福島からお礼状が届きました。
3月24日に文化会館小ホールで上映した「渡されたバトン さよなら原発」は521枚の上映券を売り上げ、会場費など必要経費を除く収益金120,525円に上映会場でのカンパ33,315円を加えた153,840円を被災地の復興支援に使っていただこうと、日本共産党福島県委員会に送金していたところ、4月16日付でお礼状が届きました。
このたびは、救援募金をいただきましてありがとうございました。心からお礼申し上げます。
いま福島県民は、徹底した放射能除染、原発事故で生じた損害への全面賠償、全県民の健康保持と管理を要求してたたかっています。そのためには、収束宣言の撤回と県内すべての原発を廃炉にすることは避けて通れない課題です。いまなお大気中に放射能が放出され、核燃料棒冷却装置の停止や行き場のない大量の放射能汚染水の発生と漏れなど、事故収束までには気の遠くなるような時間が必要なことは誰の目にも明らかです。
「安全神話」にしがみついて原発事故を引き起こしたばかりでなく、その後の無責任な対応は、消費税増税、TPP交渉参加、米軍基地とオスプレイ配備問題など、財界中心、アメリカ言いなり政治と根を同じくするものです。
新たな「安全神話」を許さず、原発ゼロの日本をめざす全国の運動と連帯して、政治的立場の違いを乗り越えて生まれた「オール福島」の声をさらに発展させるために引き続き努力してまいります。そのためにも、全国の熱い期待にこたえて参議院選挙でも奮闘する決意をお伝えして、皆様へのお礼と致します。
本当にありがとうございました。
2013年4月16日
日本共産党福島県委員会
という内容でした。上映にご協力いただきましたみなさん、会場でカンパをしていただいたみなさんにご報告とお礼を申し上げます。