小児用ヒブワクチン、子宮頸がんワクチン接種助成を来年度から実施 … しかし …
最終本会議が終わりました。8人の議員が一般質問をし、最後に意見書の採択が行われました。意見書は日本共産党が6本(政治とカネ、都市再生機構賃貸住宅、こども手当ての財源見直し、児童虐待防止策、日本軍慰安婦、米軍普天間基地)提出した中から、「児童虐待防止策の抜本的強化を求める意見書(案)が全会一致で採択されました。
日本共産党議員は5人とも、今日質問をしましたが、この議会は徹底した「共産党シフト?」と思える市長の対応が目立ちました。
質問通告が15日に出揃うと、「園芸高校移転誘致問題」と「教員の人事権移譲問題」で記者発表。白石議員が園芸高校問題で通告を出し、難波議員が教員の人事権問題を通告したからその前に?と思うようなタイミングで16日、18日に発表。
そして今度は、出来レース(予測はしていましたが)かと思えるような公明党議員への「ヒブワクチンと子宮頸がんワクチンの接種に対する助成を来年度から実施する」という答弁があった昨日、議会も全部終了していないうちにその内容が新聞各紙に掲載されました。ある新聞には「池田市が~と発表」と書いてありましたが…。
今日私が同じ内容で質問することになっていたため、私には答えたくないかのようなタイミングです。案の定、私の質問には「新聞社が質問を聞いて記事にされただけ」と説明をするだけで、ワクチン接種助成に対する具体的答弁を避けました。
昨日、記者は誰も議場にはおらず、市長は「音声で聞いておられたのでしょう」と言いましたが、記事には昨日の答弁では答えていない具体的な助成内容が掲載されていましたし、揃っていたとは思えない大手新聞各紙が取り上げていること、 私が記事をふまえ具体的助成内容について質問した際には「来年度の予算で前向きに考えていきたい」と答を避けましたが、記事には掲載されているのは何故?
しかし、前向きに考えていただくようですから、どうせなら全額助成で府下に先駆けるような快挙を検討して欲しいものです。
とまあ、いつになく大人気ない市長の態度でした。