戦没者追悼式
午前中は、池田市主催の戦没者追悼式に参列しました。
市長の式辞、来賓者の追悼の辞の後、参列者の献花です。遺族会の方々の高齢化が目立ちました。参列者も年々少なくなっているのでは…。北摂各市の遺族会の方も来られていました。
エレベーターでご一緒した女性は、「昨年は具合が悪くて来れなかったけれど今年は何とか来れました」と仰っていました。
60余年の時を超え、ひとり、また一人と戦争を体験された方たちが亡くなっていくと、戦争の悲惨さ、2000万人もの被害者の苦しみまで風化しないだろうか、また再び戦争へとひた走る輩が出てこないだろうかと心配します。
75名の戦没者と仰っていましたが、どのご家庭でも多かれ少なかれ戦争とのかかわりは持っておられると思います。兵士だけが被害にあうのではなく戦争は何の罪もない子どもや女性たちも巻き込まれてきました。
日の丸のもとで、「天皇陛下万歳」と言って敵に向かわせられた時代、天皇が「もう一戦果挙げてから」と言って終戦を延ばしたためにヒロシマ、ナガサキの被害は起きました。その天皇の世がいつまでも続くようにと歌う「君が代」…本当に日の丸・君が代が日本の国旗でいいのでしょうか。国民が納得できるような、世界に恥じることのない国旗・国歌に変えるべきではないでしょうか。
午後は、池田駅前公園で、豊能暮らしと雇用を守る総決起集会が開かれ参加しました。
集会ではダイハツ工業が2000人ものリストラを進めてきたこと、ダイハツで働く中国人の派遣労働者からまたも相談を受けているという話、仕事はないはずはないのに雇い止めになるといった生々しい話が報告されました。
中小業者の実態も、融資の申し込みが増えており、2年前に借り替えた人が今年もまた融資を受けたいと、資金繰りの苦しさを訴え相談に来る人、事業主が病気になって仕事が出来ないため借り入れをしたくても返せない人など生活もままならない状況が続いていると深刻な状況が報告されました。
その上消費増税などとんでもない。大企業の減税になっただけである。企業が社会的責任を果たし、雇用の確保や仕事の発注などすべきであることなどなどリレートークが続きます。
豊中市長選に出馬の決意をされた、堀田明美さんからも連帯の挨拶がありました。
雇用の安定がなければ景気の回復などありえません。国は企業への応分の負担を求めるべきですね。