休日救急体制の強化を
「池田の市民病院で言いたいことがある」との声をいただきました。
その方は、過去にお正月休み中体調を壊し、救急で市民病院に行かれたそうですが、皮膚科の医師が1人だけで、治療できる医師がいないからと看てもらえず、結局豊中の市民病院まで転送されたそうです。
池田市が黒字だというのなら、市民病院にもっと医師の拡充をして欲しいとのことでした。豊中では5人の医師が待機していたそうです。
後日、病院にも意見を述べられたそうですが、「規模が違うから」との返事だったとか。池田で5人とまでいかなくても、内科も外科もいなくてたらい回しされるのは市民病院の役割が果たせないではないか、医師の配置を増やすべきだとのご意見でした。最もなご意見です。
また、1次」医療、2次医療、3次医療の受診の仕方にも不満を持っているとのことでした。「市民のための市民病院なのに、何故近くの診療所へ行けというのか」…と。
1次医療、2次医療と勝手に決められても、患者の立場からすれば自由に病院を選択できるようにすべきだとのご意見です。診療所からの紹介が多い病院には診療報酬が多くなるような仕組みもあり、病院経営を考えると、直接飛び込んでこられるより、街の医師からの紹介のほうが有難い様で、いきおいそうするようすすめる傾向があるようです。
医師や看護師を確保するためには、それなりの報酬や職場環境の整備が必要です。近年医師不足で、特に救急医療などは過重負担も多いようですが、市財政の繰入を増やし、診療体制の拡充が必要ですね。
さて、今年の年末・年始の診療体制は少しは拡充できているでしょうか。