自宅での介護は限界

 2012年4月29日(日)

 高齢のご夫妻が長いこと2人暮らしをしてこられましたが、ご主人の認知症が進み徘徊が多くなりました。奥さんも圧迫骨折で介護が必要になり、自宅での生活には限界があります。

 施設入所を希望されていましたが、ただでさえ待機者が多くて入所できない上に2人一緒に入れる施設はそうそうなく、ヘルパーさんに来てもらいながら暮らしておられましたが、ついに5月からご主人だけ施設の世話になることになったとのこと。

 しかしそうなると2重生活になるため年金生活では費用が大変で、もっと安い家賃の住宅を探しているとのことでした。介護の社会化どころか、押しつぶされそうです。

 介護保険では「施設から在宅へ」の方針で、不足している施設をつくるのではなく自宅で訪問介護を受けられるようにと24時間ヘルパーを派遣するといいます。しかし現実には24時間受けられる事業所はなく、施設に入れない高齢者は生活そのものが大変です。

 入所金1000万円、月額20万円といった民間施設にはとても入れません。安心して老後も送れない日本の社会保障制度。「税と社会保障の一体改革」は庶民に痛みだけ押し付けるものとなります。さらに改悪など認められません。

 
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by michiko_fujiwara | 2012-04-29 23:05 | 福祉・社会保障