藤原みち子の活動日記

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生活保護却下処分取消し命令

 2013年4月20日(土) №2
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 大阪地裁で、自動車保有を理由にした生活保護却下は違法として、却下処分取消しと損害賠償約172万円の支払いを命じました。

 訴訟を起こしていたのは、枚方市の73歳の女性。生まれつき股関節に障害を持ち、長時間の歩行が困難であるため、通院や日常生活に自動車は欠かせないものでした。

 2006年6月に夫を亡くし、5ヵ月後に生活保護を受給。その間所有する車を処分するよう指導されるも応じなかったため、2007年5月に廃止決定。09年4月に再申請しますが、却下。その後、6月に再々申請をして7月から受給しているそうです。

 裁判長は、車の保有は厚労省が定めた要件を満たしていたと判断、枚方市の却下処分は違法であり取消しは免れないとしています。

 政府が生活保護基準の引き下げなど保護制度の見直しをやろうとしていますが、「誰もが健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」…とは一体なんなのか…。今でもギリギリの生活扶助なのに更に引き下げるなど憲法25条の精神とはかけ離れています。それを先取りするかのように各地で厳しい窓際作戦。

 本来困った人を支えるべき窓口なのに、何故か一番厳しく人格を傷つける窓口になってしまっているのでは…。窓口に相談に来るだけで勇気を振り絞っているのですから、規則とはいえ丁寧な応対が求められます。

 今回の判決は至極当然のものであり、(枚方)市は控訴などせず判決に従うべきです。
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by michiko_fujiwara | 2013-04-21 01:13 | 福祉・社会保障

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


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