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藤原みち子の活動日記

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高齢者の安否確認対象者は65歳以上から70歳以上に変更されます…厚生委員会より

 2014年3月12日(水)
                                      

高齢者の安否確認対象者は65歳以上から70歳以上に変更されます…厚生委員会より_c0133422_20411571.jpg 10日の本会議で議案と各会計の本会議質問(私は6つの条例関係と病院会計、一般会計を質問)に続いて11日は土木・消防委員会、今日12日は私の所属する厚生委員会でした。10日までは本会議質問の準備に追われ、昨日は夜中3時頃まで今日の質問準備に追われ、もうネジが切れそうです。

 厚生委員会では、高齢者の安否確認に関する条例の一部改正、児童医療費の助成に関する条例の一部改正、保育所条例の、一部改正、国民健康保険条例の一部改正に加え、国保会計、介護保険会計、後期高齢者医療会計、一般会計の委員会関係部分の1年間の予算を審査しました。

 高齢者の安否確認に関する条例は平成22年度の12月議会に提案され、当時新聞紙上を騒がせた「消えた高齢者問題」で年金詐称が大きく報道されたことをきっかけに、行方不明の高齢者がいないかと、定期的に調査し見守りを行うため、提案されました。当時は65歳からが高齢者だとして65歳以上の高齢者の安否確認をする提案があり当時我党が修正提案をした経緯があります。安否確認は大事だけれど65歳はまだ元気なので75歳からでいいじゃないかと修正案を出しました。結局我党以外の会派が65歳でいいとして条例が制定されたという経緯があります。

 今回わずか3年で、70歳に引き上げる提案が出たことになります。そら見たことかと言いたいのを抑えて賛成しました。現在医療や介護を受けていて生存が確認されている人を除き、これまで65歳から74歳まで約3000件の訪問は社会福祉協議会に委託し、約500人おられる地区福祉委員さんが担当(実際には全員が訪問していないため10人~5人位を担当)し、約200名の75歳以上は、176人の民生委員さんが訪問。

 特に地区福祉委員さんの担当は、元気で家にいない人も多く、2~3度訪問しなければ確認できない、訪問する方が対象者よりも高齢で「安否の確認て、自分より高齢者に言われたくない」と罵倒された人もあるそうです。「その時だけ確認するだけでいいのか、本当はその後のフォローと一体で実施すべき」といった声が寄せられています。

 65歳~70歳の人たちは意外と元気、「見守りホットライン」が出来たこともあって一定の役割を果たしたので今度は70歳以上を対象にするよう条例を変えたいというのが今回の改正内容です。
 ちなみに、“住民票があるのに実際には住んでいない”という人は平成23年の調査では36件、平成25年度では10件あったそうで、すぐに警察に通報したとのことでした。

 平成25年度から実施している「見守りホットライン」は新聞配達や牛乳屋さん宅配弁当、関電、大阪ガスなどに協力依頼しているそうで、平成25年度は20件の通報があり14件の生存、6件の死亡が確認されたとの答弁がありました。

 民生委員さん・地区福祉委員さんたちの協力や「見守りホットライン」が一定の役割を果たしているようです。と言いつつ制度をご存じない市民もまだまだいますので、訪問されてもご苦労さんと言っていただきたいし、ホットラインの電話を家庭の電話帳にも加えていただきたいものです。
         
         「見守りホットライン」の電話番号は072-754-6336です。
by michiko_fujiwara | 2014-03-12 20:42 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara