魔の横断歩道
5月末に知人が帰宅途中で交通事故に逢い、治療の甲斐もなく先日亡くなられました。
バス停から、自宅に向かうため横断歩道を渡っている時の事故だそうです。居眠り運転が原因とのことでしたが、車に撥ね飛ばされフロントガラスが粉々になるほど叩きつけられたらしいとのこと。実に7ヶ所も骨折をしていたとか。
「悔しい」と語った奥さんの言葉が忘れられません。
横断歩道は、もちろん信号のある場所ですが、ご近所の高齢者からは「魔の信号」と呼ばれているそうです。高齢者の足では渡りきらないうちに信号が変わってしまい危険だからです。
人の交通量が少なく車が多い国道などは、車の停滞を避けるため歩道の信号を短めに設定していると聞いたことがありますが、この場所もそうだったのかもしれません。
今日、交通総務課に、歩道の青信号をもう少し長くしてもらうよう警察に伝えて欲しいと相談に行きました。人が亡くなってからでは遅きに失するようですが、高齢者だけでなく子どもたちも通学しますから、今後同じような事故がおきないために改善をして欲しいものです。