藤原みち子の活動日記

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国保料は値下のようです…国保運営協議会傍聴記

 2012年2月25日(土)

 昨日国保運営協議会を傍聴してきました。委員は13名中、2名届出欠席があり11名で審議。

 国保担当者から、平成22年度の決算、23年度予算と24年度の予算の対比を含めた説明があり、平成24年度の保険料の説明があり審議が行われました。

 国保は医療保険料と、後期高齢者支援金、40歳から64歳までの被保険者の介護納付金の合計を保険料として納付します。この間値上げが続き負担の重い国保料になっていますが、平成24年度は私の知る限り初めての値下げとなりそうです。

 平成24年度の保険料は、医療保険料は23年度の平均保険料72,918円から24年度は66,027円に6,891円の値下げ。9.45%のマイナスです。後期高齢者支援金は平均23,066円から23,044円へ22円マイナスのほぼ横ばい。介護納付金は逆に平均22,319円から24,599円へと2,280円のプラス。トータル4,633円の値下となる報告でした(介護納付金のない方は6,913円の値下)。

 医療保険料については所得割、均等割(一人当たり)、平等割(世帯あたり)ともに値下げ。後期高齢支援金は高齢者の増加で本来なら値上げのところ、2年前の精算金が減少するためほぼ横ばい。介護納付金は、介護給付費の増額が見込まれることから国の示す単価が1人あたり2200円引き上げられたことから値上げとなっています。

 国保料の値下げはずっと求めてきたことであり喜ばしいことですが、負担軽減のために池田市が一般会計からの繰入を増やしたということではありませんでした。国保加入者の減少で(後期高齢者医療に移る人のほうが多いということでしょう)、医療給付費の見積りが少なくなったための値下ということのようです。

 ちなみに被保険者は25,708人(15,147世帯)から25,355人(14,950世帯)へと353人(197世帯)減少。

 気になる点は、国が「税と社会保障の一体改革」の中で国保の都道府県化を打ち出していますが、その方向性が明らかな保険料算定になっていること。

 国庫負担は保険給付費の34%にまで引き下げられていますが、今回さらに2%引き下げ32%に削減。その2%分を都道府県の負担する調整交付金に上乗せしています。年少扶養控除の廃止に伴い住民税増収が見込まれる事から地方に負担増を押し付けています。

 先日、国の財政について学習会があり国保財政の都道府県単位化についても指摘されていたところです。具体的には、現在その地ならしのようにレセプト1件当たり30万円以上、80万円以上と2種類の保険財政共同安定化事業として、市町村国保から拠出し合って府的に給付しています。これを拡大しすべてのレセプトを都道府県単位で処理しようとしています。

 明らかに広域化ですが、今回の国保広域化は保険料率を統一化するのではなく保険料設定の権限は自治体に残されており、一般会計からの繰入を増やして保険料軽減を行うことは自由ですからもっと引き下げを求めることは可能です。

 国保運営協議会の答申を受けて、最終的には議会で審議決定することになりますが、この内容でいくなら、池田市の保険料は北摂7市中箕面に次ぐ2番目に高い保険料になるようです。最も安いのは高槻市、次いで摂津市、豊中市、吹田市、茨木市と続きます。

 値下げの背景はどこともによく似たものでしょうから、池田だけが値下げということではなさそうです。
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by michiko_fujiwara | 2012-02-26 00:32 | 福祉・社会保障

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


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