新春コンサートは「バッハの夕べ」
昨夜は箕面市のメイプルホールで開催された「新春コンサート・バッハの夕べ」に行ってきました。
箕面市出身のファゴット奏者・久住雅人さんがいらっしゃるからか、2年連続で大フィルで活躍中のバイオリニスト、ビオラ奏者、チェンバロ、チェロ、コントラバス、フルート、リコーダー、そしてファゴット奏者のみなさんが素敵な音色を奏でて下さいました。
曲目は、ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調、ファゴット協奏曲変ホ長調、ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調、ブランデンブルグ協奏曲第4番ト長調。
ヨハン・セバスティアン・バッハは、今から331年前に中部ドイツのアイゼナッハというところで8人兄弟の末っ子として生まれたそうです。彼の家系には音楽で身を立てる人が多く彼も15歳の時音楽家になろうと志し聖歌隊員になったとか。生涯で2度結婚し、20人の子どもををもうけたそうでびっくりポンです。でもそのうち10人は幼くして亡くなったそうですが、2人の音楽家(ヨハン・クリストフ・フリードリッヒとヨハン・クリスティアン・バッハ)を残したそうです。
今回演奏された、ファゴット協奏曲は、バッハの末の息子さんクリスティアンの作曲したもの。彼は父と違ってイタリアやロンドンで活躍。この曲も1770年にロンドンで作曲されたとのこと。
休憩時間にリコーダーの楽器紹介と説明がありました。リコーダーは(テープ)レコーダーと同じ綴りなんだそうです。1750年ぐらいまで重宝された楽器とのこと。のちにフルートにとってかわられたようですが、アルト、ソプラノ、テナー、バスと各種あり、クライスリコーダーという鉛筆サイズのものもあるんですね。今では教育に使うための楽器になっていますがアルトリコーダーで素敵な音色で最後の曲を演奏されました。これは、ちゃんとリコーダーのためにつくられた曲だそうです。リコーダーがこんな立派な楽器だったとは初めて知りました。
演奏中の写真は撮れませんので、チューニングしているチェンバロやコントラバス、リコーダーの紹介、最後のごあいさつだけ遠目に撮らせていただきました(^^♪