60分の24
今日は池田民商の定期総会と60周年の記念レセプションが催されました。
昭和24年から準備され25年に池田民商の前身・生活擁護同盟が誕生しました。以来60年を数えます。このうち24年間、私は事務局員として池田民商にお世話になりました。
入局当時は、まだ景気の良い時で税金相談が主な内容でした。申告時期が過ぎるとホッとしたものです。
バブルがはじけた時もまだ直接の影響はあまり見られませんでしたが、徐々に景気が悪化し、消費税の導入からさらに5%に増税された時は倒産廃業が相次ぎました。融資相談が増え、サラ金の相談も多くなり、生活相談が日常的になるくらい中小業者の営業は悪化する中で、商売を何とかしたい、知恵を出し合おうと経営交流会も行いました。
0-157、水害、阪神淡路大震災と困難も続きましたが、50周年には元気な民商を見てもらおうと、駅前公園で「民商まつり」を行ったことも懐かしい思い出です。
レセプションには、柿原高弘さん(元市議)も元気な顔を見せられました。もちろん議員になられる前は民商の事務局長でしたから、私の知らない時代の勇ましい話が披露されました。過去は現在から未来へ通じると含蓄のある挨拶でした。
久しぶりに懐かしい顔ぶれに逢いちょっとタイムスリップした気分のひと時でした。