全体に政治の役割という視点より一握りの企業努力への期待に置かれている(これはこれで必要であり否定はしませんが)。誰もが健康で文化的な生活を送ることが出来る様にするための観点は感じられませんでした。
 
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by michiko_fujiwara | 2017-11-20 23:59 | 議員活動
2017年11月8日(水)

c0133422_8495576.jpg 地区内の議員交流会、今回は能勢町で開催しました。

 府広域水道事業団に加入するにあたり、大幅な水道代の値上げが提案されている。簡易水道で国から補助金が出ているけれど、事業団に入ればそれが無くなるので本当に水道代が安くなるのか高くなるのか? 黒字なので値下げを…などと水道に関する話題から、国保の広域化による保険料の大幅な値上げ予測の問題、24c0133422_8515696.jpg時間営業のディスカウントショップが住宅地に出来ること、北急延伸にかかる駅前開発、医療費助成の拡充などなど交流しました。

 池田市では、五月丘の国有地を借り上げ、五月丘保育所とくすのき学園が移設する計画が進んでいます。一時は森友・加計学園問題が影響してか、借地料が折り合わないという話もありましたが、何とか予算通りに収まったとのことです。問題は保育所建設にあたって、国が民間にしか補助金を出さないとして、建て替えに際して民間委託が決まっていることです。その委託先が山善福祉会という茨木市の事業者ですが、地元の保護者からは評判の良くない事業者であることを以前にも聞いていました。

c0133422_8491796.jpg 入札に際し、市はきちんとしている、池田市のやり方で運営してもらうと言っていましたが、話を聞くと問題は保育士さんたちの賃金の低いこと、大型TVに保育をさせているのではないかと思えるような保育の実態、朝つれて行った同じ部屋に一日いるのではないかと思われ、他の保育所に変えてもらったといった話が保護者から出されている様子です。

 問題はこうした保育内容が事実であれば、入札段階でどこまで池田市が保育内容の実態を調査しているのか、民間委託をして今後も公立と同様の保育内容が確保されるのか、運営内容にどこまで指導できるのかといった疑問が出てきます。待機児童対策と同時に責任を持った保育を確保するためには公立保育所の役割は重要です。

 大元には国が民間でなければ建設補助をしないという民間誘導の姿勢がありますが、池田市では各小学校区に幼稚園と保育所があったというすぐれた乳幼児施策を、幼稚園の統廃合、保育所の民営化でどんどん公立運営から手を引いてきたこと、この先も呉服のこども園化が予定されており、公立保育所は2ヵ所しかなくなります。事業者の運営方針についていけない子どもたちの居場所がなくなるようなことがあってはなりません。児童福祉法で定める自治体の保育実施責任を改めて検証する必要がありそうです。
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by michiko_fujiwara | 2017-11-08 23:12 | 議員活動
2017年10月12日

c0133422_223448.jpg 総務委員会の視察で11日・宗像市へ観光行政について、12日は直方市に公契約条例について学んできました。

 宗像市は福岡市と北九州市の中間に位置し、両市のベッドタウンとして発展し人口が増加しているそうです。また、響灘・玄界灘に臨む都市で、宗像大社の神領で世界文化遺産の沖ノ島があります。

 説明していただいた事務局長さんの話によると池田市の呉服神c0133422_23243078.jpg社にまつわるクレハドリアヤハドリの織姫が大陸から伝来したという話、元は4人の織姫が海を渡って宗像に着いた時、2人の織姫に頼んで残ってもらったそうで、池田には2人が向かった…という池田市とは縁のある話だと紹介があり、視察団一同びっくりでした。

 人口は9万7086人、平成28年度の来訪者は約700万人、地域資源の発掘・活用、観光協会に委託しているという観光プラットフォーム事業、宿泊施設にたいする国の補助金活用、市内回遊性向上c0133422_23265283.jpgの取り組みの一つとして市独自の空き店舗・改修補助は100万円を上限に経費の2分の1を補助する…など市の役割と、PRや宣伝は観光協会、商品のブラッシュアップは商店が自分達で行うなど連携をとりながら実施しているそうです。

 観光バスよりも車で来訪される方が多く(これは池田でも同じ傾向です)、個人ツアー向けのバス旅など周遊コース、「とくとくチケット」を使って、食べる、泊まる、買う、遊ぶ体験のメニューなどいろいろな取り組みが行われています。海の幸が売りで、c0133422_2328792.jpg公設民営の「道の駅」の売り上げは年間18億円にも及び、九州一の売り上げになっているとか。

 ちょっと池田とは比べられない観光行政です。

 視察後。世界文化遺産の沖の島までは行けませんので、宗像神社に足を延ばしてみました。手を洗うところは平和と彫った大きな石のてっぺんから水が流れ出し柄杓を使わず手を洗えるようにしてありました。お賽銭を入れずに手を合わしてきましたが、罰当たりだったかしら…。
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by michiko_fujiwara | 2017-10-12 22:25 | 議員活動
2017年8月17日(木)

c0133422_3366.jpg 中国蘇州市との友好都市提携35周年を記念して、中唐の時代の政治家であり詩人でもあった張継の作「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」の碑が寒山寺から贈られ、同じ禅宗である池田市吉田町の慈恩寺・毘沙門の地に設置されました。

 今日は寒山寺の住職さんを含めお坊さんたちが来られ、除幕式が行われました。寒山寺からはすでに、平成18年に25周年のc0133422_34249.jpg記念として梵鐘の複製が贈られ、慈恩寺に設置されています。代わりに池田市からは慈恩寺で使用されていた300年の歴史ある鐘を寒山寺鐘の博物館に寄贈したとのこと。

 寒山寺の梵鐘は、張継の「楓橋夜泊」に詠まれた有名な梵鐘で、今はその鐘で慈恩寺の除夜の鐘が鳴らされているそうです。日中友好協会の元会長の提案で蘇州の寒山寺でも同時刻に除夜の鐘のイベントが行われているそうです。ちなみに本物の寒山寺の梵鐘はc0133422_35678.jpg108トン(キロ?)の重さがあるとか。

 式典は、市長、議長、寒山寺の住職さんが、それぞれ日本語と中国語のご挨拶で通訳を交えるため、倍の時間がかかりました。私たちは日陰で参加し、暑い中にも時折吹く風に癒されましたが、肝心の来賓席は全く影のない炎天下で、まさに荒行のごとき状況(笑)。みなさんお疲れ様でした。

 詩「楓橋夜泊」は 

 月落ち 烏啼いて 霜天に満つ   江楓 漁家 愁眠に対す
 姑蘇城外 寒山寺   夜半の鐘声 客船に 到る

 作者・張継さんは政治家でもありますから、おそらく南方の地方官に赴任を命ぜられたころの作ではないかと言われています。

 月は沈み夜烏が啼き、霜の降りる気配が天に満ち満ちて、冷え込んできた。川岸の楓の木々の間には漁火が点々として、旅愁のためにうつらうつらして眠れない私の目に映る。
 もう夜明けも近いのかなと思っているところへ、姑蘇城外の寒山寺から打ちだされる夜半を告げる鐘の音が、私の乗っている旅の船にまで響いてきたのであった。

 という意味のようです。
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by michiko_fujiwara | 2017-08-18 02:42 | 議員活動

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


by michiko_fujiwara