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藤原みち子の活動日記

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「阪急電車」のなかで…。

 2012年5月6日(日)

 昨日、TV番組を見ると「阪急電車 片道15分の奇跡」という2011年制作の映画をみつけ、見知った場所が出てくると興味津々で観ました。

 舞台は宝塚から西宮北口までの今津線。宝塚⇔宝塚南口⇔逆瀬川⇔小林⇔仁川⇔甲東園⇔門戸厄神⇔西宮北口と8つの駅、片道15分の車内で何があるのか…。

 婚約者に裏切られた女性、おばあさんと孫、彼氏からDVを受けながらも一緒に暮らしたいと願う女性、友達に苛められる小学生、関西学院大学に通う男性と女性の出会い、関西学院大学に通いたい高校3年生の女性、その彼女よりちょっと年上で社会人の彼氏、息子の同級生の保護者たちから毎日のように贅沢な昼食に誘われ断れない母親、保護者であるおばさんたちのやかましいおしゃべり…この人たちが少しづつ重なってそれぞれの悩みが解決されていくというホンワカとした心温まるドラマでした。

 いつも、サスペンスなど殺人事件をどう解くかといったドラマばかり観ていると、何の変哲もない日常の暮らしの中に一人ひとりのドラマが詰まっていることが新鮮に見えます。おばあさんの言葉で自分の生き方を見つける女性、その女性がいじめに反撃した小学生を励まします。おばあさんから「あんな男やめとき」といわれたDVを受けている女性が、男性と別れ今度は昼食を断れない女性を助けます。

 高校生は関学の男女に目いっぱい勉強して入学したと聞き勉強に力を注ぐ決意をし、高校生の年上の彼をみて、おばあさんは犬が怖い自分の夫に似ているその彼が、「犬が怖くてみんなが犬を買うのを遠慮したがホンとは犬を買いたかった」といった言葉に犬を飼い、孫は、騒ぐおばさんたちを見て「電車はみんなが使うものだから騒いじゃいけないって先生に言われたのに何で騒いでいるの?」といったことで食って掛かってきたおばさんをお祖母さんがとうとうと常識を問い、諌める…というように回りまわって助け、助けられる物語。

 仲良くなった女性同士が、「悪くないわね この世界」…これでFin.
by michiko_fujiwara | 2012-05-07 15:43

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara