8年間も介護保険料取りすぎ?

 2010年2月18日(木)晴れ

 東大阪市で介護保険料が多めに徴収されていたことが明らかになりました。

 国民健康保険に加入している40歳~64歳の方は介護保険の2号被保険者として国保料と同時に介護納付金を徴収されています。

 その保険料総額を決める社会保険診療報酬支払基金に、実際の加入者より多い数字を報告したことが原因で本来より高い保険料を市民から徴収していたということのようです。2002年度以降2009年度まで8年間も多めに徴収されていたとか。

 市の担当者は2008年4月には集計ミスに気付いていたにもかかわらず、議会にも市民にも公表せず、対策も取られないまま09年度も過大に徴収していたとのこと。日本共産党議員団が新年度予算案の説明を求める中で誤りがあることを認めたそうです。分かっていながら続けていたとは信じられません。

 党議員団は全容を市民と議会に明らかにするとともに、市民に取りすぎ分の返還をするよう求めていましたが、今日のニュースによると、2年分は市民に返すようにするとのことでした。残り6年分をどうするのかはまだ分かりませんが、市民に納得の行く形で返還されるべきでしょう。

 制度導入に合わせてつくられたシステムのプログラムに問題があったとのことですが、どの自治体でも同様のシステムを導入されたとすれば、東大阪だけの問題で済ますわけにはいきません。総点検が必要ですね。池田市で加入者数を間違えているとは思えませんが…。

 それでなくても介護保険は制度導入以来ずっと黒字で基金に積み立てられてきました。 一旦基金に積み立てられると、後々のためにと中々取り崩されず、池田では、昨年やっと半分強の3億6千万円が、保険料値上げを抑えるために取り崩されたところです。

 今年も3月議会で新年度予算について審議されますが、介護給付額をどう見積もるかが保険料に影響します。ただし介護保険制度は3年毎の事業計画ですから今年は計画に沿った2年目の事業ということになります。こんなに情勢の変化が激しい時代に3年先を見通す作業は難しく、どうしても多めに見積もってしまう傾向があるのではないかと思います。厳しい時代、市民にとってはそんな余裕はないのですが…。
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by michiko_fujiwara | 2010-02-19 01:26 | 福祉・社会保障