無病息災、家内安全、火難厄除け…がんがら火祭りは大賑わい
今日の池田は「がんがら火祭り」で賑わいました。昨夜からの雨で開催が心配されましたが始まる頃にはすっかり上がり暑さも少し和らいだような…。
午後8時頃、桜通りを2基の大松明が火事場装束の男たちに「わっしょいわっしょい」と運ばれてきました。昨年は3基でしたが今年は節減か?先導は小さな松明と「がんがらがんがら」と鐘の音を鳴らしながら練り歩く子どもたち。五月山には市内に向かって「大」の文字と川西側に「大一」の文字が浮かび上がりました。
五月山の中腹にある愛宕神社からの火が松明と大文字焼に分散され、大の字は建石町の人たちが山に運び点火。た大松明による「がんがら火祭り」は綾羽の町内会の行事だったと聞いています。今は担げる若者が少なくなり全市的取り組みになっている様です。
以前は火難厄除けだと火箸と小瓶などをもって消炭を拾って歩く方を見かけましたが、今ではすっかり観光事業に…。また、地蔵盆とあわせて24日は、がんがらも花火も大文字焼も市民カーニバルもみんな同じ日でしたので、桜通りの中央あたり松明のつけかえが行われる場所で花火を見ながらがんがら火を待ったものです。
市民の祭りから、花火大会を土曜日に切り分け、今では他市からも沢山見に来てもらう観光的行事に発展しています。
盆踊りもほぼ終わり、池田の夏の風物詩もいよいよ終わりとなりました。