藤原みち子の活動日記

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“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp

増え続ける児童虐待、大阪は5年連続の最多を記録!

2015年10月11日(日)

c0133422_2111214.jpg 朝から1日中、決算書をチェックしメモっていたら肩が痛い!一休みしながら溜まった新聞の山を見ると「児童虐待8万件超」の記事。そうそう、この記事は後でゆっくり見ないとと思っていたんだっけ。

 全国207ヵ所の児童相談所が対応した児童虐待件数は、2014年度8万8931件、前年度比20.5%増とのこと。統計を取り始めた1990年度から24年連続で増え続けています。
 都道府県別で最も多いのが大阪府で1万3738件(前年度比3022件増)。5年連続最多と喜べない数字です。2位は神奈川県の1万190件、次いで東京都の7814件、埼玉県6893件、千葉県5959件と続きます。

 厚労省は、件数の増加について、きょうだいが虐待を受けた子どもも「心理的虐待」を受けたと判断して対応するようにしたことや、親が子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前ドメスティックバイオレンス」も警察が虐待として児童相談所に通報するようになったことが主な原因とみています。「軽微な通報も増えており、初期のうちに対応できるようになったともいえる」と説明。

 児童相談所が、虐待から子どもを守るために親権停止を家庭裁判所に申し立てたケースは23件、そのうち17件が認められたとか。障害がある子どもを親が投稿させなかったり、信仰上の理由で親が子どもに輸血をさせなかったりした例もあるようです。

 また、厚労省の専門委員会は、2013年度に虐待で死亡した36人の事例を分析した結果、被害者の年齢は0歳が16人(44%)で最も多く、加害者は母親が最多で16人(44%)とのこと。また、この36人の死亡例を担当した職員がそれぞれ受け持った虐待や相談などの業務は、年間平均109件。いのちの係る重症例は13年4,5月のまとめで18人、そのうち11人が0歳。死亡例同様0歳児への虐待が最多だったと報告されています。

 心理的虐待は13年度に2万8348件に達し、身体的虐待を上回っているとか。虐待が重症化しているともいわれ、多様化する虐待に対応するには、児童福祉司や相談所職員があまりにも不足しており、抜本的な対策が求められています。

 背景には、格差と貧困の拡大があるのではないでしょうか。また競争社会の中で一人で悩む親、育児に追いつめられる親が増えていることも考えられます。

 貧困で言えば、昨日のニュースで「保護された姉妹、1カ月ぶり入浴 親子が月4万円で生活」といった記事をみました。2年前の9月。関東地方にあるDV被害者のシェルターに、39歳の母親と7歳の長女、4歳の次女が保護されました。保護されるまでの暮らしぶりを、母親が次のように語ったそうです。

 夫はトラック運転手や倉庫管理など10年で10回以上転職した。年収は200万円前後。家賃や光熱費以外は酒やたばこに消え、自分の事務職の給料などでやりくりしていた。

 9年前に長女が生まれてから、「頭が悪い」「ダメな女」などと毎日なじられた。洗濯物がたためない。ご飯を作りながら、子どもに気を配れない。酒が入ると、胸ぐらをつかまれ殴られた。(後に分かることですが、母親には二つのことが同時にできない「広汎(こうはん)性発達障害」などがあったそうです)

 6年前に次女が生まれた後、「能力不足」との理由で解雇された。次の職が見つからず、家計は悪化。夫の失業で約2年間は生活保護も受けたが、夫が再就職すると打ち切られた。夫は給料を家計に入れず、月約4万円で生活した。長女が小1になったころから電気、ガス、水道のどれかが止まるようになった。

・・・と。

 夫にきちんとした仕事があれば、妻の発達障害が早く発見され対応ができていれば、まわりに支え合える友人・知人がいれば…などなど考えさせられます。DVも児童虐待も通じるところがあります。児童相談所の職員の増加や生活保護制度の柔軟な対応、支援制度の充実、支え合う地域社会。課題は山積しています。
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by michiko_fujiwara | 2015-10-11 23:59 | 福祉・社会保障

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