地下からの生還…33人全員無事
チリ鉱山落盤事故から奇跡の生還。8月5日の事故発生から2ヶ月以上も地下に閉じ込められていた33人の作業員全員が無事救出されました。
朝からどのワイドショーも現地からの救出状況を報じていました。今日は土木委員会でしたので最後の一人を残して市役所へ。
この間も小さな地震が頻発していたといいますから、ホントに無事でよかったですね。
こんなに長い期間閉じ込められると、普通は精神的にも追い込まれパニックになってもおかしくないでしょうが、リーダーの判断と統率力が素晴らしい。わずかな食料やスペースを分け役割分担をするなどこの状況のもとで規律を守ってきたそうです。
19歳から63歳までの各世代33人をグループに分け、班長を決めて規律を守らせてきたなんて、とても冷静な処置。しかもみんながそれに従ったことも…自分の事しか考えないような風潮がある中で人間捨てたモンじゃないですね。
久しぶりに明るい話題でした。
一方で、「核兵器のない世界を」と期待を抱かせていたオバマ政権下で、未臨界核実験を強行。核廃絶を願う人々に大きな失望と怒りを与えました。オバマさんお前もか、と言いたいですね。
「核兵器の安全性、信頼性を維持するのに必要な科学的データを得るため」とのことですが、核兵器にどんな安全性を求めるというのでしょう。何を信頼せよというのでしょう。安全性が危ぶまれるのであればなおさら、速やかに解体・廃棄すべきではないでしょうか。5月にニューヨークで開かれたNPT(核不拡散条約)再検討会議の最終文書の精神からも逸脱するものです。
広島・長崎市長を含め、多くの平和を求める団体からも抗議行動が行われています。