難波府立体育館は笑いの渦
難波の府立体育館で日本共産党の演説会がありました。8500人が府内各地から集まり、大阪狭山市長やJA高槻の代表幹事さんをはじめ多くのメッセージも寄せられたとのこと。
地方議員を代表して、大正区選出の小谷みすず府会議員が決意表明。
先日追加発表された比例候補の神田美佐子さんからも決意表明がありました。元大阪府職労の委員長だった神田さんはヨーロッパの労働者の実態に比べ日本の労働者の異常な長時間労働、学校の教師も夜遅くまで勤務しておりパトロールの人に不信人物と間違えられた話など紹介、女性差別の問題も取り上げこんな異常を正さなければならない。日本共産党の躍進をと訴えられました。
大阪選挙区候補の清水ただしさんは、菅新内閣について、アメリカにしかられるとコロコロ転がる「空きカン」内閣だと指摘。さらに選挙にあたり5つの政策を延べ、「ラジオ派遣村」の番組に寄せられた派遣労働者の実態を紹介し、とりわけ雇用の問題に力を注ぎたいと決意を述べました。
志位委員長は、普天間問題は結局辺野古の海を埋め立てるという最悪の案に行き着いた。政治とカネの問題も、みんな揃って秘書のせいにして責任をとらない。 鳩山氏は国民が聞く耳を持たなくなったと言うが、沖縄県民の声に聞く耳を持たなくなったのは鳩山さんじゃないか、これらは民主党の共同責任であり、特に菅さんは副総理として重い責任がある。辞めることで取り除かれたなどとんでもないカン違いをしている。日米合意自体を撤回すべきであると述べられました。
さらに、二つの政治のゆがみ、アメリカ、財界にものをいえない政治でいいのかが問われていると具体的事実を示して訴えられました。
トヨタ、いすずに乗り込んで直談判をしてきた話、アメリカでNPT会議議長をはじめ各国の首脳との会談、アメリカ国務省との会談にも臨み、意見の違いはあっても道理ある話をすれば、「意見交換は有意義であり民主主義の基本、これからも続けましょう」とアメリカ自身からいわれたことを紹介されました。
後日談として、アメリカのメディアが、志位委員長との会談について、「一貫性があった、鳩山首相は一貫性がなく対照的だったと報道していたことも紹介されました。
演説会終了後、舞台上で「ラジオ派遣村」のバナナの叩き売りの録画取りが行われ、「派遣村村長カレー」の叩き売り、日本共産党の叩き売り、最後は志位委員長の叩き売りならぬたたき上げ口上と、普段は見られないたたき売りが見られました。