藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp

「何もできないわけじゃない」「人それぞれ言いたいことや伝えたいことがある」

2017年7月28日(金)

c0133422_220369.jpg 今回の議員団市内施設見学最後は、18歳以上の障がい者のための施設入所支援事業所・三恵園でした。運営主体は社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団。「自閉症者支援」「地域生活移行支援」「地域福祉推進」の3つを中心に実践しているとのこと。

 三恵園は平成18年に能勢から移設し12年目を迎えます。男性17人、女性13人、計30人の生活介護を行っており、ショートステイは男性7床、女性3床で10床。いずれも男性が多いようです。本館の2階が女性棟、渡り廊下の向こう側が男性棟でした。

c0133422_2212746.jpg 入所者は生涯区分6の「最重度」の知的障害が多く、約6割が自閉症を伴う障害をもっておられるそうです。入所者の3分の1は池田市民で、吹田、豊中、茨木などからも来られているそうです。
 日中活動では、一人ひとりの特性を踏まえ、その人の「できること」「できそうなこと」に着目し、作業スキルの獲得を目指し、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どれくらい」「終わったら次は何をするのか」といった予定をその人が理解しやすい形で伝え、活動の手がかりとしてもらえるように支援の組み立てを行っているとのこと。具体的には内職や陶芸体験をしているとか。

c0133422_2233349.jpg 陶芸は渡り廊下の途中にあり、焼き釜もあって、神社などから厄除けとか招福のマークが入った投げ皿(?)などの注文があるようです。聞けば赤ちゃんの手形や足型をつけた焼き物の注文があるとか。池田でも、出産祝いに、赤ちゃんの可愛い手型、足形をプレゼントすれば、その赤ちゃんだけの記念品になるのではないかと思いました。東山作業所には成人式用にさをり織の印鑑入れを発注していますが、三恵園には出産祝いを発注するなど、就労支援をすればいいのに…ね。陶芸教室は地域の人も参加できるようです。

 離れの男性棟を見学させていただきました。渡り廊下などいたるところにc0133422_2262542.jpgちょっと高い位置に籠がぶら下げてあります。身長に合わせ腕を伸ばすための訓練用のようです。

 ゲスト用の部屋や地域に人たちも活用できる多目的室・調理できる喫茶室もありました。部屋はきれいに整頓され、お風呂や洗濯室もきれいです。食堂では一人ひとりの特性なのか、壁に向かって食べている人を含め点でバラバラに座って食事しておられました。幸いにも、私たちが見学しても嫌がる人はありませんでした。

c0133422_2272921.jpg 見学者も結構あるようで、障がい者をどう見るか、見学してどう見方が変わったかなど感想も張り出されていました。「何もできないわけじゃない」「たくさん関わろうとしている」「人それぞれ言いたいことや伝えたいことがある」など見学する前と後で大きく変化していました。まだまだ障がい者に対する偏見の眼がある中で、直接触れ合えば同じ人間だとわかり合えることを示しています。

 保護者とは、月1会第2日曜に保護者会が開かれ23家族ぐらい参加されているとか。

 三恵園は終の棲家ではなく通過施設だと言われます。産経新聞厚生c0133422_2282964.jpg文化事業団としては、グループホームも実施しておられ、この後、伏尾台の普通の民家を障がいを持っていても暮らせるよう戸建て住宅を少し改造して使っておられるグループホームに案内していただきました。こちらは明日報告します(;'∀')

 入所申し込みは沢山あるようですが、なかなか空きがなく待機者は110名もおられるようです。保育所も、入所施設も、高齢者の特養も不足しています。なんでも地域で支えるという方向性が感じられますが、いずれも決して簡単ではありません。
c0133422_2294925.jpg
c0133422_2303427.jpg

[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-07-29 02:37 | 議員活動

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


by michiko_fujiwara