児童手当は何故世帯主である夫が受け取るのか?

 2012年4月6日(金)

 児童手当改定法案により、こども手当てが児童手当に戻りますが、世帯主の夫から妻に受取人を変える手続きは手間が掛かります。

 といっても、夫側がすんなり自分の受け取りを拒否し妻に変更することを届ければよいのですが、今日の相談者のように離婚調停に入ろうかという人には夫が認めるとは限りません。その場合は離婚が成立して親権が妻に移れば良いのですが、調停に中々応じない場合は離婚調停をしていることが判るものが必要になります。さらに、家を出て、生計がまったく別になっていることが必要です。

 こども手当て支給の際、DVや虐待などで夫から逃げている場合は、子どもを実際に扶養している妻に支給されました。こうしたことに順ずるようです。

 しかし、児童扶養手当の場合は離婚が成立し、家を出て別世帯になっていることが確認できなければ受けられません。これでは離婚調停が長引けばその間は手当てを受けられず、生活は大変です。しかも母子医療を受けたくても、児童扶養手当受給が条件となっておりこれも受けられません。

 国の制度であり、条件を市で変えることは出来ないとのこと。

 ここにも男性優位の民法が生きていることを感じさせます。必ず世帯単位で、世帯主はなぜか夫というのが時代遅れです。一人ひとりが大切にされ、その権利が守られなければならないのにそうなっていないのが日本の問題点です。

 男女平等の視点で見るなら、少なくとも、夫であれ妻であれ自由に決めることができるようにすべきですね。
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by michiko_fujiwara | 2012-04-07 01:21 | 福祉・社会保障