藤原みち子の活動日記

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ほそごう学園をなぜ義務教育学校にするのか?

2017年12月13日(水)

 今日は文教病院委員会でした。

 義務教育学校に関する条例の一部改正、給食センター条例の一部改正、児童文化センター条例の一部改正、不動産の取得(新給食センター用地)、五月山児童文化センター指定管理者の指定、病院事業会計補正予算、一般会計補正予算について審議されました。

 義務教育学校については公立学校の設置条例が、小学校10校と中学校5校という内容を、新たに義務教育学校を追加し、小学校から細郷小学校(平成27年4月1日創立)を、中学校から細郷中学校(平成27年4月1日創立)を削除したうえで、新たに追加した義務教育学校にほそごう学園(平成3年4月1日創立)を掲げるというものです。

 デメリットはみあたらないと言っていましたが、メリットとしてあげたのは、特区申請をせずに独自の教育課程を柔軟に実施出来ること(例えば人権学習や中1の数学を6年生に教えたり、英語学習の先行実施)、計画や方針の策定など、事務の減少、教育の多忙化が緩和されるのではないかと答弁がありました。また、一体感、帰属意識が高まり、小さい子にはあこがれや夢が、大きい子には優しさや自尊心の成熟が得られるとも…。

 校長が1名、副校長1名、教頭2名の現体制4名で当面いきたい。教職員から見たメリット・デメリットは?との委員の質問に対し、一体感が醸成する。現在も交流されており教育が9年の特例化で先生にもメリットになるようにしたい。

 教員免許は、最終的には小中両方持っている人を配置することになるが当面はそれぞれの免許で実施してよいとされているとのこと。ちなみに現在両方の免許を持っている教員は31.1%(小学校の教員のうち40.5%が中学の免許を持ち、中学校の教員のうち13.8%が小学校の教員免許を持っているそうです)入学式は他の学校同様に進級式を行い、卒業式は前期課程修了式としたい。

 学校の教員も保護者も知らない間に進めていいのか、行政の介入ではないのかの質問には、市長部局ではなく教育委員会が進めており校長も、学校運営協議会もそこに参加する保護者の代表もそうして欲しいと要望があったと答弁。

 しかし校長だけで現場の教員の意見も聞かずに学校の運営方針を決めて良いのか、現場の先生よりも学校営協議会が決定していいのかという問題があります。現場の先生は今ギリギリの状態で小中学校の文化の違いを共有しながら必死で教育に影響の出ないように頑張っていると耳にしています。

 教員の加配はないそうです。4年生・5年生に教える英語など一部教科担任制の導入もあるようですが、教員の加配がなければ中学の英語教師が小学生の英語まで教えることになります。これまた労働強化になるのではないでしょうか。教科の前倒しが本当に子どもたちのためになるのか。教科内容を早めることでついていけない子が出てくるのではないか、学校間でも子どもたちの中にも教育格差が出てくるのではないか。学校で学ぶのは勉強だけでいいのかなどなど、疑問点はまだまだ払しょくされていません。

 ゴルフの授業を喜ぶ子どもや保護者もいるでしょう。数学の前倒しを喜ぶ人もいるでしょう。でも、教育とは、学力と同時に、一人ひとりの成長に合わせ、自分の頭で考え、他人を思いやり、事の善悪を判断できる人間に、社会性を持った生き抜く力も身につけさせる必要があるのではないでしょうか。

 PTAが児童・生徒たちにアンケートを取った結果、小中一貫校になってよかったという声の倍ほど大変だという声があった事を教育委員会が知っているのでしょうか。教育を受ける子どもたちが主役でなければなりません。学校のことは、市や教育委員会が決めて従わせるのではなく、保護者の教育権、現場教職員の教育方針を尊重すべきだと思うのですが…。
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by michiko_fujiwara | 2017-12-14 00:54 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


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