自民党内選挙ショー終了! いよいよ総選挙近し
昨日の自民党総裁選挙で、麻生太郎幹事長が新総裁に選出されました。明日から始まる臨時国会で首相指名・新内閣発足の予定です。自民党内選挙ショーは終わり、いよいよこれからが国民にとっての正念場。解散総選挙は10月26日投票説や11月2日投票説が飛び交っています。
後期高齢者医療制度、消えた年金、事故米・汚染米の流通を誘発したミニマムアクセス米問題、投機マネーの暴走による原油高騰問題、消費税増税などどれをとっても、国民をないがしろにしてきた政治の責任です。「自公政治、高齢者・うば捨て、青年・使い捨て、政権・投げ捨て」の3捨てとはまさに「言い得て妙」です。
「政権たらい回しではなく、政治の中身を変えましょう」と駅前で夕暮れ宣伝を行いました。
定例のダイエー前宣伝ですが、今日は大阪9区国政対策委員長の村上弘充さんがマイクを握りました。
衆議院ではわずか9人しかいない日本共産党議員団ですが、後期高齢者医療制度の原型が提案された時から問題点を明らかにし反対を貫いてきたこと、見直しを口にせざるを得なくなったのは国民の皆さんと力を合わせて追い詰めてきたものであること、「蟹工船」ブームに見られる派遣労働の問題を国会で追及し、改善させつつあることなど、少人数でも大きな成果を挙げてきていることなどあげ、この力をもっと大きくしてくださいと訴えました。
さて、汚染米は流通経路がどんどん広がり、お弁当やお菓子だけでなく「出し巻き卵」「厚焼き玉子」「プレーン半月オムレツ」など卵製品にまで使われていたなんて驚きです。しかもほとんど小中学校の給食に使われていること、つまり給食を扱う業者に事故米が流れるシステムが問題です。豊中の小中学校にも入っていたことは隣にある我が池田市はどうだったのかと不安を覚えます。また、報道された「伏尾荘」(特養)以外の施設は大丈夫でしょうか?
「池田の学校給食は能勢米だから大丈夫です」と連絡がありましたが、卵製品は大丈夫でしょうか。和歌山市教委では「米粉パン」を給食で出すことを取りやめたとか。
知らずに取り扱うことになった業者も大変な打撃です。政府は買取補償をするといっていますが、事故米とわかって流通させた政府の責任を、国民の税金でとるというのも複雑な心境です。国内農業をつぶし輸入を増やしてきた政府自身の責任をどう取るつもりでしょう。総辞職し二度と政治に係らないでいただきたいものです。