藤原みち子の活動日記

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本当のチルドレンファーストへ…その2

 2011年2月26日(土)晴れ

 3月議会に出されている条例の一部改正の中に呉服保育所となかよし子ども園の定員を増やすという提案があります。

 いま全国的に、少子化といわれながら保育所不足が叫ばれています。そこには、ともに働かなければ生活できない雇用形態があります。池田市では待機児童ゼロといわれていますが、定員数を超えての受け入れや、駅前ステーションから遠い保育所への送迎によって待機児をなくしています。

 自分の預けたい保育所に入れないから申し込みをしないといった話も聞いており、潜在的待機児童は池田市にも一定数いると思われます。

 そうした需要に応えるための定員枠増であれば、少し方向が違うように思います。保育所をつくらずに定員枠を増やすだけで詰め込むやり方は自民党政権以来の施策です。

 政権交代して「チルドレンファースト」を掲げた民主党政権も「国、自治体の責任で保育所を増やす」ではなく、規制緩和をして「保育に参入する株式会社を増やす」政策です。

 日本の、保育に関する「国の最低基準」は1948年から同じで世界的にもきわめて低いままに置かれています。規制緩和ということはその最低基準さえなくしていく方向で(日本経団連は保育士の資格も要らないと言っています)保育の質の低下、子どもの命・安全性まで疑われます。既に14年ほどの間に認可保育所で35件、認可外では77件もの死亡事故があったと報告されています。

 質の高い保育所を増やすことこそいま急がなければならない課題です。

 日本共産党は、昨年「待機児童問題を解決し安心して預けられる保育を実現するために」という提言を出しています。

 1年間で10万人分の認可保育所を国の責任でつくる。それも自治体が計画を持ってやるという提案をしています。また、保育条件の改善や、保育資産を増やし労働条件を改善すること、障害児などのための専門職員の配置、保育所を地域の子育て支援センターとしての機能強化をすることなどを提案しています。

 フランスなどヨーロッパでは、子育て支援にお金をかけることが未来の社会の担い手を育てることになり、自分たちに帰ってくるという社会全体の合意があり、政府がそこに予算をしっかり当てています。

 ヨーロッパで子育てのために予算をかけてきたこの間、日本は「構造改革」で福祉を後退させてきました。若者の2人に一人が非正規雇用、長時間労働で家族の団欒もない働き方も子育てしにくい背景にあります。少子化が進むのは日本だけという問題の根本を見直す必要があります。
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by michiko_fujiwara | 2011-02-27 00:46 | 福祉・社会保障

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


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