鳥インフルエンザに関する緊急対策の申し入れ
市長に対し、「鳥インフルエンザに関する緊急対策の申し入れ」を行いました。
国立感染症研究所がパンデミックの危険性も否定できないとしていること、池田市域に大阪国際空港(伊丹空港)があることから、大型連休を前に他市に先駆けた対策が必要ではないかと申し入れました。
H5N1型に比べて感染力が弱いと言っても中国では死者も出ており感染が広がり続けていることやゴールデンウイークに海外旅行が増えることからもいつ日本に入ってきてもおかしくない状況にあります。
池田市では豚インフル発生の数年前からH5N1型に対する警鐘を鳴らしてきており学習会や実地訓練も行っており、それらを生かした対策を期待したいと伝えました。
具体的には
1、5月1日号の広報に、市民への周知と家庭で出来る鳥インフルエンザ対策について折り込みチラシを入れること(広報の印刷には間に合わないので)。
2、市のHPに咳エチケットなど拡散防止策を含めた対策を掲載すること。
3、市内の学校や保育所をはじめ、民間の子ども・老人施設等への対策をとること。
4、市から医師会に協力依頼をして、必要な対策をとってもらうこと。
を、まずは申し入れたところです。
市長は6月の広報に載せたい(状況をみて周知を早めることもあり得る)。HPは出来るだけ早く載せるようにしたい。今後、中国からの帰国者の診察は市民病院で診るようにする。日本に上陸すれば、市としても対策本部を立ち上げる予定だ・・・と答えました。
また、医師会もすでにタミフルの備蓄など準備を始めているそうです。
国が、「新型インフルエンザ対策特別措置法」を4月13日に施行したことを受け、市も条例を設置。5月の臨時議会で先決議案をとして出すとのことでした。