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藤原みち子の活動日記

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本会議 冒頭は第6次総合計画についての討論

 2010年9月8日(水)小雨のち曇り&晴れ

 台風9号は、池田市にとっては恵みの雨となりました。おかげで開催も危ぶまれていた9月議会・本会議は予定通り開かれました。

 冒頭、休会中に総務委員会で審議された「第6次総合計画基本構想案」について、委員長報告と討論が行われました。

 私たちはこの間、あくまで地方自治体の使命である「住民の福祉、健康、安全を守る」という立場で審議に臨みました。その結果、5点に渡る理由を挙げ、山元議員が反対討論を行いました。(全文はいずれ議員団のHPにアップします)

 計画案の特徴は、自公政権がすすめてきた「地方分権改革」を引き継ぎつつ、民主党政権の「地域主権戦略」が加わったものがその底流にあります。

 地域分権と広域化の推進が計画の中心にあり、財政面でも歳出削減の柱となっていました。とめどなき行財政改革の推進と事務事業のアウトソーシング化で、果ては住民の暮らしを守る福祉の分野にまで「自助(自分の責任で)、共助(住民がともに支えあう)、公助(最後に行政が助ける)」を持ち込み、行政の責任を地域に肩代わりさせようとしていることは地方自治の本旨に逆行するものです。

 教育の分野でも、教育コミュニティの果たす役割が求められ、小中一貫教育が計画の中心におかれています。しかし小中一貫教育には学校統廃合も含まれており、私たちは、「豊かな教育」をいうなら少人数学級の推進こそ実施すべきこと、国ですらその方向に向かっており、「教育のまち池田」として国の先取りをするよう求めました。

 民主市民連合と公明党が賛成討論。自民同友会は総務委員の一人が議長であり、もう一人は委員長であることを理由に討論を避けました。しかし、討論は総務委員でなくても出来るのですから、12年間の総合計画という重要さを考えるなら、採決だけではなく会派の考え・賛成理由を明らかにすべきだと思うのですが…。
by michiko_fujiwara | 2010-09-08 22:43 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara