五月山の土砂流出があった4つの渓流を調査
五月山の土砂災害に対し、砂防ダムなどハード面の工事は大阪府の予算が必要ですから、市からも優先的に予算をつけてもらうよう府に要望すべきではないかと求めましたが、私たち議員団も府議会議員に対策をと伝えていました。今日は、堀田府議会議員が現地を見たいと来池。難波議員、山元議員と、災害対策の専門家Mさんとともに現地調査に行ってきました。
土砂が流れたと思われる渋谷中学に土砂が流れた渓流、荒堀川の上流、天満宮の奥の里道、すでに砂防ダム計画が進んでいる錆川?と4つの谷筋を歩いてきました。渋中の上流は廃屋があり、途中まで舗装された跡がありました。廃屋のあたりは少し平たく、このあたりに砂防ダムを作り、管理事務所を置けばいいような場所だとの意見を頂きました。砂防堰堤らしき後もあり、その側面はえぐられた跡が…。竹藪がうっそうとし、倒れている竹も多く管理が大変そうです。イノシシ等の出没でタケノコを食べるため新たな竹が育たず保水力も落ちているらしい。
荒堀川の上流には砂防ダムがあるそうですが、地図を見ると2つの渓流が交わっておりそこまでいけないかと細い土手をぎりぎりのところまで上りましたが、たどり着けず途中で帰ってきました。ダムに合わせて川底と側面の三面に工事が行われていました。側面をえぐらないように流すよう作られている様だとのこと。カーブには土砂が堆積し、川底には大きな石が転がっていました。どこから落ちてきたんでしょう?
天満宮の裏は道なき道を流木や枯葉、枯れ枝を踏みしめながら奥まで分け入ると枯れ木が積み上がっていました。次に大雨が降るとこれらがまた流れ落ちるかもしれないと思うと対策が急がれます。すでに砂防ダムの計画が予算化されているという東畑の奥にも流木の山。
ハード面での砂防対策と、避難のための日常的な準備など自らの命を守るためのソフト面での対策を含め、それぞれが何をすべきか確認できるようにしていくことが大切ですね。
台風18号が発生しており、日曜の午後から月曜日にかけて近畿に来るのではないかとのこと。ご注意ください。