77歳の誕生日を迎えたけれど…?
知人のお葬式に参列しました。2月始めに77歳の誕生日を迎えられたばかりで、平均寿命が延びている今としては、少し早い最期ではないかと思います。
一生懸命働いて働いて、商売を辞め、やっと自分の時間が取れるようになったと思っても、遊ばれるわけでなく、出かける代わりに自然を模して「松ぼっくり」を部屋に置き、一升瓶をかかえて「まあ上がりいな」と言ってくださった顔が眼に浮かびます。働き者の日本人を象徴しているようです。
池田市の「長寿祝い金条例」は77歳の誕生日を迎えても9月1日の基準日まで存命していなければ支給されません。ですから誕生日を迎えておられたこの方も、残念ながら支給されません。
日本共産党は、「それはおかしい、誕生日を迎えたらみんな翌月にはもらえるようにと、12月議会で改定案を出しましたが、自公民与党の反対にあって否決されたところです。
ところがこれから始まる3月議会では、事もあろうに「平均寿命が延びたから」と77歳をなくす条例改定案が出されているんです。ささやかな楽しみがまた奪われようとしています。
基本的にできるだけ多くの方にではなく、ごく一部の人にだけというのは「子どもの医療助成」にしても同じで、池田の特徴でしょうか?
午後は豊中選出・堀田府会議員の「府政報告会」に参加。
「子どもが笑う大阪よりも、子どもに笑われない大阪のために」と題して橋下知事の財政再建策について講演されました。
巨額の赤字と借金を作った原因・責任をあいまいにしている事、市町村補助金をバッサリ不計上の暫定予算など説明がありました。
ストレートな物言いも、簡単に前言を撤回する事も、考えようによっては府民の声がきちんと届けば、取り入れる事にもつながると言う事でしょうか?