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藤原みち子の活動日記

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池田呉服座杮落とし

 2010年11月1日(月)曇り
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 池田本町通に大衆劇場「池田呉服座」がオープンしました。41年ぶりの復活です。

 呉服座は、明治時代に猪名川の袂に歌舞伎や漫才など大衆娯楽の劇場として建てられ市民に親しまれましたが、テレビなどの普及で芝居を見る人が減り商店街の衰退などともあいまって1969年に廃業。その後愛知県の明治村に移築されました。                  池田呉服座杮落とし_c0133422_1242155.jpg
                                    
 今年5月に池田で最後の映画館が閉館しとても残念に思っていましたが、このほど大衆演芸場「池田呉服座」として復活。山崎さんと言うアマチュア劇団の座長さんが、私財を投じ、池田市の協力で明治村の了解も得て、懐かしの呉服座が新生オープンしました。
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 私たち議員もオープニングセレモニーに参加させていただきました。式典は杮落とし公演をする「劇団紀伊国屋」の澤村章太郎氏が司会で、座元となる山崎氏の挨拶、一緒に立ち上げに尽力された橘氏、公演を取り仕切る山根演芸社の山根氏、倉田市長、照明で尽力されたという南條氏(青汁でおなじみ?)、岸上商店会長から挨拶がありました。その間目頭を押える山崎氏。

 印象に残ったのは山根氏のご挨拶。

 「山崎さんが私財を投じたのだから『山崎呉服座』と名乗ってもおかしくないのに、あえて池田を名乗った意味を考えて欲しい。池田とともに街の人街の中で如何に満足に満たしていくか、行政に大きな宿題として考えて欲しい。池田には美しい景観があり、美術館や劇場に歩いて通える地の利がある。この街をどうデザインしていくか、一途に発展させるのではなく、これまであるものを豊かに生かしていくことが大事だ」…と。

 桟敷席の壁には呉服座に掲げられていたと言う「歓望極」の書が掲げられていました。
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 式典のあとは華やかな舞踊ショー。澤村慎太郎座長の妖艶な女形は女性よりも美しい。追っかけがいるというのも頷けます。あとでインターネットで素顔を見ると全く別人のようでした。

 大衆劇団は全国で約200団体あるそうですが、AランクからDランクEランクまであるらしく、A~Bランクは2年先までスケジュールが決まっているそうです。 杮落とし公演を引き受けられた「劇団紀伊国屋」は、そのAランクに相当するそうで、よく呼べたものだと感心するやら池田にとっては嬉しいやらです。
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 11月~12月は池田呉服座での公演です。昼の部は12時半から、夜の部は18時からの2回公演。木戸銭は一般・1900円、市民割引1600円とリーズナブルなお値段です。芝居の演目と舞踊の内容は毎日変わるそうです。毎日でも観にいけますよ。是非期間中にお芝居も観にいきたいものです。 
by michiko_fujiwara | 2010-11-02 01:25

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


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