やすらぎ会館に和室用の椅子が入りました。必要な方は利用の際に申し出てください。
池田市営葬斎場・「やすらぎ会館」に和室用の椅子が入りました。希望される方は打ち合わせの際に申し出れば利用することができます。
知人のお葬式やお通夜に行くと、最近はほとんど椅子席が多くなっています。池田の市営葬斎場はもともと椅子席ですが、お通夜や家族葬など「やすらぎ会館」を利用される場合は和室がメインですから座布団を使用しています。最近は小規模のお葬式が増えており「やすらぎ会館」の利用も増えてきています。
畳は通夜のあと一夜を過ごすためにも身体を横にすることができるので喜ばれていますが、一方で高齢者や足を痛めておられる方には長時間正座ができず、辛い思いをされています。
最近は、お葬式にも利用されることが多くなっているため、フロア部分にパイプ椅子を置いていますが、それでは足りないこともままあります。ましてや親族は畳の部屋に入っていますから、せいぜい簡易の椅子を活用することになりますが、それでもひざを曲げることになるためそれが出来ない人は一番後で足を延ばすしかありません。
私もひざを痛めてみるとその辛さが身にしみます。この間、機会あるごとに椅子席をつくって欲しいと求めてきました。畳があったほうがいいとの声もあるため、和室用の椅子にすればいいのではないかとも提案し、指定管理者の「3C」と相談し検討するとの答弁を得ていたところでした。
このほど、ようやく実現し、和室用の椅子を購入したそうです。先日、使用していない部屋でその椅子を見せてもらいました。パイプ椅子のように折りたためませんから日常は倉庫にしまっているようですが、ひとつ出して見せていただきました。畳に傷をつけない椅子です。サービスアップとなったやすらぎ会館の椅子、どうぞ遠慮なくご利用下さい。
後は、申し出が有ればということになっていますが、あることを知らなければ利用したくてもできないのですから、この椅子があることを利用者に分かるよう説明が必要ですね。