藤原みち子の活動日記

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部屋は空いているのに何故募集がないのか?…城南の府営住宅

 2014年5月2日(金)

 母子家庭の方から電話がありました。

 「今住んでいる家賃が高くて生活を圧迫しているので、城南の府営住宅を申し込みたいと思っているが、部屋は空いているのに募集が少ないのはなぜか?」との質問。確かに新築でまだ空き室がありそうですが、募集はほんのわずかです。

 府営住宅は、建て替え前に居住しておられた方の戻り入居が優先されますが、それだけではなく大阪全体の府営住宅の建て替えや撤去などで、そこに住んでおられた方たちも優先入居の対象となります。特に維新府政の下で府営住宅削減の方向ですから、それぞれの戻り入居者用に空き室を温存しているようです。従って「沢山空いているのに何故?」となるわけです。

 しかも、限られた募集の内容は、ずっと住み続けられる部屋よりも40歳までの若い世帯対象に、10年間だけという一時的な入居者枠を多くしている傾向があり、福祉世帯など、やむを得ない人たち以外には低家賃住宅を府民に提供する考えはあまりないようです。

 電話の方は、自分以外に子ども2人と母親との4人家族ですが、高校生の長男は自閉症、小学生の長女は重度の肢体不自由児で車いす生活。本人にも軽い障害があるようで、1階のバリアフリーであることが求められますから、民間住宅はなかなか貸してくれないとのことでした。市営住宅もめったに空きが出ませんし、「新築の城南府営住宅は空きがあるのに何故?」と言いたくなる気持ちはよくわかります。

 深刻な不況に加え消費税増税や社会保障改悪による負担増などで、格差と貧困化が進んでおり、池田でも年々公営住宅を求める声が高まっています。石橋の市営住宅建て替えも急がれますが、借り上げ市営住宅の検討も進めるべきです。池田市はアルビス五月丘とアルビス緑丘に1棟ずつ市営住宅を借り上げていますが、同じアルビスでも八王寺は一番早く建て替えられたため借り上げ市営住宅はありません。分譲はともかく賃貸のほうは結構家賃が高く、空き部屋が多く見受けられます。

 以前、一般質問で、「八王寺にも借り上げ住宅を」と求めたことがありますが、1棟丸ごとならいいけれど、とびとびの空き室は隣との家賃の整合性が取れないのでダメだといわれた記憶があります。私のかつての職場では借り上げ社宅制度があり、府内各地に一般の借家を借り上げ低家賃にして社員に提供していました。

 隣との家賃が違うことは大きな問題ではなく(民間でも入居年によって違うところはあります)、6000戸とも7000戸ともいわれる市内の空き家を低所得者に借り上げれば、新たな市営住宅の建設よりも安く提供できるし、家主さんにとっても助かると思うんですけどね~。

 低家賃を求める市民のために、真剣に考える必要があります。
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by michiko_fujiwara | 2014-05-03 01:15 | 生活相談

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


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