世紀の天体ショー「金環日食」…見えましたか?
昨夜の天候から心配されていた金環日食が無事広い範囲で観測され、ニュースは世紀の天体ショーで持ちきり。
池田の小学校でも1時間早く登校しみんなで観測。そのため、知人はネットで日食めがねを取り寄せたそうです。曇り空だったせいか、危険だと言いながらも結構肉眼で見た人もいたようです。
国内では、1987年の沖縄以来25年ぶり、近畿では282年ぶりとのこと。また、九州から東北までこんなに広域で観測されるのは何と平安時代以来の932年ぶりとか。木漏れ日に映ったリングを撮影した映像がありましたがとても幻想的ですね。
同じ場所で見るには300年先ということですが、来月6日には金星が太陽を横切るらしく日食めがねは捨てないようにとのことです。2030年には北海道で金環日食が、2035年には皆既日食が見られるようです。めがねの役割はまだまだあるようですよ。天文ファンは渡り歩くのでしょうね。
日本での日食の記録は日本書紀の628年4月10日が最初だそうです。天照大神が岩屋に隠れるあの「天岩戸伝説」は247年3月24日、248年9月5日と2年続きの皆既日食をさしているとする説があるとか。