複雑怪奇な計画停電
今日はあまりにも湿気が多く窓を開けていても少しも温度が下がらないため、ついにエアコン(ドライ)をかけました。
(少しぐらい涼しく見えるでしょうか。紫陽花革命ならぬ紫陽花の花を写真にとって見ました)
大飯原発も再稼動スタート。しかし、関電からは、万が一の備えとして計画停電が実施された場合の詳細が発表されました。万が一の場合ですから、まだ実施するわけではありません。
期間は、明日・7月2日(月)から9月7日(金)の10週間。ただし、土・日・祝日とお盆の期間(8月13日~15日)は停電は行わないそうです。
時間帯は、8時30分~21時を6つの時間帯に区切って2時間程度実施。
◆第1時間帯は 8時30分~11時のうち2時間程度
◆第2時間帯は 10時30分~13時のうち2時間程度
◆第3時間帯は 12時30分~15時のうち2時間程度
◆第4時間帯は 14時30分~17時のうち2時間程度
◆第5時間帯は 16時30分~19時のうち2時間程度
◆第6時間帯は 18時30分~21時のうち2時間程度
計画停電が実施されるエリア・グループは、6つのグループに分け、さらにA~Hのサブグループに細分化され、計画停電が実施される場合は、グループ・サブグループ単位で予定が公表されるとのこと。
つまり地域によって何時から停電になるかが違うため、自分で確認をしなければなりません。曜日によってその時間帯も変わります。関電のホームページにどのグループが何時からの停電になるのかは出ていますが、自分の地域がどのグループに所属するのかは一覧表がなく、それぞれ「電気使用料のお知らせ」の「お客さま番号」をみて調べなければなりません。
ちなみに私の住む荘園1丁目は計画停電を行わない地域になっていましたが、荘園2丁目は複数のグループに分かれるようで、「お客さま番号」で検索するようになっていました。非常にわかりにくい内容です。
先日美容院に行ったとき、「もし計画停電が行われたらその時間帯は仕事ができなくなる。しかし決まった時間帯なら対応も出来るけれど、時間帯がわかりにくくてお客さんに伝えにくい」と困惑気味でした。
6月2日付ブログでご紹介しましたが、全国の電力会社10社のもうけの7割は家庭向けの「規制部門」から得ています。しかし、販売電力量は企業向けの「自由化部門」が62%で家庭用の「規制部門」は38%。
つまり、沢山電力を使っている企業には安売りをして、家庭用の電気代で収益を上げているということです。
ならば、お得意様である一般家庭に停電を求めるより、企業に求めるほうが効果的です。思い切って夏季休業にしてもらいましょうよ。毎日変則時間で地域場所によって停電するなんて生活も経済活動も混乱するのではないでしょうか。