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藤原みち子の活動日記

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小中学校の通学区域の見直しについてパブコメ実施! 積極的にご意見をお寄せ下さい。

 2013年7月27日(土)

 池田市の小中一貫教育を平成26年度から実施するとして教育委員会からのパンフが届きました。

 中学校区をひとつの学園と見立て、学園長とコーディネーター教員を配置し、学習内容や指導方法について小中の連携を深める、教職員の交流や研究を進め子どもたちの交流授業や交流行事に取りくむとありました。

 兵庫県の小中一貫教育をしている学校で教員をしていた方から聞いた話では、通常の教育カリキュラムの中で交流授業を具体化するだけでも大変だったと言っておられました。今年はどの学年とどの学年の交流をどの時期に実施しようか、どのような内容にして成功させようかと、毎年組み合わせだけでも大変だったとのこと。年1回程度しか実施できず、アドバルーンをあげるほどの効果があるのかどうか疑問、教職員が忙しく、行き届いた教育とはとてもいえない…とのことでした。

 さあ、池田の小中一貫教育はどのような内容になるのか、どの子にも行き届いた教育は前進するのか、中1ギャップが改善できるのかまだよく分かりません。
 職業的・社会的に自立することを支援する「キャリア教育」とはどのような教育なのか疑問です。子どものうちから格差をつくることになりはしないか?具体的なものが見えてこないのでちょっと気になります。

 それよりも、一人ひとりが自ら物事を判断できる知識や判断力、お互いを思いやることができる人間に成長させることが、社会に出たときに本当の自立ができるのではないでしょうか。最も効果的なのは少人数学級で先生が一人ひとりに目が行き届き手を差し延べることだと言われています。

 デリバリー弁当で「食育」とは?どうなんでしょう。以前、買い物から仕上げまですべて自分でつくる「お弁当の日」の本を市長から紹介されたことがありますが、とてもユニークで、しかし自分でつくることで母親の苦労も、生産者の苦労にも思いやれる力をつけ、大人になってもしっかり自立している報告が掲載されていましたが、これこそ食育だと思ったものです。

 ところでパンフには、通学区の見直しについて「パブリックコメント募集」の記事もありました。

 通学区審議会の答申を受け、通学区の見直しを行うというもの。平成26年4月に小学校に入学する1年生からは、基本的には連携する中学校に進学することになっています。

 要するに、細河小中一貫校では細小、伏尾台小の子どもはみんな細河中学校に進学するということになります。現状は一部選択で池田中学校に通っていますが、今後はそれができなくなり、距離が遠くなってもバス通学で伏尾台にある細河中学校まで通うことになります。ただし、現在在籍している子どもは現行どおり選択できるとのこと。

 こうした問題について、池田市は市民の意見を聞くためパブリックコメントを募集します。

 見直し案は、8月1日(木)から市のホームページ、行政情報コーナーで公開。意見は8月16日(金)までと、約2週間しかありませんので、ご意見のある方はお急ぎ下さい。積極的にご応募下さい。
by michiko_fujiwara | 2013-07-27 23:45 | 教育

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara