厚生委員会
今日は厚生常任委員会でした。
付託された議案は、条例改正案3件、国保会計予算、老人保健医療会計予算、介護保険会計予算、後期高齢者医療会計予算、そして一般会計予算の厚生関連部分の審議で、午後9時30分ごろ終わりました。
乳幼児医療費の助成については、1子目が就学前まで入院・通院ともに引き上げられました。しかし引きかえに所得制限を設けました。この制限は、3子目の小学3年生まで、4子目の6年生までの子どもたちにも適用され、229人の子どもが助成から外されることになります。
これによる軽費効果は約600万円、それならいっそ所得制限をはずしてはどうかと質しましたが、経済状況を見極めてできるだけ早い時期に所得制限をはずしたいとの答弁でした。
いまや全国の流れは義務教育終了まで広がっており、18歳まで引き上げる自治体も増えつつあるといいますと、市長からは、状況が安定すれば、全国平均並みに引き上げたい所得制限もはずしたいとの答弁がありました。7月には一定見極めができるのではないかとのことでした。
一般会計の中には妊婦健診の助成額引上げが含まれています。2500円の14回でしたが500円アップの3,000円・14回で一人42,000円に上がります。女性特有のがん検診(乳がん・子宮がん)事業は今年も延長して実施されます。
赤ちゃんステーションは保育所・幼稚園・共同利用施設などにオムツ換え用台等を設置し、授乳するときはパーティションで区分しておこなうとの答弁がありました。