村木厚子さんは台風を呼ぶ女?

 2011年11月5日(土)雨

 「2度あることは3度ある」か「3度目の正直」か。

 内閣府政策統括官の村木厚子さんを迎えての職員向け「トワイライト研修」は11月1日に開かれました。

 もともとは9月2日の予定が台風12号のせいで延期され9月21日に改めて来池される予定がまたまた台風15号が近畿直撃で中止に。池田には縁がないのか、雨女ならぬ「台風を呼ぶ女」とでも言いましょうか…。今度は良いお天気…しかし倉田市長が辞任するという別の台風?が…。

 講演内容も関係者にとっては台風のようなものかもしれません。「子ども・子育て新システム」について、政府がやろうとしている内容の説明がありました。(テキストは9月2日を21日に貼り替えたままでした)

 TVニュースでしか見たことのなかった村木さんは女性エリートのバリバリかと思いきや、物静かで穏やかな方でした。でも女性が子育てをしながら働き続けるには、女性の権利も子どもの権利も不充分な日本の状況のなかで多くの壁にぶつかってこられたことでしょう。 な~んてことを感じながら講演を聞きました。

 急速に進む少子・高齢化。出生率低下の原因は「晩婚化の進行」と「夫婦出生児数の減少」「未婚率は男女ともに上昇傾向」、あわせて若年者の失業率は高水準にあり、非正規雇用の増加、さらに、結婚しても働き続ける女性は4人に1人しかいない状況がこの20年間続いていることなどデータをあげて説明されました。

 男性が家事にかかわる時間は世界的に見ても最低の水準であること、父親の育児参加を妨げているのは30代男性の5人に1人が週60時間以上の長時間労働であり、「働き方の改革」が急務であること、その結果子育てが孤立化し、負担感が大きくなっていること、それは働く親よりも自宅で子育てをする人のほうが孤立感が強いという事で、就労の有無にかかわらずすべての子育て家庭を支える取り組みが必要だとしています。

 問題点は把握していながら、子育て支援にかける各国の対GDP比はアメリカに次いで低いのが日本です。イタリア、ドイツは日本の約2倍、フランス、イギリス、スウェーデンなどは3倍以上の予算を使い出生率も上がっているそうです。

 日本の少子高齢化は政策的な遅れも大きく影響していることがわかります。
 子ども・子育て支援政策と労働政策の見直し・強化が欠かせないことを指摘しています。
 だから子ども・子育て新システムが最優先項目のひとつだとして、ワーキングチームがつくられ基本制度、幼保一体化などをすすめているというのがこれまでの状況です。

 問題点はつかんでいながら、その対策が本当に良いものかどうかが問題です。 …続く…
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by michiko_fujiwara | 2011-11-06 00:48 | 福祉・社会保障