池田のまち みんなまとめてテーマパーク構想とは…まちづくり防災特別委員会
昨日20日は、まちづくり防災特別委員会を傍聴。
この日は「池田のまち みんなまとめて テーマパーク構想関係資料」と「避難行動要支援者対策」について担当課からの説明と質問・意見交換が行われました。
テーマパーク構想については、「伏尾台創生プラン2020」「細河未来夢プラン2030」「石橋未来夢プラン2030」を具体化しつつ、池田のまち全体を一つのエリアと見立ててテーマパークにしようというもの。まずは3つのプランでそれぞれの地域の委員さんたちが話し合った内容を紹介したパンフレットについて意見交換。
伏尾台については、高齢化と過疎化が進み喫緊の課題。市長は、廃校予定の池田北高校の土地利用について、年度内に府と協議し市もプロジェクトを立ち上げたい。教育のまちとしてほそごう学園をどう特化していくか、特認校、義務教育学校などを含め、2学期ぐらいに何らかの方向を示したい。
細河地域の市街化については、10数年取り組んできたが、緑を大切にする問題と農地としての納税猶予の問題があり住宅地化、市街化に編入というのは認められない。新たなビジョンが必要。緑・造園を生かした中で地区計画が作れるかどうか、第2名神完成に合わせ一定の仕掛けができれば…。中川原のバーべキューは地域分権の延長でNPOが管理している。浸水環境を大切にした夢プランにしていきたい。交通機関の問題は、既存の交通機関に加え何らかのことを検討したい。
石橋は、3つの小学校区、場合によっては緑丘もエリアに入る地域。商店街、井口堂会館、敬老会館を中心にしたポイントを決めた街づくりの仕掛けが必要。石橋プラザの移転で石橋の拠点づくり。モノレールはあまり地元からの声が上がらなかったとのこと。阪急の高架化もしばらくは計画がない。石橋南小学校は、小中一貫校の対象だったが、前市長が残すことを決め学校の耐震化を進めたため、存続させる。
といった答弁がありました。
また、日本遺産に挑戦したいとのこと。文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語るうえで不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財軍を総合的に活用する取り組みを支援するとのこと。例えば綾羽どり呉羽どりの織姫伝説や、チキンラーメン発祥の地・「事始めのまち」とか小林一三氏が阪急電鉄と同時に開発した室町のまちづくりなども対象としたい、とのことでした。
その他災害時の避難行動要支援者対策について、説明会を各小学校区でおこなったが、今後準備の整った地域から地域避難支援協議会設立に向け準備委員会を開催していきたいと報告がありました。