総務委員会でした。
21日(金)の文教・病院委員会は夜8時45分までかかりましたが、今日の総務委員会は午後5時過ぎに終わりました。
ふるさと納税の受け皿として「みんなでつくるまちの寄付条例の制定」は各党それぞれの質疑があり可決されました。「ふるさと池田」の街のために役立てたいと思っていただけるような池田らしいまちづくり・施策が大切ですね。
一般会計の中には、保育料の値上が盛り込まれていました。3歳児、4歳以上児はどの階層でも値上となっており、新たにD6階層も増やすというもの。さらに、これまでは国基準の70%を池田の保育料としてきましたが、今回は国基準の76%とアップしている事も問題です。
私たちが保育所に預けていた頃は、大半が夫婦とも正規社員が多かったように思いますが、それでも生活は大変でした。
今の若い子育て世代の所得は正規社員の割合がどんどん低くなってきており、2人で働いてやっと生活を維持するという世帯も少なくありません。子どもを2人預けたら1人分の収入が消えていくという事もあり得ます。
子育て世代にとっては、昨年の公立幼稚園に続く保育料の値上となります。
4年前の幼稚園の統廃合、続く保育所の民営化と施策の後退で、かつての池田の1小学校区1公立幼稚園1公立保育所という全国にも優れた施策も今は昔です。
その結果、定員オーバーで通わせたい近くの幼稚園や保育所に行けない子も出てきています。
駅前ステーションから次の保育所へ転々とする子どもも大変ですが親も行事などで遠くの保育所まで行くのは大変です。小学校に上がったとき、保育所の友達はほとんどいない、周りは幼稚園の友達同士仲良くしゃべっているという疎外感を感じる事にもなります。
駅前ステーションは一時しのぎでは助かりますが、やはり直接通える保育所が必要ですね。「子育て支援のまち」と自信を持って言えるように…。