「子ども食堂」5か所に対する開設支援補助150万円?
前後しますが、6月議会では、「子ども食堂」の開発支援補助金として150万円の補正予算が計上されています。
「子ども食堂」については、昨年の9月議会で私が子どもの貧困対策として一般質問したものですが、最近池田でも取り組みの動きがあるようで、開設補助金を出すことにしたようです。これから公募をかけるということですが、1カ所では足りないのではと聞きますと、5か所を検討しているとのこと。つまり中学校区に1か所の計画です。それにしては150万円は少ない。
できれば堺市のように、市の責任で開設し、地域の協力を得るような「子どもの居場所づくり」にして欲しいところです。
委員会では、早速取り組まれたことを評価しつつ、できれば「子ども食堂」は子どもも親も無料が原則、貧困の子どもだけでなく近所の誰もが集える家庭的な場所にすること、子どもが気軽に通える距離で、地域ぐるみで運営に参加できるよう求めました。
待機児童解消保育運営補助金720万円は、井口堂会館で一時預かりをしているぽんぽこキッズが約20名の受け入れを申出、保育料の差額相当分の補助金を出すというもの。これで7月11日には待機児童がゼロとなるといいますが、実際には希望の保育所でなければ入れない人を待機児童とみなさない国の考え方によるもの。限定待機児として残る子どもたちはそのままです。
小学校で待機児童はありえない。保育所だって自治体が責任をもって保育に欠ける子を保育する責任があるのですから、認可保育所の建設で希望者全員受け入れられるよう待機児童を解消すべきです。