この時代、精神を病まない人の方が変な奴だと思いますけどね。
公民館で開かれたドキュメンタリー映画「あい…精神障害と向き合って」を見てきました。
精神障がい者の方たちが、症状の出現に悩み、苦しみながら「藍工房」という就労継続支援事業所で藍染作品や組み紐、さおり織、陶芸などの作品作りをし、フレンチレストランで世間と接触する部分で働いたりしながら居場所を見つけていく映画です。藍染だけでなく、絵画を描くことで自分たちの心と向き合い、中西繁画伯が支援する中でニューヨークの国連でも展示会が開かれるなど、一人ひとりが自信をもっていく姿が素晴らしい。
「偏見を持って見ないで欲しい」「この時代に、精神を病まない人の方が変だと思う」といった言葉が印象的でした。時折流れる主題歌『めぐりゆくときをこえて」もとても素敵な曲でした。
以前にハローほんまち商店街のラルゴで中西繁さんの絵画展を開いたことが縁で、今日上映会が開かれました。今日は監督の宮崎伸江さん、映画にも出てこられた中西画伯、作曲家の十河陽一さん、ソリストの松浦祥子さん、ピアニストの高瀬佳子さんも出席され主題歌を披露していただきました。ぜひ多くの人に見ていただきたい作品です。
午後は呉服小学校の吹奏楽部、6年生卒団記念「送別定期演奏会」に参加。
戦後間もない昭和22年12月に12名で創部したそうです。昨年8月の「関西小学校バンドフェスティバル」で金賞を受賞し、11月の「全日本小学校バンドフェスティバルに2年連続10回目の出場を果たしました。今日は6年生のひとりひとりのソロもあり素敵な送別フェスになりました。
ゲスト参加、姫室保育園の子どもたちのドラムマーチもとても可愛い。一生懸命タクトを振り、ドラムをたたく姿に笑みがこぼれます。OB・OGや地域の方たちの合同演奏会も花を添えてくれました。音楽っていいですね・