世界に広がれ♡ 子どもたちの平和と安全を願って…いけだ夢燈花
16回目を迎える「いけだ夢燈花」は2001年6月8日に起きたあの教育大付属池田小学校の児童殺傷事件で命を失った8人の児童の冥福を祈ると同時に世界の子どもたちの平和と安全を願って取り組まれている行事です。NPO法人である北摂子ども文化協会主催で地域のみなさんと一緒に、手作りろうそくを灯し、LOVE PEACEをアピール。私も点火作業に参加してきました。オープニングの和太鼓演奏は、太鼓塾・一輝のみなさん。
2003年、この取り組みに賛同された宮城県の養護学校の元校長先生が、県下の養護学校に呼びかけ生徒たちによる手作りのキャンドル約800個が寄贈された縁で池田と仙台のつながりが生まれたそうです。そして2006年からは「みやぎ夢燈花」として仙台にも広がり、仙台では子どもたちの平和と安全に加え、障がいのある青少年の社会参画も目的に加えて活動されているそうです。
今年も仙台から宮城県立光明養護学校の元校長先生・石川健先生が「おばんです」と挨拶に来ていただきました。今年は教育大付属小にもいかれ、日本一セキュリティの厳しい学校で、不審者と思われそうな自分たちがあたたかく迎えられた…と16年前の事件からのまちの変化を語って下さいました。
子どもたちの命が軽んじられる事件が多い昨今、こうした願いが世界中の子どもたちの平和と安全を守る取り組みに広がってほしいものです。